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離婚後も子供のために続称をしたいママ!子供と同じ戸籍を希望するママ!手続きのまとめ

ここでは、続称の手続きと、子供を自分の戸籍に入れる場合の手続きについてまとめました。

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離婚によって夫の戸籍を出ることになった母親が、子供の親権を持つ場合は、離婚後の姓や戸籍について考えておく必要があります。

 

離婚をすると、姓は結婚前のものに戻ってしまいますが、子供がいて、就学中に子供の名字が変わってしまうことを避けたい、などの理由で、婚姻後の姓を続ける(婚氏続称)ことが可能です。また、親権を持ったが、子供の戸籍も自分と同じ戸籍に入れたい、と希望する場合も、手続きによって可能です。

 

ここでは、続称の手続きと、子供を自分の戸籍に入れる場合の手続きについてまとめました。

 

  • 婚姻時の姓を引き続き名乗りたい場合の手続き

 

離婚しても、そのままの姓でいたい、という場合の手続きは、裁判所ではありません。本籍地か在住する市町村の役場での手続きになります。「離婚の際に称していた氏を称する届」という書類を提出するだけです。この届け出に対しては、元夫も含めて誰も異議申し立てはできない、という強い効力を持っています。

ただ、届け出の注意点があります。

 

注意点①:届けの提出は離婚成立の日から必ず3か月以内に行うこと

注意点②:届け出を出すところは、本籍地か在住する役場になる

注意点③:婚姻の際に氏(姓)が変わった人からのみの申請になる

注意点④:届け出人の印鑑(認印可能)、身分証明書(運転免許所やパスポートなど)が必要

注意点⑤:本籍地以外での申請では、戸籍謄本が必要。この場合の戸籍謄本は、離婚後に編成したもの。

ただし、離婚届と同時に届けを出した場合は、戸籍謄本は不要。

 

一度この決定をして届けを出して認可された後に、「やっぱり結婚前の姓に戻したい」と思っても、そう簡単には戻せません。また、離婚後3か月を過ぎてしまっていた場合も同様です。これらの場合はどちらも、家庭裁判所の許可が必要になりますので、「氏の変更許可の申立て」(戸籍法107条1項)により、審判を求める必要があります。なるべくそういう事態は避けたいので、離婚後の姓については、よく考えて決めましょう。

 

  • どうする?子供の戸籍!

 

~新しい戸籍を作る~

婚姻時に妻が夫の戸籍に入っていて、離婚後は夫の戸籍から抜ける場合の話をします。離婚をしても、子供は夫の戸籍に入ったままで、姓も変わりません。たとえ、妻が子供の親権を持った場合でも同じです。つまり、たとえ妻が婚姻時の姓を続称したとしても、姓は子供と同じですが戸籍は異なります。

 

ここで問題なのは、子供の戸籍が夫と同じで自分と違っていてもいいなら、そのままほっておいて良いのですが、そうではなく、子供の戸籍を自分(母親)と同じにしたい場合です。親権を持っても、子供の戸籍は自動的に母親の戸籍には入ることはありません。そのため、婚姻によって氏を改めた母親が子供を自分の戸籍に入れたい場合は、最初に、母親を筆頭者とする戸籍を作る必要があります。

 

~子供の氏の変更をする~

その後は、1つの戸籍に入るには同じ姓である必要があるため、家庭裁判所に対して「子の氏の変更許可」(民法791条)の申し立てをします。子供が15歳未満であれば親権者が、15歳以上であれば子供自身が申し立てをすることになっています。

 

大変ややこしいのですが、婚氏続称をしている場合であっても、法律上は旧姓に戻っており、呼称上で婚姻時の姓が使えているというだけなのです。婚氏続称というのは社会的不便などを解消するための制度に過ぎないということなのでしょう。そのため、子の氏の変更をもって、法律上の氏を同じにする必要があるのです。準備書類は、子の氏の変更許可の審判申立書、申立人の戸籍謄本、収入印紙等です。

 

~入籍届を提出する~

家庭裁判所で、子の氏の変更許可が許可されると、その旨が書かれた審判書謄本が出されます。これを添付して、役場に入籍届を提出します。これで、子供を自分の戸籍に入れることができます。ただし、子供の意思を尊重するため、子供が成人して1年以内であれば戸籍法に基づき元の姓に戻ることが許可されます。

 

☆まとめ☆

 

離婚後は、財産分与や養育費・慰謝料などが気にかかり、姓や戸籍のことまでは後回しにしがちではありませんか。親権のことでもめて、ようやく自分が親権を持てたことでほっとしていたら、離婚後3か月過ぎていた!という事態になって慌てることがないよう、事前によく考えて準備をしておきましょう。

 

ポイントは、離婚時までに氏(姓)の選択をしておき、続称を希望する場合には、期間内に届け出を出しておくことです。参考になりましたら、幸いです。

 

 

(文/ゆー 画像/123RF)

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