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離婚に踏み切るベストなタイミングはいつ?

離婚したいと決意をしても、いざ離婚となるといろいろなことを考えてしまいますね。「離婚して大丈夫かな?」「離婚が子どもに悪い影響を与えないだろうか?」などといったことも心配ではありませんか。そこで、今回は「離婚をするのにいいタイミングはいつか?」ということについて考えていきたいと思います。

■思い立ったらすぐ離婚、は待って!

夫からDVや浮気などの不貞行為があった場合は、すぐ離婚!という決断もありだと思います。でも、離婚によって自分はもちろん、夫や子どもの生活パターンが一変するのです。それほど離婚は一大事なのです。

そのため離婚を決めても、その決断が正しいのかよく考える必要もありますし、離婚の時期についてもいつがいいのかをよく見極めておくほうが後悔はないでしょう。

もし、「離婚したいけど、どうしよう」「離婚したらやっていけるかな」など少しでも迷いや悩みがあるのであれば、離婚をもう少し先延ばしにするくらいの気持ちで待ってみてはどうでしょうか。

■経済的な面を考える

離婚をすると、最も大変なのがお金。夫の稼ぎは基本的に夫のものになり、妻のものにはなりません。養育費や慰謝料がもらえても、それだけでやっていくことは難しいです。そうなると、生活費を自分が主となって稼ぐ必要があります。離婚後、子どもを育てながら一馬力でやっていけるのか、仕事はあるのか、といったことに即答できますか?

離婚前までは専業主婦だった場合は、ブランクがあるとなかなか雇ってもらえない現実も。また、子どもがいると、ましてまだ幼い子どもがいるママさんの場合は、思うように動けず、働く時間も限られてくるので、希望の仕事が見つかりにくいことも多いです。

そんな厳しい現実がありますが、子どもを育てながら仕事をしていく、自分一人で家計を支える、という覚悟が離婚前には必要です。離婚に踏み切る前に、職を見つけておくことがおすすめです。

■子どもの気持ちを考える

子どもの年齢や就学の時期を意識しましょう。まず、子どもが小さいときに離婚していい場合と良くない場合があります。まずいい場合は、子どもがまだ幼いときだと、まだよく離婚の意味が分からないし記憶もあいまいなので、傷つかないうちに離婚できるというメリットがあります。

一方、良くない場合ですが、子どもが父親を慕っている場合は、父親がいなくて寂しい思いをすることもあるかもしれません。

そして、離婚によって家を出ていく場合は、住所が変わるほか、子どもの学校も変わってしまうことがあります。転校によって子どもがすぐに学校や友達になじむまではやや時間がかかりますし、子どもの負担も大きくなります。可能であれば、就学前に離婚をするほうが子どもにとってはいい、ということも意識しておくといいでしょう。

また、子どもが中学生くらいの思春期の頃の離婚には十分注意が必要です。思春期は、ささいなことでも心が微妙に揺れ動き、多感な時期です。そんな時期に、両親の離婚というショッキングな出来事に見舞われると、子どもの心は深く傷を負うかもしれません。

それでも、この時期に仕方なく重なってしまった場合は、子どもの心のケアを十分にしなくてはなりません。ケアというと大げさなように聞こえますが、子どもの声に耳を傾け、子どもの気持ちに寄りそうことがまずは大切でしょう。

また、子どものことを第一に考えるとしても、そのために離婚を早めたり先延ばしにしたりして大変だったということは、子どもに悟られないように気を付けましょう。そのことで、「自分のためにママは苦労した」「それだったら、もっと早く離婚してほしかったのに」と子どもが思い悩んでしまうこともないとは言えないからです。

■離婚のタイミングは早ければ早いほど、いい?

「離婚は早いうちがいい」といわれることがあります。経済的なことや子どものことをよくよく考えて離婚することが大切ではありますが、離婚を決めたら離婚をするのはできるだけ早いうちがいいのです。もっと言えば、若いうちのほうがいい、ということになります。

それはなぜでしょう? シングルマザーになったら、手当てや親にばかり頼ってはいられません。自分で働き口を見つけて働く人がほとんどです。最近は、団塊の世代の退職の時期で、人手不足になっているので採用が増えてきた、とはいえ、採用する企業側からすれば、雇う人は若い人のほうが望ましいのです。

例えば、30代の人と50代の人で同じ能力で採用に迷った場合は、間違いなく30代の人を雇うでしょう。それは、若い人のほうがより柔軟性があり、活力があるからです。そして、おそらく、より仕事を覚えるのが早いだろうし、長く働いてくれるだろうという期待が持てるからでしょう。

働くことに重点を置いて考えるのであれば、離婚を決めてその決心がゆるがないのであれば、早いうちにしたほうがいいということになります。

■離婚の時期の注意点

配偶者控除を受けている方は、年度末ぎりぎりの離婚は損です。配偶者控除を受けられるかどうかは12月31日時点で判断されるためです。

例えば12月15日に離婚をすると、その年の配偶者控除が受けられなくなります。もし少しでも経済的に損をしたくないのであれば、頑張って年明けまでは離婚の時期を延ばしましょう。

■本当に離婚して大丈夫?

今一度、本当に離婚していいのか考えてみることも大切です。コミュニケーションを十分とっているか。コミュニケーション不足が離婚に至る可能性だってあります。もう一度気軽に声をかけることから始めてみるものいいかもしれません。

離婚後の生活設計に不安はないか、離婚後の収入の全体像をシミュレーションしてみましょう。実家に戻るのか、母子家庭でアパートを借りて暮らすのか、保証人は誰がなるのか。公的支援を受けるとどれくらいの生活ができるのか。何か資格など持っていてそれなりの生活の見通しがあるのか。もちろん毎月収入があるかどうかは大きな問題です。

アパートを借りるにも無収入だと無理だと考えましょう。また養育費も継続的に支払われる保証はありません。現実的にも途中で滞ることが多いのです。楽観的な見通しだけで離婚をするのはおすすめできません。

■離婚をうまく切り出す方法

女性は男性に比べ感情的になりやすい傾向があります。一方、男性は論理的なタイプが多く、理屈を好む傾向が強いといえます。妻から離婚を切り出すなら感情的にならず冷静に話をしましょう。

そのためには、事前に離婚理由を整理しておくことが大切です。とかく相手と話を進めるうちに感情的になり、何を話しているか分からなくなることを避ける必要があるからです。おすすめの方法は紙に書くなどして頭を整理することです。

一人で話を切り出すことができないようであれば、弁護士を通じて話をすることもいいでしょう。

~まとめ~

離婚を決める前に子どもの気持ちや状況を考えることは大切です。離婚は子どもの心にダメージを与えますが、それよりもっと悪いのは、両親が不仲である様子を日常的に目にすることや、母親や父親が苦しんでいる姿を見ることなのです。

経済のことも考えなくてはならないし、離婚を決めるのは勇気のいることです。今すぐ離婚をするべきか、もう少し考えるべきか、一度悩んで家族にとって子どもにとってベストな決断をしてくださいね。

(文/ゆー、ルーミス 編集/シンママStyle編集部 画像/123RF)

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