ライフスタイル

離婚してすぐ結婚できる?ちょっと気になることのまとめ

シンママStyle編集部

 

離婚してすぐに彼氏彼女ができて結婚したい、実は離婚してその前から付き合っていた人との間に子供ができて早く結婚したい、などとなった時には、果たして離婚後すぐに結婚できるの?してもいいの?ということが気になりますよね。

 

男女の違いや、妊娠しているかしていないかの場合で変わってきます。判断の基準はどこにあるのか?気になることをまとめました。

 

  • 男女の違い

 

一言でいえば、男性は離婚後すぐに結婚できます。一方、女性は離婚後100日を経過していれば再婚できます。民法733条分に規定されるとおり、女性にだけ「再婚禁止期間」というものが存在します。男性にはありません。なぜ、男性だけすぐに結婚できるの?不公平じゃないか!と思われるかもしれません。

 

その理由は、子供が離婚後生まれた場合に、誰の子かわからなくなることで父親間の争いを避けるためにあると言われています。医学や科学技術が発展した今では、そんなことは調べればわかるように思われるのですが、法律上それは変わっていません。

 

以前は、離婚後6カ月は再婚できないと規定されていました。それが、2015年に改正され、期間が短縮されています。

 

(再婚禁止期間)

民法第733条

女は、前婚の解消又は取消しの日から起算して100日を経過した後でなければ、再婚をすることができない。

 

  • 再婚相手の子供を妊娠した場合

 

離婚後すぐに再婚相手となる人の子供を妊娠した場合、離婚後すぐ結婚したいと思うのは誰しもそうです。離婚後100日を経過していればすぐ結婚はできます。

 

ただ1点、注意をしておかなければなりません。それは、離婚後300日以内に子供が生まれた場合、戸籍上元夫の籍に入ってしまいます。つまり、出生届を出すうえでも、元夫の子供として申請しなければ、市役所で受理されないということになってしまいます。

 

それだけは何としても避けたいあなた、再婚相手を父親として申請する方法があります。それは、医師に「懐胎時期に関する証明書」を書いてもらい、それと一緒に出生届を出すのです。そうすれば、民法772条に当てはまらないものとして、元夫の子であるという証明が立証されなくなります。条件として、書面に記載された懐胎日が離婚した日よりも後であることがはっきりとしている必要があります。その点の確認を忘れないことが大切ですね。

 

ちなみに、結婚後200日を経過して子供が生まれた場合は、当然ながら新しい夫との子供として普通に出生届を出すことができます。

 

民法第772条

  • 妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と推定する。
  • 婚姻の成立の日から二百日を経過した後又は婚姻の解消若しくは取り消しの日から三百日以内に生まれた子は、婚姻中に懐胎したものと推定する。

 

  • こんな特例も

 

基本的には離婚後100日を過ぎれば女性は結婚することが可能なのですが、実はもっと早く再婚することが可能な例があります。

 

  • 元夫と再び結婚することになった場合

離婚後に妊娠がわかった場合も、子供の父親が誰なのかははっきりしているため

  • 離婚前に妊娠がわかって出産している場合

離婚前に出産した場合であれば、次に再婚して出産した場合は、再婚相手との子供であると容易に判断できるため

  • 女性が60歳以上の高齢者である場合

妊娠する可能性はないと判断できるため

  • 女性が医学的に妊娠しないことがはっきりしている場合

子宮摘出など、女性が医学的に妊娠しないことがわかるため

  • 夫が3年以上行方不明で裁判所により離婚が成立している場合

夫が3年も行方不明では、元夫の子供を妊娠することがないと判断できるため

 

民法第733条 2

前項の規定は、次に掲げる場合には、適用しない。

一 女が前婚の解消又は取消しの時に懐胎していなかった場合

二 女が前婚の解消又は取消しの後に出産した場合

 

  • もし再婚禁止期間を破ってしまったら?

 

もしも、100日という再婚禁止期間を守らずに、再婚届が役所に受理されてしまった場合はどうなるのでしょうか?それで罪に問われることはありません。間違って受理してしまった方の責任も問われることになりますから。ただ、問題は、離婚後早くに子供を出産した場合です。

 

再婚禁止期間を破って、かつ300日以内に出産した場合は、その子供の父親は戸籍上誰になるのか、それは裁判所が判断することになってしまいます。

 

子供の父親が誰なのか、誰よりも、母親が一番わかっていることなのに、それを第三者に決定されてしまうのは、なんとも悲しいことですよね。

 

ここでわかることは、とにかく再婚禁止期間の100日、すぐに結婚したい場合にはとても長い日数だけれども、そこをあえて我慢して待つことが大切である、ということです。

 

  • 法改正での朗報

 

女性の再婚禁止期間が短縮されたことによって、2015年12月16日(法改正日)から約1ヵ月半の間で、離婚後半年満たないうちに再婚届を出した夫婦は、全国で202件もあったそうです。

 

子供が誰の子供であるのかをはっきりさせるために再婚禁止期間というものがあるのはわかるとしても、女性には子供を生む年齢のタイムリミットというものがあります。

 

色々な事情や理由があるとしても、再婚相手との子供をできるだけ早く持ちたいと思う女性は多いことでしょう。

少しでも期間が短縮されたことによって、前向きな気持ちになれますね。

 

☆まとめ☆

 

離婚から再婚までの期間は、実際は長めにとっておく方が、周囲からの理解や目はあたたかいという話をよく聞きます。しかし、年齢的なことや様々な事情で、再婚を急ぐ場合もあるので、あまり気にされないで前を向いて進みましょう。再婚によって、ママさんはもちろん、家族みんなが幸せな生活を送れることが一番大切なことなのです。

 

女性が子供を生む性である以上、再婚禁止期間の撤廃はなかなか難しそうですが、定められた期間を守り、守らずに妊娠をして裁判所にお世話になるという事態は避けることが、最も早い幸せな再婚への近道と言えそうです。

 

 

(文/ゆー 画像/123RF)

 

シングルマザー向けの有益な情報をメルマガ配信します(無料)
メールマガジン登録はこちら

カテゴリ:ライフスタイル

シンママStyle編集部
シンママStyleの編集部です。シンママStyleは毎日忙しいシングルマザーのみなさんにお家探しから得する制度まで役立つ情報を毎日お届けします。

PREV

シングルマザーのための情報サイト、シンママStyleです。毎日忙しいシングルマザーのみなさんにお家探しから得する制度まで役立つ情報を毎日お届けします!