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さまざまな感情が揺れ動く「離婚前日」を乗り切るポイント

離婚届を出す日がいよいよ前日に迫ったとき、これまで目を背けていた悲しみや寂しさに突如襲われることがあります。お互いが納得して離婚を決めたとしても、いざ離れる日を目前にするとさまざまな思い出がよみがえり、情に押し流されそうになってしまうことも。

心底嫌いになったわけではない限り、なかなかこの日を心穏やかに過ごすのは難しいかもしれません。今回は、試練の日とも言える「離婚前日」を乗り切るためのポイントをお伝えします。また、シングルマザーになる心構えもまとめました。

■やるべきことをリスト化して雑念を排除

離婚前後は、手続きなどが多く慌ただしくなります。これらを事務的にこなすことで雑念を忘れ、とにかく物事を前に進めるのも一つの方法です。離婚前にやっておくべき手続きの最終確認と、離婚後にするべき手続き内容を確認しておきましょう。

引っ越しを伴う場合は、荷物の置き忘れに要注意です。忘れ物があれば双方労力を要しますし、関わる分心理的な負担も増えてしまうおそれがあります。

■今後の連絡方法についてしっかり取り決めをしておく

離婚してその場でスッパリと縁を切れるケースは稀で、大抵の場合は財産分与や子どもの養育費などでこれからも関わる場面があります。連絡先や連絡頻度、子どもとの面会の回数などは離婚前に決めておきたいところです。これらが食い違うと、すでに法律上の縁が切れている分こじれやすくなってしまいます。

離婚前にこれ以上ややこしい話をしたくない気持ちもありますが、しっかりと話し合いが必要な部分こそ今のうちに決めておいたほうが後々のトラブルを防げます。

■子どもの気持ちのケアに気を配る

離婚によって最もやるせない気持ちになるのは子どもです。いくら仕方がないとはいえ、自分と離れて暮らすことを親が受け入れたという事実は子どもに重くのしかかります。明日離れる夫に必要以上に冷たくするのも、すがったりするのも、子どもの気持ちを考えればあまりいいものではないかもしれません。

誰もがナーバスになりがちな離婚前夜だからこそ、子どもの心に傷を残すような言動は慎むよう、夫にも念を押しておきましょう。

■いっときの情に流されず理性的に考える

いよいよ離婚のときが目前に迫ると、嫌だった思い出よりも恋人時代や結婚初期のひたすらに楽しかったときの思い出が蘇ってくることがあります。つらい別れを目の前にすると「やっぱりもう少し頑張れるんじゃないか」という気持ちになるかもしれません。

そんなとき、無理に意地を張る必要はありませんが、これまでの悩みや離婚に至った決意を思い返してみましょう。相手に変わることを期待するのではなく、自分が相手の嫌なところを受け入れる覚悟を決めない限り、たとえ戻ったとしても同じ結果になる可能性が高いです。

離婚前のいっときの感情に流されて、安易に結論を変えることはないように気を付けましょう。お互いにとっての時間の徒労になる可能性が高いうえ、子どもをいたずらに振り回してしまうことになりかねません。

■これからの未来を想像する

これまで当たり前に続いていくと思っていた生活は、離婚によってがらりと変わってしまいます。今は心もとなく暗い気持ちになってしまうかもしれませんが、思い描ける夢はきっと何倍にも増えるはず。これからより素敵な人と出会えるチャンスだって、得意分野を伸ばして社会で活躍できるチャンスだってあります。

過去の思い出に浸るよりも、子どもとのこれからの生活をどうやって素敵なものにしていくかを考えた方が明るく前向きな気持ちになれるはずです。

■離婚したいと思ったとき、シングルマザーになるまえに考えておきたいこと

ここまでは離婚前日のお話をしてきましたが、離婚を決意するために必要なことはなんでしょうか。

夫のことがどうにも我慢できず、あるいは我慢の限界を超えたときに、「離婚したい!」と思ってしまうこともありますよね。離婚したいと思う理由はそれぞれあるでしょう。シングルマザーになって後悔をしないかどうか、それが大事なポイントになってきます。

そこで、シングルマザーの苦労や大変さも踏まえつつ、シングルマザーになる前に知っておくべきことや考えておくべきことをまとめました。

■シングルマザーの大変さを理解しておく

シングルマザーになる心構えはできていますか。シングルマザーになった人が苦労している点を知って、今一度考えてみましょう。

◎経済的に大変

シングルマザーになれば、児童扶養手当などひとり親向けの補助があります。しかし、そのお金だけでは当然母子が生活していくには十分ではありません。そのため、働きながら子育てをするシングルマザーが大半なのです。

◎一人で育児をしていく

頼りない夫だったとしても、多少なりとは役に立ったことはありませんか。子どもが小さければ小さいほど手がかかるため、子どもの送迎や体調が悪いときの子どもの世話などをしてもらったことがあれば、それも自分がしなければならなくなることを考えておく心構えが必要です。

◎子どもに苦労をかけるかもしれない

どうしてもママ一人で家庭が回らないときだってあるでしょう。経済的なことや時間的なことでどうにもできず、子どもに苦労をかけることがあるかもしれません。また、パパがいないことで子どもに寂しい思いをさせることがあるかもしれません。

■シングルマザーになる前に確認しておくべきこと

シングルマザーのように親一人で子どもを育てていくことは容易ではありません。いざひとり親になって困らないために、確認しておくことは何なのでしょうか。

◎正社員になるなど足場を固めておく

離婚する前に、就職できるあてはありますか。特別な資格など就職に直結する有利な条件は持っていますか。まず、シングルだとそう簡単に雇ってもらえる会社は少ないです。シングルマザーというだけで、子どもがいるからすぐ休むと思われて断られることもあるそうです。

離婚したいと本気で思い、それを実現したいのなら、まずママ自身が経済的な足場固めをしっかりしておくと安心です。

◎実家など頼れる先があるかを確認する

子どもが小さければ、病気になるなどしょっちゅう保育園から呼び出しがかかります。そのために毎度仕事を休んでいたら、減給になったりクビになったりするかもしれません。そんな時、実家の親などサポートがあると何かと安心です。ひとりで子育てをすると決めても、親の助けなく働くことは相当大変なことなのです。

■離婚する前にやっておくこと

離婚していざ困ったことにならないように、何を考えておくといいでしょうか。また、離婚届を出す前にやっておくべきことをまとめました。

◎DVの場合は弁護士や警察に相談する

DVが離婚したい原因の場合、ほっておくとひどくなる場合があります。また、精神的に支配されてしまって、子どもにも悪影響が及ぶこともあります。すぐに弁護士に相談して、法的措置を取ることが大切です。また、警察にも行って身を守るようにしましょう。

◎養育費の取り決めをしておく

離婚後は世話になりたくないと思っても、養育費は育児や家計の足しになるので、もらいたいものです。養育費をくれると口約束で終わらせず、公正証書という法的効力がある書類に残して、未払いを防ぎましょう。

◎子どもの親権や名字、戸籍をどうするかを決めておく

子どもの親権をどちらが持つか、また子どもの名字や戸籍をどうするかを決めておく必要があります。それによって、離婚時の手続きも変わってきます。

◎住むところをどうするかを決めておく

離婚したら、家を出て実家で暮らすのか、賃貸住宅に住むのか、市営住宅に住むのかなど色々選択肢があります。費用面や資金など具体的な計画を立てておくことが大切です。

~まとめ~

シングルマザーになるには、相当の覚悟が必要です。そして、離婚までにいろいろと決めておくことがたくさんあります。離婚することで大変さを感じている段階なら、シングルマザーになるには早いかもしれません。

どうしても離婚すると決めたなら、シングルマザーになることで自由になり、幸せだと思えるかもしれません。多くの男性が女性とそもそも思考回路が違うため、衝突することやイライラすることもあるでしょう。離婚したいと思いながらも踏みとどまっている多くの女性が、「亭主元気で留守がいい」とよく言うものです。

もし、気持ちを吐き出してすっきりするなら、まずはその方法をとってみてもいいかもしれません。離婚はあくまでも最終手段と考えましょう。子どものことや自分のことを再度考えてみて、後悔のない選択をしてくださいね。

(文/こまち、ゆー 編集/シンママStyle編集部 画像/123RF)

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