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シングルマザーになる前に!スムーズに離婚するための5箇条

シンママStyle編集部

 

これから離婚を考えているママさん、シングルマザーになる準備はできていますか? 迷いはありませんか? 世の中にはシングルマザーとして頑張っておられるママさんたちが、たくさんいます。みなさんがそれぞれ、離婚に至るまで、また離婚をしてからも色々な苦労を経験されているはずです。

 

離婚にはエネルギーが要ります。いざ、離婚となって慌てることのないよう、スムーズに離婚するために知って頂きたい5か条をまとめました。

 

第1か条:シングルマザーになるメリット・デメリットを理解しておく

 

メリット①夫婦間のストレスからの解放

喧嘩や口論、DVや不倫など、元夫からもたらされた精神的あるいは肉体的暴力から解放されます。夫婦間の不仲は、子供にとっても良くないので、ママがストレスなく笑顔でいられる日々が増えるのは、ママにとっても子供にとっても良いことです。

 

メリット②義両親への気遣い不要で気楽に

義理の両親との縁も切れ、口うるさく育児に介入される心配もなくなります。

 

メリット③生活のリズムを全て自分と子供中心に

夫がいると、帰宅してきたらご飯を作ったり、お風呂の準備をしたり、何かと夫を意識して生活を送ることになりますが、離婚すれば、それが一切なくなります。子供や自分のペースで生活ができるようになります。

 

デメリット①経済的に苦しくなる

元夫から養育費が仮にもらえても、それだけで家計を回していくことは難しいです。仕事をするにしても、小さな子供がいる場合はすぐに手に職をつけることはなかなか難しいのが現状です。家計をどうしていくか、それが最大の問題になります。

 

デメリット②「パパは?」「だんなさんは?」と聞かれる、気遣われるストレスと寂しさ

子供にとってひどい父親でない場合は、たとえ離婚してもパパはパパです。学校行事などでお友達がお父さんといる姿を見るたびに、悲しい思いをするかもしれません。また、周りの人からは、シングルマザーになったことで気遣いをされたり、知らない人からは旦那さんの話を持ち出されたりするかもしれません。そんな時に感じる寂しさやストレスに対処する方法を意識しておく必要があります。

 

第2か条:離婚にあたって必要な手続きについて知る

 

離婚届の提出

離婚の第一歩は、「離婚届」の提出です。市役所などの役場で受理されれば、法的に離婚が成立します。ただ、離婚に双方が合意していることが大切です。というのも、離婚に合意しない夫か妻のどちらかが、もしも、「離婚の不受理申出書」を「離婚届」よりも先に市役所に提出していた場合、離婚届を出しても受け付けてもらえないからです。

転居届の提出⇒住民票の移動

離婚して住居が変わる場合は、転居届を提出しておきましょう。そうでないと、新しい住所が記載された住民票を発行することができません。新しく住むことになった市区町村役場で提出しておけば、すぐに発行が可能です。ただし、他の市や都道府県で手続きした場合は、郵送などに約1週間かかることを注意しておきましょう。

国民年金、健康保険の変更と加入

仕事をしている場合は職場で加入しているので氏名変更などの手続きを職場で済ませることが大切です。一方、仕事をしていないママさんの場合は、離婚後、自分で国民年金と健康保険に加入する必要があります。国民年金は老後の年金に関わってきますし、健康保険は入っていないと病院の治療費などを自費で払うことになってしまいます。

 

元夫の扶養に入っていた場合は、まず元夫が扶養から外す手続きを勤務先で行い、それから妻が役場にて変更の手続きを行います。

不動産、銀行、免許証などの各種変更手続き

夫婦でよく財産分与について話し合ったうえで、夫婦名義の不動産がある場合は、どうするかを決めておきましょう。もし、不動産を手放すとしても、もし名義が残っていたら、固定資産税を支払う義務などが生じてしまう可能性があります。不動産名義の変更は、「離婚協議書」の作成→法務局で「名義変更登記」を行う。の流れになります。

 

また、銀行や免許証などの変更には、住民票が必要になりますので、必要枚数を用意しておきましょう。

 

第3か条:経済的な面を考える

 

  • 住まい

離婚後、住んでいる家は元夫のものになるのか、自分のものになるのか、大きな問題です。住まいにはとてもお金がかかります。賃貸ではなく持ち家だった場合は、大きな財産にもなります。自分のものになるのであれば良いですが、そこに居づらい、あるいは夫のものになってしまって追い出される、などとなった時に、新しい家に引っ越すために資金面をどうするか、決めておかなければなりません。

 

  • 仕事

離婚後は、ほとんどのママさんが仕事をしています。ただ、前述のとおり、小さなお子さんがいる場合は、当面パートなどでやりくりをする人も多いようです。

 

共働きであった場合でも、これまであった収入の約半分がなくなるため、当然家計は厳しくなります。その点をふまえて、仕事をどうしていくか、どれくらいの収入であればやっていけるかの試算をすることが大切になります。

 

第4か条:もらえるお金や支援の手続きを知る

 

もらえるお金はもらっておかないと損です。ほとんどが申請をしないともらえないので、しっかりとチェックしておきましょう。

 

  • 児童手当

母子家庭に限らず、日本国内すべての中学生までの子供を育てる世帯が対象となる手当です。

 

  • 児童扶養手当

ひとり親世帯向けに、地方自治体から支給される手当です。手当額は、物価の変動や所得によって変化します。例えば、児童1人:月額42,500~10,030円  児童2人:52,540円~15,050円(2019.3月までの金額)

 

  • 児童育成手当

18歳まで(18歳になった最初の3月31日まで)の児童を扶養するひとり親家庭が対象で、児童一人につき月額13,500円が支給されます。所得制限があります。

 

  • 特別児童扶養手当

精神または身体に障害を持つ児童を扶養する家庭を対象とした手当です。所得制限があります。

 

  • 母子家庭の住宅手当

20歳未満の子供を養育している母子家庭で、家賃に月1万円以上払っている世帯を対象に各自治体で助成制度が設けられています。どれくらいもらえるかは、お住まいの市区町村に確認が必要です。

 

  • 生活保護

一口に生活保護といっても、生活扶助・住宅扶助・教育扶助・医療扶助・出産扶助・生業扶助・葬祭扶助と7種類もあります。それぞれ、各家庭の状況に応じて支給がされます。基本的に、母親が病気がちで働けない、など何らかの事情があって、最低限の暮らしがその地域でできるように配慮され、支給されることが多いようです。

 

  • ひとり親家族等医療費助成制度

乳幼児や義務教育の児童を持つ家庭向け一般的な医療費助成とは別に、ひとり親世帯向けに医療費の助成があります。上記の一般的な医療費助成は子供だけに限られるのに対し、ひとり親世帯向けの方の助成は、親の医療費も助成の対象となります。

 

その他、所得税・住民税や国民年金の支払いの減額や免除、保育料の減免と免除、水道料金の減額、預貯金を非課税にできる非課税貯蓄制度、交通機関の割引制度などがあります。

 

ただ、自治体ごとに支給されないものされないものなど規定がありますので、確認が必要です。

 

第5か条:離婚の種類を知る

 

日本の離婚のほとんどは協議離婚のようです。ただ、離婚するにあたっての状況次第では、その他の形を取ることがあります。離婚の種類を知ることで、自分たちにはどの離婚のスタイルが合っているかを考えることができるのではないでしょうか。

 

  • 協議離婚

日本人の90%がこの離婚のタイプです。法的な要件にしばられず、夫婦が離婚に合意しており、不備のない離婚届を提出できる場合に、この離婚が成立します。財産分与、慰謝料や養育費、親権(特に子供が未成年の場合)についてよく話し合い、離婚届をもって成立する離婚をいいます。

 

  • 調停離婚

家庭裁判所の調停によって成立する離婚をいいます。話し合いをしても、スムーズに解決しない場合、離婚調停申立書を裁判所に提出し、受理されると、離婚調停が始まります。家庭裁判所の調停委員が仲介役として、夫婦間の話し合いに入ります。

 

  • 裁判離婚

裁判離婚は、①と②の離婚すべてが成立しない場合に、離婚訴訟を起こして、裁判所が判決を下します。訴訟を起こすには、離婚の法的事由(暴力、浮気などの不貞行為、長期の別居など)が必要になります。

 

  • 審判離婚

離婚調停で離婚の合意が得られなかった時でも、家庭裁判所が離婚は必要と判断した場合、職権を利用して離婚を認める審判をすることができます。

 

しかし、これに対して不服がある場合、審判が下された日から2週間以内に異議申し立てを行えば、判決は効力がなくなります。これもあってか、審判離婚はほぼ利用されていないのが現状のようです。

 

~まとめ~

 

離婚は、「離婚届」という紙切れ一枚の問題ではなく、離婚によってしなければならないこと、考えなければならないことが色々とありますね。

 

離婚をすると決めた以上は、まずは夫婦間でお金のことや住まい、子供のことについてよく話し合い、必要な手続きについてどうするかを決めておくことが大切です。離婚もいわばひとつの共同作業なのです。もめることなく、スムーズに離婚できるよう、準備をしっかりしておきましょう。

 

 

(文/ゆー 画像/123RF)

 

 

 

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