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離婚後のモヤモヤの正体は罪悪感? 上手な向き合い方とは

せっかく希望して離婚したのに、なぜか心が晴れない…。もしかすると、知らず知らずのうちに離婚による罪悪感を抱えてしまっているのかもしれません。

そのモヤモヤを晴らすためには、まずは罪悪感の原因を探ることが大切です。その理由は人によってさまざま。今回は離婚後に抱えやすい罪悪感の理由と、それに対する向き合い方についてお話ししていきます。

■シングルマザーが抱える罪悪感

シングルマザーが抱える罪悪感を感じるときは主に次のようなものがあるようです。

・離婚して間もないころに子どもを叱るとき

・園や学校の行事に参加するとき

・イベントなどで一緒にお弁当を食べるとき

・週末にお出かけするとき

・写真館で写真を撮るとき

・子どもに「離婚してほしくなかった」「パパと暮らしたい」「パパがいなくて寂しい」と言われたとき

それぞれの具体的な状況について、まとめてみました。

◎離婚して間もないころに子どもを叱るとき

子どもは親が思うように行動してくれなかったり、ときには悪いことをしてしまったりすることもあります。反抗期になると親に反発することも出てくるでしょう。

そんなときに、「親の都合で離婚してつらい思いをしているはずだから、あまりきつく叱るとかわいそうかもしれない」という気持ちと、「親なんだから、しつけとしてここはしっかり言ってきかせないといけない」という気持ちがせめぎ合うときがあります。

◎園や学校の行事に参加するとき

保育園や幼稚園・学校などの行事に参加すると、両親そろった家族を見て子どもに申し訳なく思うことがあるかもしれません。とくに、親子で参加するプログラムがあると、「パパがいれば子どもはもっと喜んだかな」「このプログラムには男親がたくさん参加しているから、自分では申し訳ない」と考えてしまうと、子どもに対して罪悪感を抱くかもしれません。

◎イベントなどで一緒にお弁当を食べるとき

親子遠足や運動会など、子どもと一緒にお弁当を食べる機会があります。小学校では、運動会は子どもはそれぞれの教室で食べて親は家や外で食べるというスタイルのところもありますが、もし子どもと一緒にお昼やお弁当を食べることになると、子どもに言われたことで罪悪感を持つことがあるかもしれません。

「パパも一緒に食べたかったな」と子どもが言ったり、ちょっと悲しそうに見えたりしただけで、「ごめんね」と思ってしまうものです。

◎週末にお出かけするとき

土日や祝日など、多くの家族がお出かけすることが多いです。というのも、会社は土日祝休みのところが多いからです。ショッピングセンターや遊園地、広い公園などに行くと多くの家族連れを目にします。

なかには面倒見がいいパパがいて、子どもと一緒に遊んだり楽しそうにしたりしている姿をみると少し後ろめたい気持ちになってしまうのも理解できます。

◎写真館で写真を撮るとき

お宮参りや七五三、入学、卒園などいろいろな節目で写真を撮りたいと思うことがあるでしょう。一生に一度しかない記念すべき瞬間を残しておきたい、という気持ちは誰しもありますよね。しかし、子ども写真館に行くと、ほぼ必ずといっていいほど両親やときには祖父母までそろって仲良さそうに写真を撮る姿が目に入ります。

「パパがいれば、もっと楽しく素敵な写真が撮れたのかな」と思う一方、「子どもはどう感じているのかな。ママと二人だけで」という心配が頭をよぎるかもしれません。

◎子どもに「寂しい」などと言われたとき

夫婦の間でさまざまな事情で離婚した場合でも、子どもの本音はどんなパパでもパパなのです。子どもの願いで離婚したのではない限り、子どもがパパを欲したとき「子どもからパパを奪ってしまった」と感じるママも多いです。離婚後はひたすら子どもに謝り続けたというシンママさんもいます。

■シングルマザーが罪悪感を持たずに済む方法

罪悪感を持っているとき、ママの顔はどうですか? 気持ちだけでなく顔まで暗くなっていませんか? それを家庭に持ち込んでしまっていませんか。それは、ママにとっても子どもにとっても望ましくないことです。

そこで、シングルマザーが少しでも罪悪感から離れて明るく生きるための方法を考えてみました。

◎助けを求める

罪悪感を持ちやすい状況は、もしかすると知らないうちにママの心や時間に余裕がなくなっているからかもしれません。あるシンママの友人は、自分で離婚を決めたのだし、自分で何もかもやるのが当然だし、安上りだと思っていたそうです。しかしこれは結果として、自分自身の疲労や燃えつき症候群につながり、思考もマイナスになってしまっていました。

しかし、夕食の準備中に祖父母に子どもの面倒を頼んだり、兄弟に子どもの遊び相手を頼んだり、難しいときには有料のサポートサービスを利用することで少しずつ自然にうまく一日を回していけるようになったそうです。

◎子どものことを200%好きだと伝える

シングルマザーはどれほど頑張っても、完全にパパの代わりをすることは不可能だし無理だと割り切った方が楽です。それならいっそのこともっと楽な方法を取ってはどうでしょうか。

例えば、「パパはいないけど、パパの分もあなたのことが好きよ」「あなたのことを200%好きだよ」と伝えることです。

子どもが小さいころは、とにかく周りと比べてすぐにうらやましがって、「あの子にはパパがいていいな」というようなことをすぐに口にします。しかし、ママからの愛情をしっかりと感じていて満たされていれば、だんだんと大人の事情が分かってくる年ごろには言わなくなるでしょう。

◎写真やこれまでやってきたことを見返す

自分と子どもとの家族写真を撮っていますか。子育てや仕事で心が折れそうなとき写真を通じてこれまでやってきたことや思い出を見返すことで、「これまで自分はよくやってきた」と肯定的にとらえることができるようになってくるでしょう。

◎父親が必要なときの代わりを見つけておく

力仕事や行事などで、父親がいればいいのにと思うときがあるかもしれません。そんなときは、身内や友人の力を借りるのもおすすめです。

自分の父親や兄弟などに来てもらうことで、一時的に代役を務めてもらうことができます。最近は年の離れた夫婦もいるので、子どもの祖父が運動会で一緒にいても、「パパ?」と周りから思われることがあるかもしれません。

◎周りの目や評価を気にしない

「パパがいなくてかわいそう」とか、「あの人シングルマザーなんだって、大変ね」とか、暇な人はちょっと気になった人のことをいろいろと好き勝手言うものです。

それにいちいち気にしてこだわってしまうと罪悪感がより強くなってしまいます。大切なのは、周りよりも子どもです。子どもがそう言ったのなら、気にしてあげてしっかり抱きしめてあげましょう。

シングルマザーになるにも、いろいろな事情があって他人はその人にはなれないから100%事情を分かっているわけではありません。あなたはあなたしかなれないのです。

◎離婚シングルマザーは、もし離婚しなかったらどんな悲惨なことになったかというマイナス面を考えてみる

死別シングルマザーは当てはまらないかもしれませんが、夫の暴力などの被害や性格の不一致で離婚した場合は、あのまま離婚していなかったらどんな悲劇が待っていたか、ということを考えてみるといいかもしれません。

夫婦の仲が悪く喧嘩ばかりしていたら、子どもは人の顔色をうかがってばかりの人になってしまうといわれています。そんな子に育てたくはありませんよね。だから、離婚してむしろ良かった、自分にとっても子どもにとっても幸せだったと気持ちを切り替えて考えてみることも必要です。

■そのほか、罪悪感を持つ理由

罪悪感を抱く相手は子どもだけとは限りません。では、上記以外ではどのようなときに罪悪感に苛まれるのでしょうか。

◎元夫に対する罪悪感

・相手を見捨てたような気持ちに苛まれる

いざ離婚が実現すると、安堵感からふと冷静になるもの。そんなときに、寂しそうな姿や落ち込んでいる様子を見せられると、なんだか自分が非情な人間に思えてくることがあります。しかも、そんなときに限って恋人時代や結婚初期の楽しい思い出が蘇ってきたりします。

ただ、そう思えるのは離婚できたからこそ。ここで折れてしまえば、きっとこれまでとは変わらない日々に戻ってしまいます。

上記でもご紹介いたしましたが、そんなときは、離婚したいと思った理由をしっかりと認識し直すことが大切です。これまでも何度も話し合いを持ったり、変わってくれなければ離婚する可能性は伝えてきたはず。妻に対してまだ甘えがあるからこそ、可哀想という気持ちにさせるため、打算的にそのような態度をとる夫もいます。

たとえ渋々であったとしても離婚に応じた以上、夫も新たな一歩を踏み出したといえます。お互い足を止めず、このまま未来へ向かって歩んでいくのがタイミングとしてはベスト。罪悪感を抱くのではなく、お互いの成長を見守るべきときです。

◎自身の不倫が原因だった場合

離婚の原因が自身の不倫だったとき、実際に離婚してみて、熱に浮かされていた心が冷静になると相手への罪悪感が襲いかかってくることがあります。今さら後悔しても遅いとはいえ、風の噂で「自暴自棄になっている」「人間不信になっている」などと聞かされれば、一度は家族になった人である以上、なかなか割り切れるものではありません。

この場合の罪悪感は、消そうとするのではなく向き合っていくことが大切。その唯一の方法は、反省を未来に生かすことです。元夫への罪悪感から離婚後も中途半端に会ったりしては、今のパートナーまで傷つけてしまう可能性も。

罪悪感と上手に付き合っていくには、今そばにいる人を大切にして決して裏切らないことです。

◎身近な人々への罪悪感

両親や祖父母に対して、罪悪感を抱いてしまうケースもあります。やはり、両親や祖父母に離婚した後の様子を心配されたりすると「安心させてあげられなくて申し訳ない」という気持ちになってしまうことも。

また、結婚期間が短いと結婚祝いをくれた人に対して後ろめたい気持ちになってしまう人もいるようです。

ただ、こればかりはどうしようもないことですし、あなたを責める人はいないはず。もしいたとしても気にする必要は全くありません。離婚は、あくまでもこれからの人生にとって前向きな決断だったはずです。

申し訳ないという気持ちは、次の幸せを掴みとるためのエネルギーに変えましょう。

~おわりに~

子育てというものは終わりがなく、楽しい反面つらいときも多々あります。そのため、ちょっとしたミスでも心が折れやすいものです。それはシングルマザーだけに限らず、子育て中のママがみんな感じていることです。しかし、シングルマザーは子どもにパパがいないことで人一倍子どもに罪悪感を持ちやすいのです。

たとえ罪悪感を持ったとしても、それをずっと引きずっていてはそれが子どもに伝わってしまい子どもも悲しい気持ちになってしまうでしょう。ここで紹介したいくつかの方法を試していただき、それが少しでもママが明るい気持ちで過ごすきっかけになってもらえれば幸いです。

(文/ゆー、こまち 編集/シンママStyle編集部 画像/123RF)

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