最速で離婚したい!状況別対処法

今すぐ離婚したいのに、「夫が拒否をする」「DVやモラハラで話し合いにならない」状態で膠着状態に陥っている方も多いのではないでしょうか。効率よく離婚を目指すなら、状況によって対応は変わってきます。今回は最速で離婚を目指す場合に、取るべき方法について状況別にまとめました。

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今すぐ離婚したいのに、「夫が拒否をする」「DVやモラハラで話し合いにならない」状態で膠着状態に陥っている方も多いのではないでしょうか。効率よく離婚を目指すなら、状況によって対応は変わってきます。今回は最速で離婚を目指す場合に、取るべき方法について状況別にまとめました。

 

  • 一番早いのは協議離婚

 

一刻も早く離婚したいと思うくらいの状態だと、もはや夫としゃべるどころか顔を合わせるのすら苦痛という状態になってしまっている方が多いと思います。お金をかけてでもいいから、調停や裁判で事務的に済ませたいと思うかもしれませんが、素早い離婚を望むのなら、協議で相手から離婚の承諾を引き出すことが一番です。

 

なぜなら、調停は月に1度しか行われませんし、結果が出るまでには平均3〜4回を要するとされています。また、調停は第三者を介して協議を行うという形であり、結局ここでもお互いの離婚の合意がなされなかったときには不成立となってしまいます。調停という場によってお互いに冷静に話し合えるというメリットはありますが、時間も費用もかかる上、希望の結果が得られるとは限りません。

 

一方、協議で離婚の合意がまとまれば即離婚することが可能です。一刻も早く別れたい気持ちのときに、離婚拒否をされるとイライラしてしまうかもしれませんが、最速で離婚するためには辛抱強く話し合いを続けてみましょう。

 

多少不利になってでも即座に離婚したいのなら、相手に離婚条件を提示してもらい、そこからお互いに妥協を図って話し合いをしていくのも手です。

 

  • 別居はどうしても離婚に応じてもらえない場合の最終手段

 

いくら話し合いを続けても、相手が一向に離婚に承諾する気配を見せない場合は、調停離婚や裁判離婚を考えるのも手です。ただ、相手にDVや不倫のような法律に定められる「法定離婚事由」がないのなら、相手が合意しない限り調停や裁判でも離婚を認めてもらえない可能性が高いです。お金と時間をかけたのに無駄に終わってしまうかもしれません。

 

この場合は、とりあえず別居してしまうのも方法の1つ。法定離婚事由には「結婚を継続し難い重大な事由があること」という項目があります。あいまいに聞こえますが、これには長期間の別居状態も含まれるとされています。一般的には5年間以上別居状態が続いていれば婚姻関係の破綻が認められやすいとされていますが、最近ではこの期間が短くなっている傾向にあり、3年の別居で認められたケースもあります。

 

そんなに待てない!と思う方もいるかもしれませんが、なかなか離婚に応じる気配のない夫には「急がば回れ」の一つの方法として考えてみることをオススメします。

 

また、離れて暮らすことにお互いに慣れてくると、彼も冷静になり離婚を受け入れられるようになるかもしれません。

 

  • 協議ができないDV・モラハラを受けているなら離婚調停を

 

暴力を振るったり、暴言を浴びせてくるようなタイプの夫とは、協議で離婚話を進めようとするのはとても危険です。逆上して何をしてくるか分かりません。

 

この場合は速やかに別居して、離婚調停の手続きを取りましょう。別居する費用がない方もいるかと思いますが、DVは急を要する状況。生活保護課にてDVの保護命令申立を検討していることを伝えれば、生活保護費を支給してくれる可能性があります。

 

別居することで少しでも身に危険を感じる場合は、地方裁判所にて保護命令の申立を行い、夫へ接近禁止令を出してもらいましょう。この際、用意しておいた証拠を提出するとスムーズです。

 

そして、離婚調停にて手続きを進めていきます。ただ、ここでも離婚への双方の合意形成がなされなければ、やはり調停は不成立に終わってしまいます。

 

この場合は、最終手段である裁判離婚に移行しましょう。DV・モラハラ共に、裁判では比較的認められやすい離婚理由です。ただ、裁判はより証拠重視となりますので、怪我の診断書や音声データ、メールのやり取りなどをできる限り揃えておきたいところです。

 

 

(文/こまち 画像/123RF)

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