住宅・インテリア

シングルマザーが住みやすい街、優しい街と思える環境とは?

シングルマザーの子育てにおいて、住みやすい街とはどんな街でしょうか。子どもに対する助成などがたくさんある街が住みやすいですよね。そこで、子育てをするのであれば、どのような街が住みやすく、どのような街にどのような子どもに対する助成があるのかを見ていきたいと思います。

もし、ひとり親になって、住む場所を変えたいと考えている方がいらっしゃいましたら、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

■住みたい街のホームページをチェックしよう! 子育て情報を見ると分かるものとは?

現在は、子育てに力を入れている自治体が増えており、子どもを育てやすい環境が整えられている街が増えています。そこで、住みたいと考えている街のホームページを見てみましょう。

もし、子育てに力を入れている街であれば、医療関連や保育関連などの情報が一元化されているはずです。例えば、医療関連などの情報がバラバラになっている街は、あまり子育てに力を入れていない街かもしれません。

そこで、保育施設の情報や医療費の助成はあるのかどうか、具体的に見ていくことが大切です。また、余裕があれば、近隣にある街のホームページをチェックして見比べてみるとよいでしょう。

■子どもが学校へ上がっているのであれば小中学校のホームページもチェックしよう!

自分の子どもが、小学生や中学生であれば、学校のホームページをチェックするのも大切です。例えば、学校によっては給食や体力づくりなど、力を入れている分野が異なります。

また、シングルマザーであれば、給食費をいくらか負担してくれている街もありますからチェックしてみるとよいでしょう。そして、ホームページである程度学校のことを理解したら、実際に学校の近くを見て確かめておくと安心です。

■子どもが小さいのであれば公園や遊べる施設があるのかを見てみよう!

まだ子どもが小さいのであれば、近くに公園などの遊べる施設があるのかをチェックしてみましょう。休日には、子どもと遊べるような施設があれば、親子で楽しめますよね。そして、どのような世代が暮らしている街なのか、安心して暮らせる街なのかも下見してみるとよいです。

あまり、治安がよくない地域は子育てに向いていませんよね。また、人口が著しく減っている街などは、それなりに理由がある場合がありますからその点も見ておくとよいでしょう。

■住居を選ぶポイントは?

住みたい街をチェックしたら、次は住居の問題が出てきます。住まいを決めるには、何にポイントを置くかで変わってきます。生活環境が良くて、通勤時間も短い、自治体の支援も充実しているのが理想ですよね。

郊外に暮らす人は、通勤時間を犠牲にして、何時間も掛けて職場に通っています。筆者である私の友人は、毎日始発に乗り、終電で帰る生活を続けています。終電に間に合わないときも多く、そんなときにはカプセルホテルなどを利用するのも少なくありません。そんなに大変な通勤に耐えてでも、郊外に住みたかったと言っています。

ご近所の農家さんが早朝に来て、野菜を籠一杯に持ってきてくれたりするのには、最初戸惑ったそうですが、それも親切心からだと思うとありがたいと…。ですが誰もがこのような生活を送れるかといえば、それは難しいでしょう。

都会育ちで、お金さえ出せば何でも手に入る環境で生きてきた人には、受け入れがたいものもたくさんあります。ご近所の親切心も、人によっては有難迷惑になります。時間に追われて生きている多くの人は、通勤するのも時間との闘いです。

とくにシンママは、出勤前に、家事、育児をこなし、帰宅してもゆっくりする時間がありません。シンママにとって住みやすい環境の街はやはり利便性に特化した街かもしれませんね。

◎住まいの家賃

賃貸物件に住めば、間取りにもよりますが5万~8万は必要となります。シェアハウスなどはリーズナブルに抑えられますが、子どもと気兼ねなく暮らしたいシンママには不向きでしょう。ママの収入を考えて決めなければなりません。

◎職場への通勤時間

郊外や田舎暮らしは、気分もリフレッシュできて、環境もいいでしょう。けれど、通勤時間が掛かりすぎると、子どもの送り迎えも難しくなります。通勤時間が短いほど、シンママの負担も少なくなり、子どもとの時間が増えますね。

◎周りの環境

保育所、幼稚園、小学校などの場所は事前にリサーチして、できれば通学路も把握しておいた方がいいですね。物件の仲介業者からは、なかなか詳細の情報は得られないものです。自分で調べられる範囲で確認しておきましょう。

■シングルマザーが子育てしやすい街TOP3ランキング【関西編】

近くに親がいなくて頼れないシングルマザーにもおすすめ、筆者の住んでいる関西地域でシングルマザーが子育てしやすい街を独断でランキングさせていただきました。

◇1位「大阪府大阪市」

大阪府のなかでも大阪市はとくに子育てにかかるお金を最も投資しています。というのも、子育て世帯数やひとり親世帯数が全国トップレベルになっているからと考えることができます。具体的な支援としては以下の通りです。

・高校授業料無償化

大阪府全体で、私立の高校も授業料が実質無料になっています。19年10月からスタートした保育料無償化と、収入によって公立小学校と中学校では就学援助(給食費や修学旅行費などが無料)が使えることなどをあわせて考えると、高校までは教育費(塾や家庭教師などの個別教育費は除く)はほとんどかからないことになります。

・中学生には塾代援助

大阪府の場合、市によっては90%以上の中学生が塾に通っているところもあります。しかし、シングルマザーにとって塾代は結構な負担になることもあります。そこで、大阪市は中学生の塾代を月1万円まで助成する「大阪市塾代助成事業」を実施しています。

・大阪府ひとり親家庭等就業支援講習会

介護福祉士や看護師など普通にスクールに通うと費用がかかる講習が格安で受講できます。

・高校生向けの給付型奨学金

大阪市内在住で住民税非課税の世帯において、「大阪市奨学金」として返済不要の給付型奨学金が高校生に支給されます。入学金や学用品、教科書代、通学費用など対象項目が多く、費用の負担が軽くなります。

◇2位「兵庫県明石市」

明石市は瀬戸内海に面しており、治安も良く、教育に力を入れていることで知られています。ひとり親世帯の支援にも自治体独自で力を入れているので、シングルマザーにとっても住みやすい市といえるでしょう。具体的な支援としては以下の通りです。

・面会交流支援

子どもを引き取って育てているシングルマザーが子どもと父親を面会させる時に悩んだら、このサービスを利用することができます。経験豊富なスタッフが子どもの父親との面会日の調整や引き合わせまでを無料で支援してくれます。

・ひとり親家庭生活向上支援事業

支援員が毎月自宅を訪問し、シングルマザーの悩みを聞き取って解決に導いてくれる支援があります。日中は仕事で忙しいママでも、平日夜間に相談をすることもできるので、心強いです。

・子ども医療費助成制度

子どもが中学3年生になるまで、外来通院医療費無料です。また、ひとり親家庭の場合は、子どもが18歳になるまで親と子が一部自己負担で医療費助成を受けることができます。

◇3位「大阪府堺市」

商業施設や交通の便も整っていて、関西圏で子育てしやすい街トップ1に選ばれた実績もあります。もちろん、シングルマザーに向けての手当も手厚く、大阪府ならここだとおすすめするママも多いです。そんな堺市の具体的な支援を紹介します。

・ひとり親家庭等日常生活支援授業

出張、病気、介護、災害、冠婚葬祭など一時的に家事が困難になった時に、家庭生活支援員を市が派遣して、買い物や食事の準備、掃除などを行ってくれるサービスがあります。

シングルマザーなどひとり親家庭においては、離婚して間もない頃や生活の激変によって、日常生活を送ることが一時的に困難になることもあるでしょう。そういった時にも使える支援です。基本的には1理由につき30日以内とされています。

・ひとり親医療費助成制度

子どもが18歳になるまで、子どもと親の医療費が一部免除されます。

・母子・父子自立支援プログラム策定事業

ハローワークや子育て支援課が一体となって、就業までのサポートを行ってくれます。

・堺ふぉーらむ広場

シングルマザーは、子育てと生計の担い手で多くのストレスや悩みをかかえています。堺ふぉーらむ広場は、ひとり親で子育てをする親が互いの経験を持ちより、情報交換する場として活用されています。

原則毎月第三日曜日の午後1~4時に開催されていており、子連れでも参加できて予約も不要なので、気軽に参加できます。

・堺市母子寡婦福祉会

母子家庭の就業や生活安定、法律相談などをサポートしている一般財団法人があります。イベントなども開催しています。

☆まとめ

いかがでしたか? 今回は、子育てをするうえで、どのような街が子育てしやすい街なのかをご紹介しました。もし、ひとり親になって、心機一転違う街での子育てを考えている方がいましたら、この記事を参考にしていただけると幸いです。

子育ては、一人で行うものではなく、さまざまな人たちの協力が必要です。ですから、困ったときには、いつでも力になってくれる人がいるような街に住めるとよいですね。

(文/まゆまゆ、ゆー、たぬこ 編集/シンママStyle編集部 画像/123RF)

カテゴリ:住宅・インテリア

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