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「親子も住める」シェアハウス!多世帯、多世代が入居する新しい子育てのカタチを実現

どうしても誰かに助けてほしいとき、「ちょっと助けて」と言える相手がそばにいたら──。そんな頑張るシングルマザーの願いを実現したのは、親子も単身者も助け合いながら暮らすシェアハウス『スタイリオ ウィズ 代官山』です。今回は、運営会社の阿部さんへのインタビューをもとに、「親子も住める」シェアハウスの魅力をたくさん紹介します!

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シングルマザーが“住む場所”を確保し、仕事をしながら子育てをしていくことは、時間的にも費用的にもなかなか大変です。そんなひとりで頑張るシングルマザーが、どうしても誰かに助けてほしいとき、「ちょっと助けて」と言える相手がそばにいたら──。そんな場所を実現したのが、『スタイリオ ウィズ 代官山』です。ここは、親子も単身者も暮らし、ほど良い距離でお互いが助け合いながら暮らしを楽しむシェアハウス。『スタイリオ ウィズ 代官山』を運営する東急ライフィアの阿部さんにお話をうかがうと、「親子も住める」シェアハウスの魅力がたくさん見つかりました。

 

▼いろいろな大人の背中を見せて子育てができる


<みんなで子育て>

 

──御社が運営するシェアハウス『スタイリオ ウィズ 代官山』には、シングルマザーの親子が入居しているそうですね。シングルマザーに特化したシェアハウスなのでしょうか。

阿部さん:
いえ、“シングルマザーのための”シェアハウスというわけではありません。単身者も、男性も女性も入居することができます。ですから、「親子も住める」、あるいは「子どもも住める」シェアハウスと言った方が正しいんです。いろいろな方が一緒に住むことで、「お互いが頼り、頼られ、助け合う」。そして「みんなで子育てをする」。そんなコンセプトでこのシェアハウスはスタートしました。


<心の成長を助けるイベントも>

 

──ということは、若い方だけではなく、年配の方の入居も受け入れているということですか。

阿部さん:
はい。現在、入居している単身者は20~40代です。60代の女性が見学に来られたこともありますよ。

 

──子どもも入居するシェアハウスで、いろいろな方が生活を共にすると考えると、少し不安に感じる方もいそうですが……。

阿部さん:
立ち上げのときには、単身者を入れるかどうか、全世帯親子にするべきか、お子さまの年齢を何歳から何歳までにするかなど、いろいろな議論を重ねました。しかし、最終的には多世帯、多世代というミックスターゲットにすることで、お子さまもいろいろな大人の背中を見て育っていけるのではないかと考えたのです。

 

──いろいろな人が一緒に住むことで、多方面からの子育てが可能になるということですね。

阿部さん:
しかし、シングルマザーの親子ばかりを助ける、無理に子育てのお手伝いをするということではありません。今の時代、みなさんそれぞれの暮らしに一生懸命です。だから、“シングルマザー親子のために”というのは現実的ではないなと感じました。そうではなく、シングルマザーが誰かに助けてほしいときに、勇気を持って「ちょっと手伝ってくれないかな」と発信できることが大切。そうすれば、周囲の人も自然に手を差し伸べることができると思うんです。「頼る勇気を持つ」ということも、このシェアハウスのコンセプトに含まれているんです。それは、シングルマザーだけでなく、単身者にも同じことがいえます。

 

▼単身者と親子のベストバランスで助け合いも共用施設もシェア

──現在、親子と単身者、それぞれ何世帯が入居していますか。

阿部さん:
お部屋は全部で21戸あります。そのうちの6世帯が親子、14世帯が単身者です。

 

──単身者の方が多いんですね。すべてが単身者世帯、あるいは親子世帯の入居になることもあるのでしょうか。

阿部さん:
いえ、親子は多くても11世帯までと決めています。これは、キッチンやリビング&ダイニングなどの共用施設のキャパシティも考えた結果です。


<キッチン>

──どういうことでしょうか。

阿部さん:
『スタイリオ ウィズ 代官山』の共用施設は、1階に3つのシステムキッチン、業務用冷蔵庫、そして大画面やプロジェクタ、キッズスペースがあるリビング&ダイニング、各階にミニキッチンとバスルームを設置しています。水回りは、単身者用のシェアハウスよりは多めにとっていますが、それでも親子世帯が多くなると、キッチンを同時間帯に使うことが増え、パンクしてしまうでしょう。単身者も一緒に入居していることで、ちょうどいい具合にタイムシェアリングできると考えました。シェアハウスは物理的なものをシェアする場所であることがベースにあります。その部分で不便さを感じると、居住性の低下につながりますからね。


<リビングダイニング>

 

──いろいろな世帯がバランス良く入居することで、助け合いもほど良くシェア、共用施設もほど良くシェアできるというわけですね。

阿部さん:
シングルマザー向けというコンセプトがある以上、親子は最低7世帯以上を維持しています。その時の状況にもよりますが、ソフト面、ハード面の両面の利便性や居住性を考えて、親子11世帯まで、単身者14世帯までという結論にたどりつきました。

 

──ちなみに、共用部分の掃除はどうしていますか。

阿部さん:
週に4日、グループ会社の掃除が入ります。また、お子さんの見守りサービスであるキッズセキュリティも設置していますので、安心して暮らしていただけると思います。これらはすべて共益費に含まれており、すべて東急グループで管理しています。また、私自身も管理会社のスタッフとして、週に1回はこちらに顔を出して、設備や備品補充などの管理や、入居のルール尊守状況などについて確認をしています。


<明るく親子でも十分な広さの居室>


<居室2>

 

▼単身者との会話がお母さんの息抜きに


<行事ごとに楽しい交流イベントが開催される>

 

──入居者の方は、どういったタイプの方が多いのですか。

阿部さん:
やはり、それはいろんな方がいらっしゃいます。入居者同士、連絡先を交換して一緒に飲みに行ったり、みんなでイベントを楽しんだりすることもあるようです。しかし、小さなシェアハウスとは違って、干渉し過ぎず、いい意味でドライなおつき合いをしている方が多い感じがします。

 

──お子さま同士の交流もありますか。


<屋上テラスでの夏祭りイベント>

阿部さん:
もちろんです。お子さま同士仲良くしていますし、ときにはけんかをすることもあるようです。これはシェアハウスのメリットのひとつだと思うのですが、一人っ子のお子さん同士が兄弟のように成長できるようです。

 

──シングルマザーの方は、このシェアハウスに住んでみて、どのようにおっしゃっていますか。

阿部さん:
たとえばお子さまが寝た後に、リビングで缶ビールを飲みながら単身者の方とお話できることがいい息抜きになっているようです。自分の生活とは関係のない仕事の話、趣味の話、おいしいお店の話など、子ども以外の話ができるわけですから。シングルマザー専用のシェアハウスにしていたら、お母さん方はもしかしたら行き詰っていたかもしれませんね。

 

──シングルマザーだけでなく、誰もが助けてほしいときに助け合える、これからの時代に必要とされるシェアハウスのようですね。

阿部さん:
そうですね。シングルマザーというセグメントが大切なわけではありません。シングルマザーは属性のひとつに過ぎません。いろんな暮らし方やいろんな仕事をしている、そしていろんな価値観を持っている人がいることが、入居者同士にとっても、子育てにもいいのだと思います。

 

 

(お問い合わせ先)
スタイリオウィズ代官山:http://stylio.jp/with/daikanyama/

 

 

(プロフィール)


<阿部さん>

東急ライフィア株式会社 賃貸事業部
『スタイリオ ウィズ 代官山』の管理、見学者の案内などを行う。入居者とも顔なじみで、頼りにされるスタッフのひとり。

 

『スタイリオ ウィズ 代官山』
2014年3月、親子も住めるシェアハウスとしてリノベーション・オープン。建物自体は渋谷区所有で、渋谷区の子育て支援事業計画に沿った活用を図っている。賃料は、共益費や水道光熱費等込みで約10万円前後。入居者や地域サポーターと助け合えるツール『AaMama(アズママ)』の子育てシェアサービスも導入している。定期的に管理会社主催の交流イベントも実施。

 

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