シングルマザー向けシェアハウスとは? 人気の理由と実態を調査!

シングルマザーが女手ひとつで子育てをするには経済的な独立は不可欠です。しかし、経済的に独立をしていても、「子供と過ごす時間が短い」「自分の時間を確保できない」など、仕事と子育てのジレンマに陥って、精神的・肉体的負担を感じているシングルマザーがたくさんいるのが現状です。 今回は、そのジレンマを少しでも解消しようというコンセプトで考案された「シングルマザー向けシェアハウス」について解説していきます。

 

▼シングルマザー向けシェアハウスとは?

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2017年7月時点で、全国でおよそ20箇所あるシングルマザー向けシェアハウス。TBSテレビのNEWS23でも紹介されましたが、一体、どのようなものなのでしょうか。このシェアハウスは、シングルマザーが生活しながら自然と子育てに必要な環境を整えられることを目標としています。

まず、入居者は全員シングルマザーの家庭です。ひとつのシェアハウスにトイレ、ふろ場、洗濯場、リビングやキッチンなどの共用スペース・設備があり、それぞれの家庭用のプライベートルームがあります。また、家具やテレビ、エアコン、冷蔵庫、食器など備わっているため、入居したその日から暮らすことができるのも特徴です。中にはスーツケース1つだけで入居した人もいます。

共用スペースや設備の使用の際には一定のルールがあり、それを各家庭が守ることで、お互い気持ちよく、支え合いながら生活することができます。

シェアハウスの中には、希望者に仕事を斡旋してくれたり、一階が保育園や病院で二階が住居スペース、といったような物件も登場しています。 住む家としての機能だけでなく、シングルマザーの生活を全般をサポートしてくれるシングルマザー向けシェアハウス。ではその実態を見ていきましょう。

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▼シングルマザー向けシェアハウスの費用は?

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費用は基本的に賃料+共益費。共益費には、ガス、水道、電気、インターネット利用料、チャイルドケアサービスなどが含まれています。

賃料の相場は3万~9万で、共益費は3万円前後であることが多いです。賃料のボリュームゾーンは6万~7万円なので、一般的に合計で月10万円程度かかることになります。

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▼シングルマザー向けシェアハウスのルールとマナー

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どんなにいい人でも、どんなに気が合う人でも、シェアハウスしている人たちはあくまで他人。経歴などのバックグラウンド、ライフスタイル、価値観などがまったく同じなどということはあり得ません。どんなにシェアメイトと仲良くなり、心を許すようになっても、快適なシェアハウス生活を送るためにはルールとマナーをしっかり守り、一定の距離をとることが重要です。

  • シェアメイトのプライベートルームを勝手に開けない。用事がある場合はかならずノックするようにする。
  • キッチンやダイニングスペースなどの共有スペースは清潔に保つ。食器などの備え付けのものを使ったらきれいに洗って元の場所に戻す。
  • 共有スペースの掃除やゴミだしは公平に当番制にする。
  • 夜中の生活音、電話する場合などは周囲に気を配る。
  • 友人を連れてくるときは前もってシェアメイトに伝えておく。騒ぎすぎない。
  • 外泊の際は、宿泊先や連絡先をあらかじめシェアメイトに伝えておく。
  • お風呂の時間などは時間内に済ませる。

以上のようなマナーが一般的ですが、「自分が迷惑だと思うようなことを相手に対してしない」ということを心がけるようにしましょう。

 

▼シングルマザーの「自分の時間」を作る

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シェアハウスをすることによって、シングルマザーは精神的にも肉体的にも支えを得ることができます。仕事をしているシングルマザーの多くは、仕事と子育てでほとんどの時間を使ってしまいます。しかし、一部のシェアハウスでは「チャイルドケアサービス」という、週に何回かシッターが来てくれて、夕食を用意してくれたり子供と遊んでくれたりするサービスがあります。

また、シッターがいないときでもシェアメイトの子供たち同士で遊んでくれるので、お母さんもずっと子供の相手をする必要がなくなります。これらのおかげでシングルマザーたちは自分の時間を作ることができ、ストレスを軽減できるといいます。実際に、「心に余裕ができたおかげで、子どもと2人で暮らしていた時よりも、子どもに向き合うことができた。」という声も上がっています。

 

▼他のシングルマザーとの助け合いで困ったときを乗り切る

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シングルマザーの小さな子供の子育てにおいて、他の人からの援助は必要不可欠です。母子だけで生活しているときは、実家のご両親だったり、保育園の先生だったり、近所の優しいおばさんだったりするでしょう。

例えば、急用で子供を置いて出かけないといけないとき、自分の子供の面倒を見てほしい場合、シェアメイトの助けは大きな役割を果たしてくれます。逆にシェアメイトが困っているときに自分がその人の子供の面倒を見てあげることで助け合うことができます。このようにシングルマザー同士が助け合うことによって、スムーズに困ったときを乗り切ることができるのが、このシングルマザー用シェアハウスのメリットでしょう。

 

▼シングルマザー同士の交流が心の支えに

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また、シングルマザー同士の交流が深まることによって、シングルマザーの精神的な不安やストレスが解消されます。母子だけで暮らしている場合、仕事から帰れば子供しか話し相手がいないということも少なくないでしょう。シェアハウスをしているシングルマザーたちは、「仕事と関係なく、話し相手や相談相手がいることで、ストレスが軽減され不安も解消されることが多い」といいます。境遇が似ているからこそ、お互いを理解し合うことができたり気軽に相談できたり、悩んでいる他のシングルマザーの助けになってあげようと思ったりできるのではないでしょうか。

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▼シェアハウスの子供への影響は?

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シェアハウスをすることで、子供たちはどのような影響を受けるのでしょうか。シングルマザー向けシェアハウスに入居している多くのシングルマザーたちからは、「自分の子供が他の子供を思いやれるようになった」という意見が聞こえます。当然、一緒にいれば喧嘩などもするでしょうが、一緒に遊んだり喧嘩しても仲直りをしたりすることによって社会性を身に付けるようになるのですね。

 

▼入居する上での注意点

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単身者向けのシェアハウスの場合、他の入居者の迷惑にならないように気を付けていれば大した問題にはなりません。一方でシングルマザー向けシェアハウスの場合、手の空いている人が、他の人の子供の面倒などを、必要に迫られて助け合う場合が多くなります。そのような環境の中で、家族同士の生活リズムが大きく違うと共同生活が難しくなります。そのため、自分の生活スタイルが共同生活をする上で適切かどうかを考える必要はあります。しかし、一緒に暮らしてよかったと思うシングルマザーが多いので、仕事が忙しい方や一人で心細い方は、ぜひ一度シングルマザー向けシェアハウスを検討してみてはどうでしょうか。

▼まとめ

シングルマザーの生活は孤独でストレスがたくさんかかってしまうものだと思われがちですが、共同生活を通してシングルマザー同士で助け合っていくのもひとつの解決策になるのではないでしょうか。

 

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参考記事元:
http://stone-s.co.jp/sharehouse/
http://parentinghome.net/
http://suumo.jp/journal/2013/01/18/36378/