あやちゃん先生の正しい離婚相談室

あやちゃん先生の正しい離婚相談室30 子どもが悪さばかりして、そのたびに「親の愛情が足りないんだよ」と言われてしまいます

Q:子どもが悪さばかりして、そのたびに「親の愛情が足りないんだよ」と言われてしまいます。こんなに頑張っているのに……

A:それはつらいですよね。シンママは本当に頑張っているし、だけど働いて子育てしてって、時間がないのは仕方がないですよね。ましてシンママ家庭は、統計上日本の平均よりかなり低い所得での生活。時間がない、お金がないなかで、いくら愛情があっても「足りない」って言われちゃうと、じゃ、この先どうしたらいいの? 誰か教えて……そう言いたくなってしまいますよね。

私も子育て時代、何度か言われたことのある言葉です。この言葉の破壊力、半端ないですよね……。

私の失敗談としてお聞きいただければと思うのですが、当初私も大変な渦中だったので冷静に分析できませんでした。今の私なら少し理解できる部分もあります。そこをお話ししたいです。

そもそも「親の愛情」ってなんでしょうね。「親の愛情」ってどう表現するものなんでしょうね。子どもの性格にもよるし、何が正解かだなんて誰にも分かりませんよね。

ただひとつ言えることは、どれだけ親が子どもを愛していたとしても、子どもが「淋しい」と思えば「親の愛情不足」ということになってしまうのでしょう。一方、同じような状況であっても「こんなものだ」と思える子どもは、大きな誤作動は起こさない。これはそれぞれの性格にもよると思います。

そもそも親が育児放棄しない限り、子どもに対して愛情を抱いているわけです。結局のところ一緒にいる時間の長短とかではなく、「子どもが不安にならない=愛情を感じている」だと思います。ではどうすれば不安にならないかですが、やっぱり「大切な存在」「愛してるよ」ということをきちんと伝えることなんじゃないかと思っています。

仕事をしていれば、一緒に過ごす時間は絶対に少ない。けれどそれは働くお母さんの家庭全てですよね。別にシングルマザー特有のものではありません。その少ない時間に、ご飯作ったり洗濯したり、子どものお帳面みたり、やらなきゃいけないことは満載。

さらに「ねぇ、ねぇ……」と子どもは容赦なく話しかけてきます。私の場合、料理で換気扇回すとき「これから換気扇使うから聞こえなくなるからね」と、子どもに声かけたりしていました。そうでないと「話しかけたのに、聞いてくれなかった」と思われるのが怖かったからです。

家にいる時間が短いので、どうしてもその間は時間との闘い。戦闘モードになってしまいます。でも1回はしっかりお子さんと向き合ってあげればいいですよね。例えば食事のとき。

「今日はどうだった?」

「先生は元気だった?」

「〇〇ちゃんは、嫌なことなかった?」

自分からなんでも話せる子は安心ですが、言えない子もたくさんいるかもしれません。だからこっちからどんどん聞いてあげられるといいですよね。反抗期まっさかりだと「ん?」っていうだけで、答えてくれないかもしれませんが、気にしているんだよ、大切だよってことは伝わると思います。

もし一緒にご飯をとれない状況なら、どこかでしっかり向き合う時間が取れたら理想的だなと思います。そしてお子さんがまだ小さければ、「好き好きぃ~」なんて言いながらハグする、「愛しているよ」と伝えてあげると安心してくれそうです。

私の場合、男の子でしたが中学生になってもハグしていました(笑)。あちらは「やめてよ」なんて言っていましたが、それでもハグして良かったと思っています。

とにかく手法はなんであれ、お母さんはあなたの味方だし、応援団長だし、大好きだし、大切だし、愛しているよってことを延々と言い続けてあげるしかないのかなとも思います。

子育てに正解はないけれど、まずはいいと思うことを信じでやるしかないのかな。もし顔を合わすことが少ないお仕事なら、メッセージカードで伝える、家族の掲示板を用意して、そこで伝える、スマホなどのアプリで伝えるなどなどいくらでもあると思います。

お子さんが「愛されているんだ」と思えば、いずれ物事の分別がつく段階では悪さはしなくなる(はず)と思います。

子どもは別人格だから、本当に難しいし、お母さんだって「こんなに子どものことを愛しているのにな……」そう悲しくなることもあるでしょう。でもここは根気よく態度と言葉で、伝え続けて行きましょう。

子育て真っ最中のときは、先が見えません。でも確実に子どもは大きくなりますから。成長して社会に出て行く訳です。それまでの期間限定! しんどいこともありますが、限られた期間を思いっきり楽しみましょう。

プロフィール

太田垣 章子(おおたがき あやこ)さん
OAG司法書士法人代表 http://www.ohtagaki.jp

専業主婦で子どもを出産直後に離婚を決意。生後6カ月の子どもをつれて実家に出戻り。そこから働きながら子育てしながら勉強して、平成13年、司法書士試験に合格。苦節6年、極貧生活での受験時代でした。
自身の経験から、離婚相談もたくさん受けています。法的な部分だけではなく、心に寄り添ったサポートを心がけ、依頼者の方が元気に前を向いてくれるよう日々がんばっています。頼られるとがんばっちゃうタイプ。どんどんご質問くださいね。法的なことに限らず、何でも大丈夫ですよ。
皆さんからのご質問お待ちしております。

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カテゴリ:あやちゃん先生の正しい離婚相談室

章司法書士事務所代表 専業主婦で子どもを出産直後に離婚を決意。生後6ヶ月の子どもをつれて実家に出戻り。そこから働きながら子育てしながら勉強して、平成13年、司法書士試験に合格。苦節6年、極貧生活での受験時代でした。 自身の経験から、離婚相談もたくさん受けています。法的な部分だけではなく、心に寄り添ったサポートを心がけ、依頼者の方が元気に前を向いてくれるよう日々がんばっています。頼られるとがんばっちゃうタイプ。どんどんご質問くださいね。法的なことに限らず、何でも大丈夫ですよ。 皆さんからのご質問お待ちしております。

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