あやちゃん先生の正しい離婚相談室

あやちゃん先生の正しい離婚相談室㉑信じていたのに……裏切られました

Q:信じていたのに……裏切られました

A:お相手が痴漢行為で逮捕され、反省もしていたし子どもも小さかったので信じたのですが、今回2度目の逮捕。心が折れてしまいますよね。「信じたのに」って。分かりますよ、その裏切られた感からの失望……。なかなか前を向くことは難しいですよね。

これはあくまでも私見ですが、いろいろな法的手続き等の場面を見てきた者として、「女性問題」「金銭問題」はなかなか改善されないのですよね。この「女性問題」は一人の人と不倫する、不特定多数の人と遊ぶ、痴漢をしてしまったり、性犯罪系ということまで含みます。正直、病気なんですよね、これ。そのため、なかなか治りません。

とくに性犯罪系は、本当に深刻です。もしこういう事情で離婚を考えている方がいらっしゃったら、あまり楽天的に考えない方がいいかもしれないです。子どもがいるから、反省しているみたいだから、もう二度と女には会わないと約束したから……そこでもう一度だけ信じてみようと思った場合には、万が一のことを考えて、ご自身の経済をこの間に確保することも意識してくださいね。

というのも不幸にして「次」があった場合、報道とかされてしまう可能性も秘めているわけです。お子さんたちをどこまで守れるかっていう話になりますよね。今はSNSとかですぐに拡散されてしまうので、そういった二次被害からもガードしてあげなければなりません。そのときにやはり必要なのは、貴女の経済力なんです。この経済力って、一日二日で培われるものではありません。そこから慌てても、間に合いません。

信じたい気持ちも分かります。ただ1度あることは2度あるということも頭の片隅に置いておいて、最悪のケースを想定してみましょう。もしそれが考えすぎで、最悪のケースは起こらなかったら、ラッキーと思えばいいのです。ただ考えておかなければ「信じたのに……」と途方に暮れてしまうので、これだけはお子さんのためにも避けたいところです。

それから性犯罪ではないけれど、浮気しちゃうお相手。貴女も彼の性格はしっかり把握されていると思うのですが、それが病気なのか、それとも理由があったのか、そこはしっかり話し合った方がいいですね。浮気されるとお相手を責めるだけになってしまいがちですが、「なぜそんな気になったのか」ということの方が重要ですよ。

女性の方が積極的で押し切られた

自分が家庭で居場所がなかった

とにかくエッチがしたかった

いろいろ理由があると思うのです。病気的な人は、この先も隙あらば悪さしてしまう可能性が高いでしょうね(涙)。ただもし「自分の居場所がない」という理由で外にそれを求めたなら、まずはしっかり話し合ってお相手の言い分を全部聞いてみましょう。

「浮気しておいてなに人のせいにしてるの!」と言いたい気持ちがムクムク湧いてきても、まずはしっかり聞きましょう。だって病気でない限り、幸せな幸せな幸せな家庭を壊してまで浮気しようとは思わないからです。何か満たされない思いがあったのなら、今回の事件を機会に、その部分を改善してラブラブなるのが一番です。

「許せない」という気持ちは分かりますよ。でも責めてもこの感情は収まらないし、余計に溝が深まってその先がぎくしゃくしてしまいます。離婚するならいいです。でもまだ「信じよう」と思うなら、ここをしっかりクリアしておきましょう。

「私もこうすればよかったんだよね」なんて言ってあげたら、きっとお相手もその思いに感謝して、家庭を守っていこうと決意を新たにすると思います。ただ、ナメられてしまうのはダメなので、「今度こんなことがあったらもう頑張れなくなるから、絶対に私と〇〇(お子さん)を悲しませないでね」と釘はさしておきましょうね。

「信じていたのに裏切られた……」

その背景には、この冷静に原因を互いに確認し合うという作業を怠っていたケースが多いです。せっかく「もう一度」と思われるのなら、冷静に「負けるが勝ち」ということもありますので参考にしてみてくださいね。

そしてそれでも最悪のケースを想定してみて、自分の経済力を確保すること。これは水面下で備えていきましょう。



プロフィール

太田垣 章子(おおたがき あやこ)さん
章司法書士事務所代表 http://www.ohtagaki.jp

専業主婦で子どもを出産直後に離婚を決意。生後6ヶ月の子どもをつれて実家に出戻り。そこから働きながら子育てしながら勉強して、平成13年、司法書士試験に合格。苦節6年、極貧生活での受験時代でした。
自身の経験から、離婚相談もたくさん受けています。法的な部分だけではなく、心に寄り添ったサポートを心がけ、依頼者の方が元気に前を向いてくれるよう日々がんばっています。頼られるとがんばっちゃうタイプ。どんどんご質問くださいね。法的なことに限らず、何でも大丈夫ですよ。
皆さんからのご質問お待ちしております。



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章司法書士事務所代表 専業主婦で子どもを出産直後に離婚を決意。生後6ヶ月の子どもをつれて実家に出戻り。そこから働きながら子育てしながら勉強して、平成13年、司法書士試験に合格。苦節6年、極貧生活での受験時代でした。 自身の経験から、離婚相談もたくさん受けています。法的な部分だけではなく、心に寄り添ったサポートを心がけ、依頼者の方が元気に前を向いてくれるよう日々がんばっています。頼られるとがんばっちゃうタイプ。どんどんご質問くださいね。法的なことに限らず、何でも大丈夫ですよ。 皆さんからのご質問お待ちしております。

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