あやちゃん先生の正しい離婚相談室

あやちゃん先生の正しい離婚相談室⑭~いま離婚を考えています。でも誰に相談していいか分からないのです

太田垣章子

 

Q:いま離婚を考えています。でも誰に相談していいか分からないのです

 

A:すんなり離婚を決断できない時間って、苦しいですよね。なぜなんだろう、どうしたら良いんだろう、頭の中はぐるぐる。さっくり決断できる人って、ごくごく僅か。自分から別れたい!と思っているか、経済的な基盤がある人がほとんどじゃないでしょうか。

 

まずは親に相談する、という方もいらっしゃると思います。でも個人的にはおススメしないのですよぉ~。というのも親は子どものこととなれば、いくつになっても本当に心配です。だから「離婚」という言葉を聞いたら最後、当事者ではないのに寝られない日々を過ごす訳です。そして自分のことではないので、余計にマイナス的にしか悩みません。こうなるとこちらがゆっくり考えたいと思っても、そんな隙も与えてもらえなくなります。

 

「どうなっているの?」

「彼はどう言っているの?」

「貴女はどうなの?」

 

矢継ぎ早の質問攻めを、延々と受けことになります。勢いで結婚できても、離婚となれば勢いではできません。それぞれの家族構成や経済状況、置かれている環境等も含めて「離婚かな」「いや、もう一度」と揺れ動くのが当たり前。その中でガシガシと親から突っ込まれると、追い詰められた気持ちになってしまいます。

 

もちろんそうでない親御さんもいらっしゃるでしょう。ただ原則は「心配」が先行するので、なかなか冷静には受け止めてくれません。しかも身内なので、遠慮がありません。相談して的確なアドバイスがもらえるというよりは、感情論が先行するのです。

親子関係にもよりますがある程度自分の気持ちが固まるまでは、相談するのは控えた方がいいと思います。

 

ママ友含め、友達はどうでしょう?

これこそ私は全力で止めます(笑)。残念ながら「他人の不幸は蜜の味」。友達だと、親友だと思っていたのに、心配しているフリをして、離婚相談に尾ひれ背びれがついて、あっという間にアナウンスされることもあるのです。心は折れそうになっているのに、「もう誰を信じていいのか分からない!」とさらに人間不信に陥ることも。もちろん冷静に「この人は友達じゃないわ、本性見えたわ」と判断できるメリットはあるでしょう。でもわざわざ心が弱っているときに、敢えて人の汚い部分を見ることもありません。

 

ではいったい誰に相談すればいいのでしょうか。

 

気持ち的なことだと、離婚経験者じゃないでしょうか。それも人生経験積んだ、ちょっと年上の方とか、先輩とか。仕事場の方なんて、社会性もあるのでいいですよね。従妹のお姉ちゃんとかも、適任かもしれません。とにかくすごく近い人は避け、経験に基づいてアドバイスくれる存在がいいです。

そう考えると、常日頃から自分の人脈を広げておくことは、いざというときに頼りになりますね。

 

一方、男性陣はダメですよ。もちろん「男性心理」を聞きたいと思うこともあるでしょう。でもね、女性が弱っていると誰かにすがりたくなるのが女の性。ややこしいことに発展してしまう可能性が、大なのです。もぉ~ただでさえストレスフルなのに、さらにトラブルの種をまいてはいけません。恋愛はね、弱っているときには絶対に判断を見誤るのです。まして変に誤解されて、離婚条件が悪くなったりでもしたら、さぁ大変! とにかく殿方への相談は止めた方が賢明と心得ましょう。

 

あとは専門家でしょうか。人は分からないことに不安を覚えます。法的なことをクリアにすると、悩みが消え冷静な頭で判断できるようになるかもしれません。基本は弁護士。私のように、司法書士でも離婚等をたくさん手掛けている者もいます。

ただしこの時の注意点とすると、無料相談に行かないこと。お金はかかりますが、しっかり相談料を支払って、アドバイスをもらいましょう。

中には無料相談をハシゴする人もいますが、これは百害あって一利なし。余計に混乱するばかりです。考えてもみてください。専門家の方々は知識やノウハウが商品。無料相談ということは、ケーキ屋さんに「タダでケーキください」と言っているようなもの。よほどの人格者でなければ、全力での相談には乗れません。

ましてや「そんな(ひどい)相手、自分が選んだのでしょう?」なんて言われたりもしたら、ショックは倍増しますよ。

 

きちんとお支払いして、相談する。そして万が一、法的手続きに移行するときにはこの先生に依頼できるかどうか、その相性を判断する場でもあるのです。こちらの声にちゃんと耳を傾けてくれるのか、適切な問題点を提示してくれるのか、人間的にも頼れそうな人なのか、金額的にも納得できるかどうか。

いろんな観点から見てみて、「この人だったら頼れそうだな」そう思える人に相談してみましょう。すると貴女の頭の中を、代わりに整理してくれて、意外にすっきりするかもしれません。

あくまでも私見ではありますが、参考にしてみてくださいね。

 

プロフィール

太田垣 章子(おおたがき あやこ)さん
章司法書士事務所代表 http://www.ohtagaki.jp

専業主婦で子どもを出産直後に離婚を決意。生後6ヶ月の子どもをつれて実家に出戻り。そこから働きながら子育てしながら勉強して、平成13年、司法書士試験に合格。苦節6年、極貧生活での受験時代でした。
自身の経験から、離婚相談もたくさん受けています。法的な部分だけではなく、心に寄り添ったサポートを心がけ、依頼者の方が元気に前を向いてくれるよう日々がんばっています。頼られるとがんばっちゃうタイプ。どんどんご質問くださいね。法的なことに限らず、何でも大丈夫ですよ。
皆さんからのご質問お待ちしております。

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カテゴリ:あやちゃん先生の正しい離婚相談室

太田垣章子
章司法書士事務所代表 専業主婦で子どもを出産直後に離婚を決意。生後6ヶ月の子どもをつれて実家に出戻り。そこから働きながら子育てしながら勉強して、平成13年、司法書士試験に合格。苦節6年、極貧生活での受験時代でした。 自身の経験から、離婚相談もたくさん受けています。法的な部分だけではなく、心に寄り添ったサポートを心がけ、依頼者の方が元気に前を向いてくれるよう日々がんばっています。頼られるとがんばっちゃうタイプ。どんどんご質問くださいね。法的なことに限らず、何でも大丈夫ですよ。 皆さんからのご質問お待ちしております。

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