しばはし聡子コラム

どうする?小学生の夏休みの過ごし方 シングルマザーのお悩み解決法は

 

シングルマザーに限らず、小学生のお子さんをお持ちの働くママにとっては悩ましい時期となる夏休み。

毎日学童?家で留守番?お昼ご飯はどうする?!頻繁に休暇を取るわけにもいかないし、旅行に連れて行くにも費用もかさみ、頭を抱えてしまいますよね。

ママが無理せず子どもが楽しめる夏休みにするには、どのように過ごすようにすればよいのでしょうか。

 

■保育園から一転、休みが多い小学校生活

 

普段と変わらず夏休みもいつでも預けることができていた保育園。保育園生活にすっかり慣れているシングルマザーにとって、小学校入学と同時に悩まされるのが長期休暇。

夏休み間近になると午前授業で給食もなくなり、終業式とともに40日間近くの長い長い夏休みが始まります。喜ぶ子どもと裏腹に、子どものことが心配になりながら仕事と両立するママの気持ちは複雑。

 

◆学童保育で過ごす?

 

子どもをどうやって過ごさせるか、真っ先に思いつくのは学童。学童保育が併設されている学校の場合は、学童で夏休みを過ごすことが可能です。お弁当を持たせれば朝から夕方まで学校でお友達と過ごすことができ、一人で寂しく家にいるということは防げます。

とはいえ、学童の開始時間は通常の登校時間より遅いことも多く、帰りも保育園ほど遅くまでは残れません。朝、子どもを置いて先に仕事に行かざるを得ないこともあれば、帰りは子どもが留守番を余儀なくさせることにも。

鍵の開閉や管理に慣れていない子どもに対しては、「ちゃんと鍵を閉められるかしら。なくさないかしら。家に帰ってひとり怖くないかしら」と心配が重なりますね。

 

そして、母親にとって負担となるのが日々のお弁当づくり。

学童には冷蔵庫やレンジがあるわけではないので、お弁当が傷まないように細心の注意を払わなくてはなりません。ただでさえ慌ただしい朝に、お弁当づくりが毎日加わるとなると、時間的にも精神的にも負担が大きくなっていきます。

 

◆民間学童

 

今では、学校併設の学童以外に、民間学童が多く見られるようになりました。夜遅くまで預かってくれるなど時間の融通が利いたり、専用バスで送迎してくれたり、安全面が確保されるだけではなく、日中も習い事の送迎をしてくれたり、中には民間学童の保育時間内に英語レッスンなど学ぶ機会があるところも。

とても魅力的ではありますが、当然その分費用もかさむため、シングルマザーにとってはハードルが高く、利用するのは難しい方も多いかもしれません。

 

◆家で留守番?

 

子どものなかには、「夏休みなのにどうして毎日学校に行かなくちゃいけないの?」「毎日朝から夕方まで行っている子は僕だけだよ。」と、毎日学童保育で過ごすことに飽きてしまったり、学童保育自体にどうしても馴染めないという子もいます。

子どもの出入り時間が自由な分、どうして僕だけ?私だけ?という気持ちにもなりやすいのでしょう。

近所に祖父母が住んでいるなどサポート体制があればよいですが、過ごす場所の選択肢がない場合は、自宅で留守番というケースも。朝から晩までずっと一人で過ごさせることはもちろんのこと、お昼ご飯を一人で食べることになります。

子ども自身は案外寂しいとは思っていないものですが、一人で食事をするということに対しても胸を痛めるお母さんも多いのではないでしょうか。

高学年になると友達と連絡を取り合って遊びに出かけたり終日塾だったり、ある程度子どもが自分自身で生活管理をできるようになりますが、低中学年は特に心配な年代になりますね。

 

■子どもにとってのベストは?

 

夏休みを毎日学童や留守番で過ごす子どもはどのような気持ちでいるのでしょう。

「友達は旅行行ったり家族と過ごしたりしてうらやましい」と内心思っている子もいるかもしれません。

ママが夏期休暇を取得して旅行に連れて行ったとしても夏休みはまだまだ長く続きます。子どもだけが安心して泊まりに行ける場所を確保できれば、子どもも飽きずに楽しめますし、ママも心の負担が減りますね。

 

◆子どもが安心して過ごせる場所

児童館などが主催しているキャンプに行かせたり、実家の祖父母の家に泊らせたりするのもよいでしょう。ただ、泊まれる場所はいくつでもあるに越したことはありません。実家も何日間もいると子どもも飽きますし祖父母も疲弊してしまいます。

このような時に、忘れてはならないのが子どもにとっての父親の存在。元夫と親同士として良い関係を築けていれば、旅行に連れて行ってもらったり、父親の家や義祖父母の家に泊まりに行ったり、数ケ所泊まりに行ける場所を確保できることになります。

子どもも父親と寝泊りしながら過ごすことで、父親からの愛情をたくさん感じながら楽しい思い出ができるのではないでしょうか。

 

■さいごに

 

夏休みに限らず、冬休み、春休みは中学生になっても続きます。全てを自分だけでなんとかしようとすると無理が生じますし辛いですよね。

頼れる場所はいくつもあるに越したことはありません。子どもがいつでも父親のところに行けるような関係をつくっておくことで、長期休暇も乗り越えやすくなりますし、自分自身もゆとりが出てくるとよいですね。

 

<執筆者>

一般社団法人りむすび 共同養育コンサルタント しばはし聡子

1974年生まれ。慶應義塾大学法学部卒。自身の子連れ離婚経験を生かし当事者支援として「一般社団法人りむすび」を設立。「離婚しても親はふたり」共同養育普及に向けて離婚相談や講演・執筆活動中。http://www.rimusubi.com/

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カテゴリ:しばはし聡子コラム

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