• HOME
  • しばはし聡子コラム
  • 再婚後の子育て・子どもの気持ちを考えたときに優先すべきこと 〜共同養育コンサルタント​しばはし 聡子コラム〜

しばはし聡子コラム

再婚後の子育て・子どもの気持ちを考えたときに優先すべきこと 〜共同養育コンサルタント​しばはし 聡子コラム〜

83727677 – sports day

 

みなさんは、再婚を考えられたことはありますか。
離婚して間もない頃は「結婚生活はもう十分」「再婚なんて考えられない」と思っていた方も、少し落ち着いてくると、「ずっとひとりも寂しいかな」「支え合えるパートナーがほしい」など、前向きに考える時期がくることも自然なことです。
そんなとき気になるのは子どものこと。「パートナーとうまくやっていけるの?」「どうやって子どもに伝えるの?」など気になることもたくさんありますよね。
気になる子連れ再婚事情をみていきましょう。

 

■子どもとパートナーを会わせてみよう

離婚後、気持ちも落ち着き新たに出会ったパートナー。
一緒に人生を歩んでいきたい相手であり、お互い結婚の意志もある。素敵なことですし大切に育みたいですね。
ただ、気になるのは、パートナーと子どもが、うまくやっていけるのかということ。再婚を意識するのであれば、子どもとパートナーの相性を事前に確認することは必須です。

 

◆遊ぶ様子を見てみる

いきなりあらたまった場所で子どもにパートナーを紹介すると子どもも警戒します。
大勢で集まる会などで顔を合わせてみて、一緒に遊んだり友達のような感覚で接することができるかを試せる機会をつくるとよいですね。
子どもが楽しそうにしているか、パートナーの子どもとの関わり方はどうか、何度か会う回数を増やしながら様子をみていきましょう。時折、少しの時間その場から離れて、パートナーと子どもだけにしてみるのもいいですね。

 

◆パートナーの様子もチェック

子どもと遊んでいる様子を見ることで、自分に見せる顔だけではなく、子どもにどのように接する人なのかを見てみましょう。欲目なしで冷静にチェックすることで、今後再婚した後の家庭像を描く機会にもなります。

 

◆焦らない

子どもとパートナーを会わせてみて、ぎこちなさや不安が残るようだったら、決して焦ることはありません。急いで再婚しないとどこかにいなくなってしまうような彼なのであれば、人生をともに歩むパートナーではないのかもしれません。
あなたにとって、今一番大切なのは子どもの存在。あなたと子どもの関係を第一優先にしてくれて、タイミングを待ってくれる彼であれば、将来も安心して過ごせることでしょう。

 

■再婚する場合の心得

自分抜きでも子どもとパートナーが楽しめる関係になり、幸せな家族像が描けるようになったら、あらためて子どもにきちんと伝えましょう。

曖昧なまま、一緒に暮らして生活を始めるようなことをすると、子どもは「この人はどんな存在なの?」と振る舞い方がわからず混乱します。

「○○さんは、ママとあなたを支えてくれるとても大切な人だから、ママは結婚して一緒に暮らそうと思うけどいいかな。」と正直に伝えることが大事です。
そこで、嫌そうな素振りを見せるなら時期を遅らせればよいですし、嬉しそうにしてくれれば、正式に再婚への道が開けてきます。

 

◆いきなりお父さん役をしないこと

再婚すると、パートナーへ「新しいお父さん」という役目を果たしてもらおうとすることもありますが、果たして子どもにとって新しいお父さんが絶対的に必要なのでしょうか。
「新しいお父さんができたから、今日からお父さんと呼びなさい」と強要するのではなく、子どもが気楽に呼びやすいようなニックネームや名前で呼ぶことでもよいでしょう。
パートナーも、「お父さんにならなくちゃ」と意気込んでなかなか懐いてくれなかったりすると、焦ったり不安や不満が出てきて関係が悪くなることもあります。
「一緒に遊んだり勉強を教えてくれたりする年上のお友達」くらいの感覚で過ごせる方がパートナーも子どもも、そしてあなたも自然体で過ごせるのではないでしょうか。

 

◆実のお父さんの存在を大切に

再婚の際、悩ましいのが元夫との関係。新たな家庭を1日も早く落ち着かせたい、新たなスタートを切るために子どもを混乱させないと考えている方もいるのではないでしょうか。
ここで大切なのは「本当のお父さんとはいつでも会えるよ」ということを伝えてあげることです。あらたな家族ができても、実の父親はたったひとり。一生父親であることには変わりません。夫婦関係は破綻しても、元夫と子どもが親子であることは変わりません。
早く新しい家族になじむようにと、別れた夫とは会わせないようにするケースも見かけますが、子どもが「会いたい」と自然に言える環境をつくってあげるよう心がけましょう。
もしも、子どもが実の父親に会うことをよく思わないパートナーだったら要注意です。子どもの気持ちよりも自分の気持ちを優先するタイプかもしれませんので、パートナーのスタンスを事前にきちんと確認しておきましょう。

 

◆パートナーとあなたの関係も大切に

子どもとパートナーの関係ばかりに気を取られ、ついついパートナーとの二人の時間を持つことが後回しになってしまいがちですが、パートナーとあなたの関係が良好であって初めて成り立つ家庭です。
意識的に毎日少しだけでも二人で話す時間を設けるなどしてお互いの気持ちを共有しあいましょう。パートナーだって、あらたな環境に不安もあるはす。頼るだけではなく、時には甘えさせてあげたりしながら、彼にとっても居心地のよい場をつくるように心がけましょう。

 

■まとめ

最愛の子ども、そしてあらたに家族として加わるパートナー。無理に親子関係を築こうとすることなく、自然なカタチで居心地よく過ごせる関係でいられること、そして実の父親との関係も途切れさせないことが大切ですね。

 

 

<執筆者>

一般社団法人りむすび 共同養育コンサルタント しばはし聡子

1974年生まれ。慶應義塾大学法学部卒。自身の子連れ離婚経験を生かし当事者支援として「一般社団法人りむすび」を設立。「離婚しても親はふたり」共同養育普及に向けて離婚相談や講演・執筆活動中。http://www.rimusubi.com/

シングルマザー向けの有益な情報をメルマガ配信します(無料)
メールマガジン登録はこちら

カテゴリ:しばはし聡子コラム

PREV

シングルマザーのための情報サイト、シンママStyleです。毎日忙しいシングルマザーのみなさんにお家探しから得する制度まで役立つ情報を毎日お届けします!