歩りえこ連載コスパdeトラベル第4回 子供たちの【ママできたよ!】を体験できる小田原・鈴廣かまぼこ手作り体験旅

朝6時半に起きていつものように自分の身支度をチャッと済ませ、子供たちを起こすものの、12月ともなると気温が一気に下がることもあり、子供たちはなかなか温かい布団からすんなりと起きてくれない。

 

お姉ちゃん「まだねてたいの~zzz」

 

2人ともぬくぬくした布団からなかなか出てこないので、仕方なく「今日はかまぼこを作りに行くんだよ~」と言うと、【作る】というフレーズに反応したお姉ちゃん!【今日はきっとワクワクするような体験ができるに違いない】と感づいたのか、勢いよく布団から飛び上がった。

 

お姉ちゃんが起きると弟くんもムニャムニャと起きだして眠気まなこでお姉ちゃんの後についていく。

 

本当にこの2人は朝から寝る直前までいつも一緒の仲良し姉弟だ。

 

まずは最寄り駅から品川駅に出てJR新幹線こだまで小田原駅へ。(片道3,050円)新幹線は自由席であれば未就学児(1歳~6歳までの幼児)は無料。指定席を使うと有料になる大人の半額料金がかかる。

 

それならば【新幹線が無料で乗れる未就学前に新幹線にできるだけ乗ったほうがお得】だ。

 

小学生になってしまうと新幹線を使う旅はコスパがかなり悪くなってしまう。

 

小田原駅で降りて箱根登山鉄道・箱根湯本行に乗り換えると、目指すは風祭駅!(片道190円)

 

 

いつものごとく午前中は2人とも機嫌が良く、しかも新幹線や電車などの乗り物が大好きなのでニコニコしながら初めての箱根登山鉄道の乗車体験を楽しんでいる。

 

10時20分に風祭駅に着くと、本日のメイン目的地である小田原【鈴廣かまぼこの里】へ。改札を降りてすぐの好立地だし、階段もないのでベビーカーでも楽々だ。

 

まずは【かまぼこ博物館】内にある【かまぼこ・ちくわ手づくり体験教室】へ。事前予約済みで第2回目の10:50~11:40の教室に参加。(一人1500円、小学生以下は付き添いが必要。各回40名定員。)

 

お姉ちゃん・弟くんが手作り体験する旅は今回が初めてなのでどうなることやらワクワクドキドキだ♪

 

自分たちで作ったアツアツのかまぼこやちくわをその場で食べることが出来るのがこの教室の醍醐味。幼少期の手作り体験は子供たちにとって自分が【作った!】【できた!】という達成感や充足感を味わうことができる貴重な体験となる。

 

【モノづくり】を通じて、いつもママや周囲の大人にしてもらっている子供たちが【自分たちで何かを作ることができるということを知ってもらう良い機会】になるだろう。

 

まず、手づくり体験の前に私たちは衛生管理のための薄手のビニールエプロンとビニールキャップを頭と体に装着!

 

子供たちは、いつもと違う格好で【何かが始まる!】という予感を察知。

 

俄然テンションが高まり出してきた。

 

その後は、石鹸でゴシゴシと手を綺麗に洗う。弟くんはまだ背が小さくて手洗い場に届かないので私が抱っこしながら弟くんの小さな小さな手を洗って、お姉ちゃんはなんとか背伸びして自分だけの力で手を綺麗に洗っている。つま先立ちで一生懸命手を洗っている姿がなんともいじらしくてそれだけで胸がキュンとなる。(笑)

 

 

そして、いざかまぼこ作り体験スタート!

 

…といっても2人は何をするのかさっぱりわかっていない。

 

まずは、毎日かまぼこを作っているベテラン職人さんが、すりみを板にのせる実演を行ってくれる。(同時に目の前にあるスクリーンにも工程が映しだされていた。)

 

職人さんの作るかまぼこはそれはそれは綺麗な半月形!お姉ちゃんはそれをジーっと見ながら【自分たちがこれを作るんだな】というのがはっきりわかってるようで闘志を燃やしている様子。

 

一方の弟くんは台の上で【かまぼこ包丁】を不思議そうに眺めている。説明によるとかまぼこ包丁は絶対指が切れないように出来ているらしく、小さな子供が持っても安心。ママとしてはとっても有難い包丁だ♪

 

説明が終わるといよいよ実際に自分たちでかまぼこを作る番!まずは魚のすりみを台の上に伸ばし、それを叩いて空気を抜いていく。そして何回かそれを繰り返した後に、木板の上に綺麗にのせていく。ひと通り工程を見ていた時は簡単そうに見えたが、実際にやってみると案外難しい!かまぼこ包丁部分にすりみがついてしまうのでなかなか木板のほうに付けることができない…。

 

お姉ちゃんは集中し過ぎて寄り目気味になりながらも懸命に木板にすりみをつけている。私が「手伝おうか?」と、言うとお姉ちゃんは『いいの!あいちゃんがじぶんでやるの!』と、すっかり自立した女の子になっていた。やっぱり【手作り体験は子供の自主性を成長させる貴重な体験】だ。

その後、お姉ちゃんがやっとのことで木板にすりみをのせ終えると「ほら!みて~!すごいでしょう!ひとりでできたよ~」と満面の笑みで見せてくれた。

 

と、同時にすりみが全部台に落下…。(泣)

 

落ち込むかと思いきや、すぐに気持ちを立て直し「もういっかいやる~!」と、超前向きな娘。たくましい~!

 

弟くんはまだ何をしてるのか分かってない様子で、ぺんぺんとかまぼこ包丁で台を叩いている。何にも出来てないけど、凄い作業をしている気になっているらしく、かなりご満悦な様子。(笑)さすがにまだ2歳だし仕方ないね…。

 

やっとお姉ちゃんが再度すりみを木板につけた後、蒸し器に持っていく。板かまぼこは蒸し上がるまでに70分ほどかかるということで、続いてちくわ作り体験へ!

 

先ほどと同様にちくわの作り方のレクチャーを受け、お姉ちゃんはすりみ落下の反省を活かして、手に力をもっと加えながらすりみを棒につけている。

 

「おお~、すごいぞ。お姉ちゃん!」

 

3歳児にして既に【失敗から確実に学んでいる】ようだ。

 

そんなお姉ちゃんの様子を眺めていた弟くんも突然やる気スイッチが入ったようだ。

 

本来ならかまぼこ包丁を使ってつけていくのだが、ワイルドにすりみを手づかみし、棒に付けていく。が、やっぱりまだまだ2歳には難しく、ママがお仕上げ。

 

とても職人さんが作ったちくわとは似ても似つかない不格好な出来栄えだけど、それはそれで子供らしいし、食べられれば全然OKでしょう♪

 

ちくわは15分ほどで焼き上がるとのことで、それまでの時間はかまぼこ博物館にあるかまぼこ工場など見学し、あっという間に焼き上がり~!

 

 

「待ってました~!」とばかりに自分たちの焼いたちくわを取りに行くと、意外や意外…先ほどまで不格好だったちくわにこんがりと焼き色が付き、結構それなりになってる~♪

 

ちくわを手渡すと間髪入れずにモリモリと食べ出す弟くん。

 

さすがは2歳のフートファイターだ。

 

今日も食べっぷりが凄まじい。(笑)

 

いつも思うのだが、どんな食べ物でも差し出された瞬間に食らいつく習性があるらしく、この1秒も迷わない感じが潔い。知らない人に食べ物を差し出されて食べてしまわないか心配になる位だ…。

 

焼き立ての手作りちくわは香ばしく、皮が少しパリッとして…こんなに美味しいちくわを食べたのは生まれて初めてだ。いつも食べているちくわは冷蔵のしんなりしているものが多いので、これまで食べてきたちくわの概念を覆すほどだった。

 

「やっぱり自分たちで作ったちくわはおいしいねー!」と、お姉ちゃんと話しながら食べていると、弟くんはすりみのなくなったちくわの棒を持って仁王立ち!

 

2歳児にして、3歳のお姉ちゃんより大分食べるのが早過ぎだ。(笑)

 

初めての手作りちくわを堪能した後は、まだ板かまぼこが焼き上がらないので…ランチを食べに行くことにした。

 

【かまぼこの里】には複数の飲食施設があるが、50品目もの料理を好きなだけ食べることが出来るバイキングレストラン【えれんなごっそ】に行くことにした。小田原の四季折々の豊富な海山の食材や、鈴廣特製肥料(かまぼこを作る際に出る魚の皮や骨・内臓などを利用した良質な魚肥)を使って育てた野菜・果物を使ったお料理が特色のようだ。

 

 

レストランは太陽光が差し込むとても開放的な雰囲気で、小さい子連れでも気軽に入れる雰囲気が嬉しい。

 

弟くんはちくわを完食したばかりだが、まだまだお腹が空いているらしく、食べる気満々だ。

 

利用時間は80分制で、平日は大人2052円。子供(4歳以上小学生以下)1026円。この日は土日祝日だったので大人2376円。子供1188円。お姉ちゃんは3歳なので、【4歳になるといよいよ子供料金適用が始まるお店も多くなる】だろうな。と、なると…【今のうちはコスパが良いバイキングがお得】だ。

 

お料理を取りに行くと、鈴廣のかまぼこがずらりと並び、まるで【かまぼこの博覧会】を見ているかのよう!

 

 

子供たちが特に喜んで食べたのが、【小田原産キヌヒカリ】を使ったお米と、【本日のカレー】、鐘の合図と共に出されたランチ限定タイムサービスの【鶏もも肉の香草パン粉焼き】、【鈴廣の伊達巻】。

 

 

そして面白いなと思ったのは天然の魚肉で作られた海の恵みのソーセージ【シーセージ】。

 

食感もまるで普通のソーセージと同じで、魚嫌いの子供でも絶対食べれる美味しさに感激!美味しくて栄養があるって最強だわ。お土産コーナーでも大人気♪

 

 

お姉ちゃんはママの大好きな食べ物や飲み物を大分覚えているようで、【自分がママに何か取ってきてあげるんだ!】という使命感に燃えている。「ママ、コーヒーもってきてあげるね♪」嬉しいけど…いや、ちょっと待って!熱いコーヒーは逆に火傷しないかめっちゃ心配だから~。(汗)

 

最近のお姉ちゃんはママが少しでも喜ぶことをしてあげようと3歳児ながらに考えて行動してくれる姿に感動しまくり。これも立派な成長の証だよね♪

 

そんな娘の成長に胸を打たれている間に、弟くんはどんどんピッチを上げる食べっぷり!

 

えれんなごっそには安全に遊べるキッズスペースもあるので、【ちょっと子供が飽きてきた時にも安心】なのがとても有難かった♪

 

80分間時間いっぱいまで寛いだ私たち親子は満腹でレストランを出ると、お土産屋さん前にある【懐かしの遊びコーナー】(※お正月期間限定)へ。

 

駒、けん玉、輪投げ、だるま落とし…といった昭和感満載の遊びに2人は夢中!

 

 

冬は室内で遊ぶのも勿論良いけれど、私は幼少期に宮城県仙台で育ち、雪の中で駆け回って育ってきたので【子供は風の子】というイメージで、【真冬でも元気に外で遊びまわって欲しい】と思うタイプだ。

 

風邪をひくから冬は外で遊ばせないという親御さんも勿論たくさんいるだろうけれど、私は風邪をひかない頑丈な子供に育ってほしいなって思っちゃうんだよね。

 

まあ、【子育ては千差万別、人それぞれ】。

 

今のところ、子供たちは雪が降るような寒い日でも「おそとであそびたい~」と言う、ママによく似た超アクティブっ子たちだ♪

 

【懐かしの遊び】をひと通り楽しんだ後は、お正月前ということで無料配布されていた甘酒を飲んだり、昔ながらの【飴細工】を眺めたり、【おせち大市】コーナーへ。

 

 

ここで、試食の割れ煎餅を発見した弟くんは、マッハで試食を開始!

 

本当にいつも私に確認を求めず何でも食べちゃうから、心臓ドキドキするわ~!(汗)

 

一方、ビビりなお姉ちゃんは必ずママに食べていいか確認してくれるので結構安心♪

 

私も試食してみると、その割れ煎餅が凄く美味しく、しかも超大容量で1100円でコスパが最強だったので即購入!シングルマザーたるもの【コスパ】という言葉にすこぶる弱い。(笑)

 

 

お土産コーナーでは【リカちゃんのハートかまぼこ】(594円)と、パトカーやバスを型取った【かまぼこトミカ】(756円)にお姉ちゃんと弟くんはもう夢中!当然おねだりされてゲットしたよね…。

 

こういった子供たちが喜ぶようなかまぼこがあるのもすごく嬉しい♪

 

 

お土産をひとしきり買った後で、100円で遊べる【ぐっちゃんトレイン】に乗車!

 

「しゅっぱつしんこう~!」と、大好きな乗り物に乗れて大はしゃぎな子供たち。

 

小田原を色々周る予定だったが、子供たちの喜ぶモノがたくさんあり過ぎて大充実の【かまぼこの里】だった♪

 

 

再び箱根登山鉄道で、風祭駅から小田原駅へ向かう。

 

結構盛沢山&大充実な行程だったけど「小田原城にも行ってみるか~!」と、意気込んだところで…急に2人がグズグズになった。

 

明らかにこれは…眠りに入る直前の【寝ぐずり】キタ~~~~!!!

 

2人同時にこうなるともういかんせん無理!本当に眠い時は何をしても無駄!

 

さっきまで【ぐっちゃんトレイン】で大はしゃぎだった2人はもうどこにもいない。

 

【不機嫌モンスターたちの襲来】である…。

 

小田原駅に着くと不機嫌さはマックスでもう「早く寝かせろよ~!」状態で完全なるカオスとなっていたので、小田原城観光は止む無く断念。冬は日の入りも早く昼寝したらもう日が暮れちゃうし、2歳3歳年子連れの旅はなかなか全て予定通りにいくはずもないよね…。(涙)

 

そして、帰路に着くやいなや大爆睡の2人であった…zzz。

 

「やれやれ。長い1日が終わったなあ。」やり切ったという心地よい疲労感にうつらうつらしながら帰宅すると、眠りから起きたお姉ちゃんが凄く大事なことに気が付いてしまった…。

 

『ママ~。あいちゃんたちがつくったかまぼこ、どこにあるの~?ばあばにはやくわたしたいよ~』

 

…あ~~~~!!!!!!!

 

【せっかく手作り体験した板かまぼこを焼いたまま取りに行くのをすっかり忘れて帰ってきてしまった~!!】

 

なんと…本日のメインイベントである、手作り体験の主役を置いて帰るというまさかの大失態!

 

鈴廣のかまぼこ博物館に電話して無事に郵送対応してもらえることになったので、後日お姉ちゃんと弟くんはばあばに手渡しすることが出来たので良かったものの…蒸し立てほやほやのかまぼこ、子供たちと一緒に食べたかったな~。(泣)

 

やっぱり【2歳3歳年子連れの旅はとにかく子供たちの動きを追うことで精一杯】で、まだまだ修行が足らんな…。

 

でも1回目の旅では、帰宅後に丸2日間寝込んでしまったほど疲れていたけれど、2回、3回、4回…と回を重ねるごとに親子共々確実に逞しくなっているのは間違いないようだ。

 

さて、来月はどこに行こうかな~?

 

そろそろ子連れ貯金も貯まってきたので、5回目は関西エリアとか初の遠出に挑戦してみるかも!?

 

 

◆今回使ったお金

 

新宿駅(品川駅経由)→小田原駅 3,220円
小田原駅→風祭駅 190円
かまぼこ・ちくわ手づくり体験1,620円
ランチバイキング 2,376円
割れせんべい 1,100円
リカちゃんのハートかまぼこ 594円
かまぼこトミカ 756円

じいじ・ばあばへのお土産 ちどりかまぼこセット 3672円
ぐっちゃんトレイン 100円
風祭駅→小田原駅 190円
小田原駅→新宿駅 3,220円

 

合計 17,038円

 

予算 30,000円-17,038円円=12,962円

1回目の余り8,959円+2回目の余り11,754円+3回目の余り12,462円+4回目の余り12,962円=子連れ貯金50,213円

 

※「子連れ貯金」は毎回予算3万円の中から余ったお金を次回以降の旅に使うことができます。

 

前回のまでの記事はこちら↓

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