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【新連載】~旅作家・歩りえこの「年子シングルマザー親子が行く!コスパ de トラベル」伊豆編(前編)
☆「年子シングルマザー、1歳10ヵ月・3歳3ヵ月と旅に出る」
シングルマザーになってから2年弱。毎日の仕事と1歳、3歳児の子育てに追われてやらなければならないことをこなすだけで手一杯のヒーヒー状態。
部屋を片付けたり、旅行する余裕もないまま2年間があっという間に過ぎていった。
独身時代は自分に使える時間やお金があったけれど子供を産んでからは余裕ゼロ!
スーパーから紙オムツを両手に4つ抱えて買って帰ってもすぐに無くなるし…何でこんなに働いても働いてもお金は貯まらないし、時間もないの??
そんなバタバタな毎日でも子供はグングン成長していく。育児に慣れるにつれ、だんだんと疑問が生まれてきた。
こんな風にバタバタ慌ただしく過ごす生活があと20年ぐらい続くのかな? どこにも旅行に行けず、毎日働き続けているうちに子供がハタチになった頃、きっと「ママ抱っこして~」なんて甘えてくれるこの子たちはもういないだろう。
子供時代は人生の間でほんの一瞬だから。
1歳の息子のこのプクプクした腕や足も、来年にはシュッと細長くなっちゃってるんだろうな。3歳のまだまだつたない喋り方がたまらなく可愛い娘も来年の今頃にはきっとおませな言葉を喋っているかもしれない。
この子たちの今はこの一瞬しかない。今という時間も二度と戻らない。
そして、私が子供と過ごせるこの瞬間瞬間もあっという間に過ぎ去り、二度と戻ることはできない。
だったら、今からこの子たちとたっくさん素敵な思い出を作っていこう。
「ママとなんか出かけたくない!構わないで!」と言われるその日まで。
その日が来るまでママにたくさん構わせて欲しい。抱っこさせて欲しい。オムツを替えさせて欲しい。
年子シングルマザーだって子供と一緒に色んなことができるし、色んな所に行ける。日帰りのお出かけも、泊まりがけの旅行だってできる!
「よし、小さなこの子たちと旅をしよう。」
まずは無理せず近場で、月に1回1泊2日から。
そう決めた。
☆子連れ旅の準備編~子供用品って何持って行くの?~
シングルマザーになってから子供と一緒に近場のお出かけスポットに行く事はあってもお泊り旅行なんて出かけたことがないので何を持っていったらいいのかさっぱりわからない。
とりあえず必要なものといったら、やっぱり紙オムツでしょ! 子供たちが朝起きる前に絶対これがないと始まらないと言うものを手当たり次第準備してみた。
- 子供用の荷物(月齢:1歳10カ月・3歳3カ月)
・紙オムツ Lサイズ15枚・おしりふき
・折り畳みベビーカー
・子供の保険証・医療証
・子供用水筒
・子供用お菓子
・子供の下着4セット×2(汚れた時の予備が2セット)
・子供の服4セット×2
・子供の食事用エプロン2枚
・子供用歯ブラシ、歯磨き粉
・ベビーソープ
・ぐずったときのおもちゃ
・電車でぐずったときにアニメ動画を見せる用の昔使っていたスマホ
・ウェットティッシュ5個
・除菌ジェル
・虫よけスプレー
・子供用日焼け止め
・子供用雨ガッパ
・お昼寝用ブランケット
・ポケットティッシュ5個
・透明なビニール袋10枚
・急な発熱用の冷却シート
・寝かしつけ用の絵本1冊
- ママ用の荷物(年齢:36歳)
・着替え服1セット
・クレンジング、化粧水、乳液
・ヘアブラシ
・一眼レフカメラ、充電器
・保険証
・クレジットカード、現金
・iPhone、ポケットwifi、充電器
※極力荷物を減らすためママの下着は着ているもののみで替えはなし。洗って乾かす作戦。(笑)
とにかく子供の荷物が多いのでママの荷物はコンパクトにしないと、移動が大変で目的地に着く前に疲れて果てちゃう!
☆さあ、電車に乗って出発しよう♪
初めての子連れ旅は、東京から無理のない範囲で行ける「伊豆」に決めた。しかも宿泊先が子連れ旅を歓迎してくれるところ限定で探してみると…意外にもたくさんヒット!
その中で今回選んだのは「森と湖の温泉リゾート アンダの森 伊豆いっぺき湖」
決め手になったのはHPに掲載してあった「三世代で楽しめる新感覚ホテル」というコンセプト。子連れ宿泊を施設全体が歓迎している点、ベビーベッドやベビー・キッズ用備品が充実していること、子供が楽しめる遊び場が施設内にたくさんあるところ。朝ごはん、夕ごはん共にバイキング形式で子供たちが好きなものを選んで食べれるところなどなど。
午前中早い時間に出発する予定だったものの、まずは子供のご機嫌との格闘。
弟くん(1歳10カ月)は比較的おとなしめであんまりワガママ言わないのだけど、お姉ちゃん(3歳3ヵ月)は絶賛イヤイヤ期で「この服はイヤ!あれがイイ!この帽子はイヤ!もっと違うの!」と一人ファッションショーが始まってしまう。
私的には全部可愛いので(親バカ!)本当に何でもいいんだけど、娘はこだわりがとても強く気に入った服しか着たがらない。
てんわやんわの末に出かけようと思ったら、次は息子がうんちタイム。
「は~出かける前にしてくれて良かった。。」途中の電車でされたら臭いがたまらんからね…。
そんなこんなで電車に乗り、一番安い電車賃のルートでまず目指すは小田原駅! 新幹線や特急を使わずに安い行き方だと3時間弱かかるので子供たちがグズらないかちょっと不安だ~。
小田原に着くまでは比較的ご機嫌でなんともなかったけど、下車してからはお姉ちゃんの機嫌の悪さがMAX!突然「バナナが食べたい」と言い泣き出した。
小田原駅での乗り換え時間は16分!トイレで二人分のオムツ替えと、ママもお手洗いに…とやることがいっぱい! 果たしてバナナは買えるのか…。そもそも売店にバナナって売ってるっけ??
と、小田原駅改札口周辺をキョロキョロしたら…あった!JRによくあるコンビニが!
「良かった~」
1本でいつものスーパーで5本分買えちゃうほど鬼高かったけど、迷わず完熟バナナを手に取り、飲み物やプリッツなど子供用お菓子も買い足してJR快速アクテイー熱海行きに乗り込んでセーフ。
次は熱海乗り換えまで23分ほど。
「ママ~、このバナナ美味しいね!いつもよりすっごく甘い」と、お姉ちゃんはバナナを食べてご機嫌。(甘くて当たり前…いつものバナナ5本分の値段だからね…)と心の中でぼやいていると弟くんはウトウト寝始めた。
熱海駅に到着すると次は電車での最終目的地、伊東駅へ!
熱海駅での乗り換えは18分。
一人なら大分余裕あるな~と思う乗り継ぎ時間だけど、ベビーカーに一人乗せて、もう一人手を引いての乗り換えは本当に一苦労。
というのも、熱海駅はお年寄りが旅行にたくさんいらっしゃる人気スポットなのでエレベーターが混雑し、なかなか乗れない。
5回くらい見送ってようやく乗れたらすぐJR伊東線・伊豆高原行きの電車へ乗り込んだ。
このあたりの電車は一本でも逃すと次の電車までかなり待たなければならないので、乗り換えをスムーズに成功させるまではハラハラドキドキ全く気が抜けない!
熱海駅からは22分で伊東駅に到着!お姉ちゃんもちょっとだけウトウト寝てくれて助かるな~。
(↓電車大好きな弟くんと爆睡するお姉ちゃん)
(↓JR伊東駅に到着!お姉ちゃん起きた)
(↓ホテルの無料送迎バスを待つ間、干物を食い入るように見る弟くん)
(↓伊東駅の商店街にて、また寝ちゃいそうなお姉ちゃん)
伊東駅に到着すると事前予約しておいた「アンダの森」の無料送迎バスを待ち、お宿へ直行。
到着するまでの車内ではバリ風の癒しミュージックがかかり、電車乗り換えの緊張感から解放された私はまったりくつろぎモードに。
明日帰るまでは移動もないし、お宿でゆったり子供たちとの初旅行を楽しもう♪
(↓無料送迎バスは可愛すぎるカエルバス!)
(↓ばっちり目覚めて車内のビデオ放送を見つめるお姉ちゃん)
☆「アンダの森」での初子連れお泊りは大充実!
まず、お宿に到着すると、ホテルのスタッフさんがベビーカーや子供の乗り降りをお手伝いしてくれて大助かり。
チェックインした後も階段がある場所はベビーカーを一緒に運んでくださったりと、施設全体で子連れの宿泊者へのケアが行き届いたおもてなしをしてくれるのが凄くありがたい!
(↓チェックイン時にカエルのぬいぐるみとソファで待つお姉ちゃん)
(↓高~い天井がリゾート気分を高めてくれます)
(↓ロビーで輪投げをして遊ぶ2人)
(↓施設内は全てこの館内着でOK!)
(↓無料で飲み物やアイスなどが楽しめるお洒落なカフェバー)
今回私たちが宿泊したお部屋は「パセランドルーム」という小さい子供連れ向けのお部屋。三世代の親子連れにもぴったりのお部屋ということで人気のお部屋らしく、なかなか予約がとれないとのことで早めにネット予約しました♪
(↓初お泊りにテンションが上がる二人)
早速お部屋に荷物を置いて、遊びに行ったのは、お部屋の窓から見える子供向け遊具がたくさんある「庭園パセランド」と広~いお庭。
小さなお家や子供用の乗り物に乗って子供たちはご機嫌!元気に駆け回って、ママなんてすっかり眼中なし状態!(笑)
(↓まるでおとぎの国に来たみたいにメルヘンチック♪)
(↓色んなお家を出たり入ったり)
(↓広~いお庭を散歩。結構蚊がいたので蚊よけスプレー持っていて良かった♪)
(↓カエルの車。とにかく「アンダの森」はカエルだらけ!)
続いて向かったのはキッズスペース。なんと、子供用のボルダリングや滑り台、ボールプールまである充実ぶり!またまた子供は無我夢中で遊びまくりなので、またもやママはアウトオブ眼中状態。子供たちを見守りながらもホッと一息つきながら英気を養うママであります。ケガをする心配がないキッズスペースは本当に安心できて天国じゃ~♪
(↓キッズルームを見つけた二人はテンション上がりまくり)
(↓ボールプール。ママは子供が投げたボールを片付ける係り。笑)
(↓夢中になって遊ぶ子供たち)
(↓子供を見ながらママはしばし休憩)
(↓子供用ボルダリングは弾力のあるマットの上なので安心)
たくさん遊んでお腹ペコペコになったところで、夕飯タイム。17:30からオープンということでお腹を空かせた私たち親子は17:30ぴったりに夕食会場へ。
(↓姉弟で助け合いながら夕食会場へ急ぐ2人)
(↓到着~!どこもかしこもバリ風です)
楽しい旅は後編に続く…。
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カテゴリ:歩りえこのコスパ de トラベル
- 歩りえこ 旅作家でシングルマザーの歩えりこが綴るコスパ満載の小旅行記。お金をあまりかけなくても知恵と工夫でHAPPYトラベル! 「人との出会い」をテーマに家族みんなで全国を駆け巡ります。