あやちゃん先生の正しい離婚相談室①~先ずは自分を抱きしめてあげてね~

 

シンママは働いて子育てして、寝る時間削って、まさに髪の毛振り乱して日々奮闘ですよね。

忙しい時に限って、子どもがぐずったりしませんか? もしかしたらママのピリピリを波動として感じているのかもしれないけれど、シンママはゆったりなんてしてられない!

 

子どもが熱を出した時だって、身体の熱い我が子を抱きながら、仕事の段取り考えるもの。だって「はい、休みます!」って、サクッと言えちゃう環境の人なんてそういないでしょう? お仕事場に迷惑かけて「辞めて」って雰囲気になったら大変だし……今日は大切な打ち合わせの日だし。

 

頭の中は、「誰になら頼めるかしら」と「病院どうしよう」でいっぱい。でも一方で、大切な子どもをいちばんに考えていない自分に自己嫌悪。子どもが「ごめんね、忙しいのに」なんて言おうものなら、涙腺崩壊しちゃいますよね。

 

こんなに一生懸命にがんばっても、別れた旦那さんは養育費を払ってくれないとか、家族からも助けが得られなくて追い詰められていませんか? さらに子どもが、淋しさからママの気を引こうと悪さもするのです。だからまたそれに時間取られて、振り回されて。悪さの理由も「母子家庭だからね」なんて言われてしまって、さらに凹んで。そんなマイナススパイラルから、抜け出せなくなっていませんか。

 

一度でも弱音吐いたら泣き崩れてしまいそうで、言えないってママは多いと思います。それにちょっとでも言ってしまったら「でもその相手を選んだのは貴女でしょう?」って、返り討ち食らっちゃう。

 

子どもの前では涙は見せられないから、お風呂の湯船の中で、顔をパシャパシャしながら声を殺して泣く。そんな経験、きっとありますよね。寝ている子どもの手を握りしめながら、泣いちゃうとか……。

 

「お母さんだから、しっかりしなきゃ」そう思っても、ママだって一人の女性。子育ても仕事も経済も、すべてを一人で背負うなんて、とてもできるものではないのです。

 

だからね、誰かに頼りたい、もう少し子育てをちゃんとしたいから、安定した経済力のある相手が欲しいって誰しもが思うもの。でもちょっと待ってくださいね。

 

離婚の相談を受けるたびに思います。

「どうしてこんなに素敵な女性が、あの男性を選んだの……」

心理学者でも人文学者でもないけれど、私なりの分析からすると、離婚に至る女性って「自己評価」が低いケースが多いなと感じます。特に親との関係がうまくいってなかった、というのが正しいかしら。自分の素のままを受け入れてもらえていなかったというか、良い子でなきゃいけなかったというか。とにかく「自分サイコー」って能天気に叫んで来てない女性が多いなって感じます。今ちょっとでも「そうかも……」と思ったなら、まずご自身を優しく抱きしめてあげてくださいね。

 

自己評価が低いと、危ない相手でも「この人は違う」って離れられません。きちんと愛を与えてくれる人でなくても、「危ない」サーチ機能が働かないのです。

 

これってどうしてかなと思っていました。考えた末の答えは、次のとおり。ちゃんと親からの正しい愛情を受けてきた人は「この人の愛情はいつものものと違う」って、危険を察知できるのです。だけど親から素の自分を受け入れてもらってこなかった場合には、自分が受け入れてもらえなかったので「私だけはこの人を理解できる」って受け入れてしまうのです。自分が受け入れてもらいたかったように。

 

それでサーチ機能が正常に働かず、また悲しい結果につながるようなお相手を選んでしまう。そんな負のスパイラルに陥ってしまうのね……。当たっていませんか?

 

まず今の自分を、ありのまま抱きしめてあげてください。わたしが抱きしめてあげたいくらい。こんなにがんばっているんだもの。「エライよね」って認めてあげてください。家族から受け入れてもらえてなかった女性は「自分は認めてもらえてない」という思いに縛られています。でも認めるのは他の人じゃないんです、自分が自分のことを認めてあげたらいい。他の誰に言われようとも、自分は自分の味方をしてあげればいい。だってがんばっているのですから。

 

シンママは、基本とても真面目な女性が多いと思います。だからこそ「子どもも母子家庭の子って思われないように、ちゃんと育てなきゃ」っていう信念もある。でもね、いいんですよ、ちょっとくらい緩くって(笑)。家事まで手が回らなくて、当たり前。埃では死なないし、ご飯だって一汁一菜でもいいんです。それより何よりのご馳走は、ママの笑顔なんですよ。

 

助けてって声上げていいんです。がんばり過ぎず、まずは自分を自分で認めてあげてください。自分のことが大好きになったら、きっと素敵な男性とめぐりあえると思うのです。マイナスの気持ち引きずったまま再婚しても、決して満たされることはありません。

 

まずは自分を認めてあげる! 忘れないでくださいね。

 

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プロフィール

太田垣 章子(おおたがき あやこ)さん

章司法書士事務所代表 http://www.ohtagaki.jp

専業主婦で子どもを出産直後に離婚を決意。生後6ヶ月の子どもをつれて
実家に出戻り。そこから働きながら子育てしながら勉強して、平成13年
司法書士試験に合格。苦節6年、極貧生活での受験時代でした。
自身の経験から、離婚相談もたくさん受けています。
法的な部分だけではなく、心に寄り添ったサポートを心がけ、依頼者の方
が元気に前を向いてくれるよう日々がんばっています。
頼られるとがんばっちゃうタイプ。どんどんご質問くださいね。
法的なことに限らず、何でも大丈夫ですよ。
皆さんからのご質問お待ちしております。