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実録犬田#20『調停離婚で弁護士さんに払う総額は?』

シンママStyle編集部

こんにちは。9月の初旬にあった船戸結愛ちゃんの公判、壮絶でしたね。児童虐待だけでなく母親である優里被告へのDVもすごかったことが詳報から伝わってきて、それでも自分がDV被害者だとわかってない様子の優里被告がかつての私みたいだな…と苦しい気持ちになった犬田です。

 

優里被告の場合も「結婚後すぐに離婚したいと思った」そうですが、「離婚したい」という気持ちがあってもうまく「離婚話」を進められないことって多いんじゃないでしょうか。ただでさえ難しい離婚話、相手がモラハラやDV夫であれば「嫁の思い通りにさせてたまるか精神」に火がつきます。

 

私の場合は、「離婚したい」と面と向かって正直に言ってしまったので、夫からは「全然いいけど、子どもが可愛いそうじゃないのか。それでも親か?」「離婚届持ってきたら書いてやる」「実家の親の病気が治ってから」などとはぐらかされ続けてしまいました。離婚に同意してるはずなのに進まないな…という感覚で、その度に暴言や罵りがエスカレートしていくパターン。

 

 

きっとプライドが高いDV夫は「離婚したくない」と言いたくなかったはず。離婚に同意してるフリに、私が気づけなかったんだと思います。

 

「離婚したい」と直接言ってしまったのは(これを機に少しでも反省してくれたら!関係が改善されれば!)というかすかな期待があればこそでしたが、言えば言うほど、相手は怒りと不満をつのらせて情緒不安定に。関係は悪化の一途。

 

話が通じない夫と会話を重ねたのは、ほんとうに時間の無駄でした。弁護士さんに入ってもらって何とスムーズになったことか!これから離婚する方みんなに、弁護士さんに依頼してほしいくらいです。そんなお金ない…と諦めず、ぜひ無料相談だけでも弁護士さんにしてみてください。病気になったらお医者さんに行くように、離婚で困ったら弁護士さんのもとへ行くほうが、はやく元気になれると思います。

 

<収入が少ないほうが法テラスを利用できてお得!?>

 

過去コラムにも少し書きましたが(コラム#7ご参照ください)私も、最初は経済的に弁護士さんに依頼するのは無理だと思い込んでいました。でも、収入の少ない人を助けるための『法テラス』という国の機関を利用して無事に弁護士さんに依頼できたんです。専業主婦でも、旦那さんの扶養内で稼いでいるパートの方でも、だいじょうぶ。自分の権利を守るためにいっしょに戦ってくれる弁護士さんを雇うことができます。

 

 

もちろんお支払いはするけれど、経済状況にあわせて分納させてもらえます。むしろ、しっかり働いて稼いでいる女性のほうが、弁護士さんに支払う額が多くなってしまう可能性が高いのですが、法テラスを利用できる月収の上限は二人家族の場合で25万1000円以下(東京・大阪在住の場合は27万6100円以下)。家賃やローンの支払いがある場合は53,000円加算していいので、おおむね月収¥30万4000~¥32万9100以下の人が利用できることになります。手取りか額面かなど、またほかの保有財産や出費についての考慮などもあるようなので、一度法テラスに問い合わせてみてください。リンクはこちら!

 

<調停離婚にかかった弁護士費用総額は?>

 

法テラスなどHPをみても弁護士費用がよくわからないのが、依頼しにくい最大の理由だと思うので、私のケースでいくらかかったかご参照ください。

 

①弁護士さんに相談する→¥0

ご近所さんに紹介してもらった弁護士さんだったので、初回無料だけど次から高額なんでは!?とドキドキすることなく相談に行けました。

 

②弁護士さんに依頼する(協議離婚)→10万円

法テラスが立て替えて弁護士さんにお支払いしてくれます。その後、毎月5000円づつ私から法テラスに分割で返済します。(無利子だったような…?記憶あいまいですみません)この時期、めちゃめちゃ頻繁に電話でフォローをくれたり、和解案のやりとりをしてくれていたので、すごく価値ある10万円でした。

 

③調停に切り替える→10万円

調停離婚で話しがまとまらなかったので調停に。ステージが切り替わるので10万円お支払いします。またまた法テラスが立て替えてくれて、わたしは変わらず毎月5000円の返済。調停申し立てにかかる費用などもコミコミ価格でした。

 

④調停成立!成功報酬を支払う→経済的成果の10%

調停してもらえることになった財産分与、養育費などの10%を弁護士さんに成功報酬としてお支払いします。

 

  • 5万円なら→5000円
  • 10万円なら→1万円
  • 100万円なら→10万
  • 1000万なら→100万

 

が10%。さらに、消費税が加算されます。

 

10月から増税なので、なるべく増税前に支払いを済ませてしまいたい!と思っていたんですが、なんと、9月までに法テラスから支払いに関する「決定書」が出ているので、これから先もずっと消費税8%で支払ってOKだそうです。

 

なんか不思議なしくみだけど……「決定書」に明記もないけど……ギリギリセーフでラッキー。この「決定書」がまたわかりにくくて(実際の書類の写真こんな感じ↓)問い合わせの電話を入れました。

 

 

財産分与の振込があったため、法テラスに毎月5000円で分割払いしていた費用については、一括返済に切り替え。成功報酬については、法テラスから建て替えはしない。というのが大まかな内容で、この先は弁護士の先生と直接やりとりすることに。

 

書面には「婚姻費用については既払い分からも10%支払う」とあるのですが弁護士さんから「これはもう要らないです」とオマケしてもらい(感謝)、毎月の養育費からの10%の支払い(2年間だけ)もだいぶとオマケしてもらい(神…!)毎月払いは面倒でしょうからと、年末にまとめてお支払いすることになりました。

 

というわけで、私の離婚にかかった弁護士費用は合計20万+成功報酬でした。裁判に進めばもうちょっとかかったし、逆に調停にならなければ10万+成功報酬でした。

 

弁護士さんや、依頼人の収入によって変動するものなので絶対この額!とは言えませんが、目安になれば幸いです。話しの通じる相手なら不必要なお金なので、高いといえば高いけど、私は人生で支払ったお金の中で最も価値あるお金だったように感じています。

 

<財産分与が現金ではない場合などの報酬は?>

 

もし財産分与が現金ではなかった場合や、相手から慰謝料請求などされていたものを排除した場合についても参考になる金額が法テラスからの書類に記載されていたので、シェアしますね。↓ちょっと見ずらいですけども。。。

 

 

ネット記事の中には、まずはお金をためてそれから離婚!と書かれているものもたくさんありますし、実際にお金があってから離婚するほうがハラハラしなくて済むのですが……個人的にはDV環境下でお金をためるなんて無理ゲーでは??と思います。

 

妻が経済力を持つのを嫌がるDV夫は多く、働くことが禁止だったり働いても全部家計に入れさせられたり、働くと家事についての文句がふえたり……貯金がたまるのを待ってるうちにどんどん家庭環境が悪化していくので、個人的には思い立ったが吉日、見切り発車もアリなような気が。

 

DV支配下で疲れ切っているときは「この先ひとりでこどもを育てるなんて、できるかな…稼げるかな…」と自信が持てなかったのですが、自信ないまま、とにかくDV夫と離れてみてよかったことだらけ。だんだん体調が回復して自信も回復するし、いままで辛抱強くわけわからない夫と暮らしてきた「負」の方向の頑張りを、お仕事したり子どもと楽しく過ごす「明るい」方向に使えるようになるので、モラハラやDVに耐えたり悩んでいる人ならだれでもシングルマザーとしてしあわせな人生をおくるポテンシャルを持っていると思います。

 

「おまえみたいな非常識、働けるわけない」「デキの悪いやつだ」そんな言葉を毎日投げられてもどうか真に受けず、クールにこっそり録音&データバックアップして、弁護士さんのもとへ!どうかDV・モラハラ夫との離婚がうまくいきますように!

 

ではまたー!

 

 

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カテゴリ:コラム

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