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実録 円満じゃない離婚#19 「最後に弁護士さんに確認しておくべき重要事項5つ」
9月です!!!
二学期がはじまりましたね。
夏休み、仕事をしながら学童に所属していない我が子をワンオペ育児し、犬の散歩やら家事やらをこなすのが超ハードでした。
■実家のありがたさをしみじみ感じた2019夏
8月半ばに実家へ帰省したときはもうヨレヨレだったので、母&妹に家事と育児をほぼお任せして、ひたすら仕事。これがとっても助かったー!
いや、もしも実際に同居したらわたしもちゃんと家事しますよ?(と弁明w)
でも、ワンオペだったら納豆ご飯不可避のバタバタな日でも、ほっこりするような手料理にありつける。感動!!
食の充実に加え、掃除も終わってる!洗濯も終わってる!
ありがたーーーーい!!
そして何より子どもと犬が楽しそう。
だれですか、実家の母と教育方針が合わないだのなんだの、ごちゃごちゃ言っていたのはw!(コラム#14をご参照ください)
さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回は調停成立後に行った弁護士さんとの最後の打合せの内容をお伝えします。
■最後に弁護士さんに確認しておくべき重要事項5つ
調停が成立したら、弁護士さんがいる心強い日々とはお別れ。家庭教師の先生がいなくなるような(いたことないけど)心もとない気持ちです。離婚して「元夫」になったけど、「元モラハラ」になったわけではなく「現役バリバリのモラハラ男」。モンスターがうろつく中で人生のリスタートを切るのだから、最後に弁護士さんに聞いておきたいことは山ほどありました。中でも役立ちそうな5つをシェアしますね。
1●養育費や財産分与の不払いがあったら?
すぐ起きそうなトラブルがコレ。調停での取り決めで、2カ月の滞納があったら差し押さえができますし、年5パーセントの損害遅延金をかけられます。
支払いが滞ったら今回の弁護士さんにすみやかに連絡を、とのことでした。この調停の資料は先生の事務所で保管してくださるそうで、いっしょに家裁から届いた調停調書の原本も預かってもらうことにしました。私は重要書類を絶対なくすタイプなので、とっても助かります。自分用はPDFデータで保管。
2●相手から養育費の減額請求をされたら?
今後相手の収入が大きく減ったり、相手が再婚して扶養家族が増えたときなど、養育費の減額請求の調停を起こされる可能性があります。調停を申し立てられたら、家裁に行かなくてはいけないのですが、基本的に「申し立てられた人の住居地にある家裁」で調停をするそう。つまり、もし私が実家で暮らしていたら元夫は住んでいるA県から私の実家のあるB県まで出向く必要があるということです。
元夫は超ケチなのでその時間と交通費を割いてまで減額請求はしないかも?と、先生の予想。これも、実家に戻った場合のメリットですね。逆に、こちらから増額請求などで調停を申し立てる場合、私が実家で暮らしていたら元夫の住んでいるA県まで行かなくてはいけません。
3●仕事が変わったら、元夫に報告する?
養育費はお互いの収入から算出しましたが、今後、収入が増えても仕事が変わっても、相手への報告義務はなく、②で述べたように減額や増額の調停をしない限り、養育費は今回決めた額のままだそう。DVモラハラ元夫は「収入が増えたら教えるべき」と言い出しそうですが、無視で。同様にもし実家で暮らすことにしたら「家賃が浮くから養育費を減らせ」と言ってきそうですが、子どもが受け取るお金なのでそれも筋違い。反論すると喜ぶ傾向にあるので、反論しないのがポイントと助言をもらいました。反論せずスルーで、支払いが滞ったら差し押さえ。
4●面会交流がうまくいかなかったら?
約2年、面会交流をしてきましたが「お父さんに会いたくない」という月もある我が子。「原則として月一回の父子面会」と調停で決めたけれど「子の福祉に慎重に配慮する」という約束つき。会いたくないのに無理して会わなくて大丈夫です。元夫は違反だ!と騒ぎますが、大変な思いをしている子どもの心のケアを最優先に。元夫がうるさ過ぎる場合、「調停を申し立ててください」と回答するのが最善策だそうです。
5●引っ越し代は折半すべき?
離婚後に持ち家をリセールするケースも多いと思いますが、先日、元夫から「粗大ゴミの処分代を割り勘しよう」とメールがきてびっくり……。いやいや、家財は全部俺のモノって言ったの誰。払う気はないけど、一応弁護士さんに確認すると「払う義務はナシ。離婚後は、調停で決めたお金のやりとり以外はしません」とのことでした。確かに『今後名義のいかんを問わず、互いに金銭その他一切の請求をしない』と調停調書に記載アリ。調停離婚にしてよかった、とつくづく思った出来事でした。
■離婚後モラハラには、無視がいちばん!自分の人生に集中を
予想通り、こちらに弁護士さんがいなくなると「お金を出せ」だの「和解したんだから会おう」だの連絡が増えました。DV被害者が離婚後にヨリを戻してしまうケースが多いのは、粘着質なモラ男にまた洗脳されてしまうからなのかも。私も、付き合っていたころに別れては粘着されてヨリを戻していたので、典型的なモラ依存(または、よほどのアホ)だったのかもしれません。ああ怖い!電話番号やラインを知られている場合は、ブロックしたり番号を変えることでかなり自衛できるのでオススメですよ!利用されボロボロにされた時間を取り戻すべく、楽しく暮らしていきましょう!
長い記事、読んでくださってありがとうございました。
次回は、お金の話。「法テラス利用でかかった弁護士費用を計算!」の予定。
ご参考になればうれしですー!
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カテゴリ:コラム
- シンママStyle編集部 シンママStyleの編集部です。シンママStyleは毎日忙しいシングルマザーのみなさんにお家探しから得する制度まで役立つ情報を毎日お届けします。