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実録!円満じゃない離婚#11 DV夫、調停で財産分与をイヤがる

6月もカメの歩みの調停中、犬田さちこです。

調停で合意になりそうにないなーー、裁判に切り替えようかなーーー。

と、カジュアルに考えていましたが

日本の離婚では協議離婚がほとんどで、調停離婚は約10%、裁判になるのはさらにレアで約1%なんだとか。少なくてびっくり。

 

■財産分与をイヤがるDV夫

 

さて、なぜカメの歩みの調停になっているかというと

DV夫がフェアな財産分与や自分の不利益を嫌がる生き物だからです。

 

イヤって言われても、民法で決まっていることだしな。。。

早く精算してほしいんですが、まさに「無理が通れば道理引っ込む」。

「調停が話し合いの場」というのは本当で、良い悪いは別として無理な相談でもDV夫の意見が私に伝えられ、金銭面で譲れないかどうか聞かれます。

返事はもちろんNOだけど。

わたしは元来、交渉ごとですぐ譲ってしまうタイプ。

調停でも「もう自分で働くほうがはやいわ!」って思ったり、「こんなネガティブなことに時間を使うのは終わらせたい」と思うこともある。再就職するなら早いほうがいい気もするし。

だけど、しっかりお金を貰うのは「こどものため!」と自分に言い聞かせ、粘っています。

私が忙しくなってしまうと、平日の習い事の送迎ができなくなったり、平日が忙しいと土日のレジャーに行けなくなったりと、ダイレクトにこどもにしわ寄せがいってしまうので。

シングルで育てているぶん、婚姻費用も養育費もきっちりもらって、こどもとの時間を確保しないとね。

 

■DV夫との調停は、ウソをつきまくられてる可能性大

 

調停では最初に「ここは話し合いの場です」「どちらが悪いか白黒つける場所ではありません」と説明されたので、私も2、3回目までは客観的に、あまり感情的にならいように、調停がスムーズに進むように、と心がけていました(マジメか)。

 

なのに、その最初の2,3回がいちばん調停員さんに夫がいかに危険人物かの話が通じないなあ…という印象だったんです。

でも、今ふりかえると、その間にモラハラDV夫が全力でいい夫いい父親のふりをしてデタラメをしゃべりまくり、調停員の心をつかんでいた可能性大。

自分が被害者だと泣きおとし、妻のせいだとウソの出来事をならべ、こどもをどんなに愛しているか熱弁していたのかもしれません。(なぜなら、私の弁護士さんに「妻が悪い」とウソだらけの話をしたり、泣きついているから。すぐバレるウソを平気でつくなんて信じられないけれど、本当にそんな人いるんだね。って、元夫だわ!)

わたしもマジメにしゃべってないで、もっと泣いたりすればよかったよ。

いや、わざと泣くことはないけれど、頑張って涙をこらえたりする必要はまったくなかったと後悔。

 

けれど、時間がかかったからこそのメリットもある気がします。

「ああウソつきな父親なんだな」とようやく調停員さんにわかってもらえたし、どれだけ会話が通じない相手かもわかってもらえたと思う。

半年ぐらいで調停が終わる人が多いそうで、それより時間がかかるとわかったときにはがっかりしたけど、DVやモラハラ夫との離婚調停の場合は時間がかかるほうが相手のクレイジーさが明るみになって良い場合もあるのかも。

今でもなお、父子面会すべきと推奨するのか、こんど確認してみたい。

一般的な離婚調停と「モラハラ夫・DV夫との離婚調停」では、進め方のセオリーがちょっと違うのかもしれないと思いました。

 

■調停員さんはただのおじさん、おばさんの確立が高い

 

時間をかけずとも、調停委員さんにDV夫の気質を理解してもらったり、モラハラ父の存在がこどもにどれだけ悪影響かわかってほしかったけど、なかなか伝わらないのが現状。

調停委員って肩書のもとに、わたしの人生に大影響をもたらすその人たちの中身は何者なのか気になって、調べましたよ。

 

調停委員は非常勤の裁判所職員。

人格見識の高い人が推薦される。自薦もあり。

60代が70%で(https://www.choutei.jp/about/chouteiin/index.html

弁護士はわずか12%(現役の弁護士さんをしながら調停委員をするのは大変らしい)

無職が37%(定年退職した弁護士さんも含むのかも)

 

つまり、法律のプロフェッショナルでもなければ、DVのプロフェッショナルでもない60代がほとんどみたい。

(……それって……ただの賢めなおじさん&おばさんなのでは???(超小声))

親世代のふたりに、モラハラやDVに苦しんできた気持ちと今後の生活への考えを理解してもらわないといけない。もちろん、頭で理解はしてくれるけれど、心を動かしてもらえないと、なかなか女性に寄り添うような結論には至らないんじゃないかと思います。

調停員のほうからしたら、めっちゃややこしい「弁は立つけど、話が通じない」DV男を説得するより、私を説き伏せて話し合いを着地させるほうがきっとスムーズ。

だから「無理が通れば道理引っ込む」になりがちなのかもしれないなあと感じます。

ちなみに、我が家の離婚調停にはもうひとり「調査官」という女性が立ち会っているのですが、この人からのびっくり発言がまた強烈で……。

その話は、また次回書かせてくださいね。

 

今回も読んでくださってありがとうございました。

少しでも、ご参考になれば幸いです!