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シングルマザーは母子手帳や認知をどうしてる?
妊娠がわかってから何をしますか? もちろん、病院には行きますよね。妊娠が確定したら、その後の妊婦健診で母子手帳が必要になります。妊婦健診の記録だけでなく、出産後は予防接種の記録や子供の成長記録を書くことができます。自治体により表紙のデザインは異なりますが、現在は可愛い表紙のものが多いので、母子手帳を手にするとテンションが上がると思いますよ。
【母子手帳をもらおう】
市役所や区役所に行って妊娠届出書に記入をすればもらうことができます。シングルマザーだからといって特別な手続きは必要ありません。お住いの地域によって異なりますが、保健師さんとの面接がある場合もあります。
母子手帳と一緒に妊婦健康診査受診票(妊婦健診の一部を助成してもらえる補助券)をもらうことができ、妊婦健診の金銭的負担を軽くしてもらえます。他にもマタニティマークや冊子をもらうことができます。
母子手帳は、妊娠中は妊婦健診の経過を記録し、出産後は子供の成長記録としてとても大事になってきます。必ず貰いに行きましょう。ちなみにですが、マタニティマークは電車の駅でも駅員さんに言えばもらえることがあります。
【認知と養育費について】
シングルマザーの場合、子供は母親の戸籍に入り戸籍に父親の名前の記載がありません。親子なのに法的関係がないということになります。ですが、お腹の父親が認知することにより、結婚していなくても子供の戸籍上に父親の名前が記載され、法律上の親子関係が成り立ちます。認知には任意認知と強制認知があります。
任意認知:父親の意志によって行われます。母親や子供自身の同意は必要ありません。ただ、認知をする時期によって条件があります。子供がお腹の中にいる胎児の時に認知する場合は母親の同意、子供が成人している時は子供自身の同意が必要になります。
強制認知:父親が自分の子供だと認めないときのためのものです。例えば不倫関係であったり別れた後に妊娠が発覚した場合、認めたくないという男性もいるのです。母親か子供自身が家庭裁判所に対して調停、審判、裁判を申し立てます。任意認知と違い子供がお腹にいる間は行えず、生まれてからでないとできません。
任意認知してくれればいいのですが、難しい場合は強制認知になっても仕方ないと思います。
認知をした時点で、男性側に養育費の支払い義務が発生します。「養育費はいらないけど、せめて認知だけしてほしい」という女性がいたり「養育費は払わない」という男性がいたりします。しかし、養育費は子供のためのものであり、子供にはその権利があります。親が自分たちの都合で決めることは許されないはずです。
【母子手帳の名前は書き換える?】
母子手帳をもらった時点でシングルマザーの道を決意する人もいれば、母子手帳をもらい名前を記入した後に離婚してシングルマザーになる人もいますよね。その場合、母子手帳の名前はどうしているのでしょうか? パターンは3つあります。
①書き直す
名前の部分に白いテープを貼り書き直す。病院で母子手帳を提出した時に名字が違うと確認されるので、書き直した方が他の人がわかりやすい。
②再発行してもらう
「紛失した」と言って再発行をお願いする人もいます。修正したことはバレませんが、健診などの記録をもう一度書いてもらうことはできません。
③変えない
離婚後も関係が良好な方は、母子手帳の名前を結婚当時の名字のままにしている人が多いようです。
母子手帳はあなたと子供のものです。子供が成長した時に母子手帳の名前を見てどう思うのか…ということも考えて決めればいいと思います。どの選択肢を選んでもいつかは子供にきちんと話さなければならない日がくるはずです。
(文/まりか 画像/123RF)
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カテゴリ:出産・子育て
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