悲惨な事件も他人ごとではない。児童虐待の実態。

今回は児童虐待について、児童虐待はどうして起こるのか、虐待を防ぐ方法等について考えていきたいと思います。

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虐待によって子どもが傷つけられたり、命にまできけんが及んだり、悲惨な出来事が後を絶ちません。児童虐待は、他人ごとではなく、身近に起こる可能性があることだということを私たちも覚えておく必要があります。実際児童虐待の加害者のほとんどが子どもの実の母親であるという実態もあります。

 

今回はそんな児童虐待について、児童虐待はどうして起こるのか、虐待を防ぐ方法等について考えていきたいと思います。

 

■児童虐待の実態①

 

先にも述べたように虐待の加害者の多くは実の母であり、若年層のママによる虐待が多いという傾向があります。なぜ、ママたちは、かわいいはずのわが子を傷つけてしまうのでしょうか? そこにはママだからこその理由があります。

 

■産後鬱について

 

産後鬱という言葉もよく耳にしますが、こちらも他人ごとではありません。ママは、日々の生活に忙しく、また、子どものためにと自分の時間もなく一生懸命に過ごすうちに自分のSOSに気付かず、自分を追い込んでしまう危険があります。

 

産後、ママの脳は、周りと協力して子育てするようにと、あえて孤独を感じるようになっているのです。そこにきてさらに子どもにも手がかかり、生後しばらくは2時間おきにミルクやおっぱいをあげなければならず、夜もまともに眠れません。身体的にも精神的にもクタクタになり、そんなときに子どもが言うことをきかないなどでイライラが募り、つい怒鳴ったり手をあげてしまう…経験のあるママも少なくないのではないかと思います。

 

そうして、ママのストレスが蓄積されたまま発散されず、イライラの矛先が子どもに向いてしまい、虐待につながる危険があるのです。では、そうならないためには、どうしたらよいのでしょうか?

 

■周りにたくさん甘える

 

まず、先にも述べたようにママ自身、産後のママの脳はイライラしたり孤独になりやすいものなんだと自覚し、どうして私はこうなんだろう?と自分を責めることはやめて下さい! そして、例えパパがいなくてもぜひ周りの協力してくれる人にたくさん甘えて下さい! 決してママ一人ですべてを背負い込まないようにしてくださいね!

 

■虐待の実態②

 

報道などでもよく目にしますが、実の母以外には、内縁の夫からの子どもに対する暴力等も少なくありません。厳密には、虐待とは親など身内からの暴力等をいい、他人である内縁の夫からの暴力は傷害になり、子どもを守れなかった母の育児放棄に値する虐待となります。

 

また、パートナーからの暴力などのDVは、子どもに対する心理的虐待に値し、ママだけでなく、子どもも傷つけることになります。当然、内縁関係の男性が全員こどもに暴言暴力を振るうというわけでありませんし、シンママは彼氏を作ってはいけない、再婚できないというわけではありません。ただ、実際に内縁の夫からのDVや子どもに対する暴言暴力も少なくないのが現状です。

 

ママ自身も気づかぬうちに虐待の加害者になることもあるということを心にとめ、自分の身を守りつつ、子どもを守る立場であることも忘れないで下さい。

 

☆まとめ☆

 

今回紹介したように、子どもに対する虐待は決して他人ごとではなく、身近に起こる可能があることです。

 

虐待は国民全員が通告する義務があります。匿名での通告も可能で、通告者の個人情報は守られます。また、通告者が虐待かどうか判断する必要もありません。勘違いされやすいことですが、虐待による児童保護は、「親を罰するため」ではなく、「子どもを守るため」のものです。「なんかおかしい」と思ったら、ひとりで抱え込まず、誰かに相談するなどして、見て見ぬふりはしないよう、私たち大人がみんな自分の子どもを守る気持ちと同じ気持ちで、周りの子どもも大切にできるような社会であったらいいなと思います。

 

 

(文/ぶー 画像/123RF)

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