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シングルマザーの子どもは可哀想なのか? 貧困に悩むシングルマザーはどうしたらいい?

多くのシングルマザーの家庭が、貧困に悩んでいるといわれています。自分一人だけならなんとかできても、子どもがいると貧困は重要な問題となります。そこで今回は、シングルマザー家庭に貧困が多いといわれる理由と、今から意識して取り組める貧困防止策をまとめました。

■シングルマザーに貧困が多い理由とは

シングルマザーが貧困に悩む理由は一つだけではないことが多いです。その原因を知ることで、何か対策できることがあるかもしれません。

◎助成や支援制度が十分ではない

シングルマザーをはじめ、ひとり親向けの国や自治体の支援があります。代表的なものが、児童扶養手当や医療費助成、住宅補助があります。ただし、児童扶養手当は所得制限があるため、ある一定の収入を超えると支給されません。

また、仕事の給与アップのために資格取得を助成してくれる制度が、国をはじめ自治体およびハローワークで実施されています。しかし、要件を満たさなければ受けることができません。すべてを助成や支援制度に頼ることには無理があるのも理解できるでしょう。

◎養育費がもらえていない現状

児童扶養手当に続き、子どもを育てていくうえで大切な収入源になるのが、養育費です。しかし、多くのシングルマザーが養育費をもらっていないということが調査で分かっています。

理由としては、養育費のことを取り決めていないためにもらえないとか、相手に支払い能力がないとか、あるいは払っていたのに途中で払われなくなってしまったとかいうことがあるようです。

◎正規雇用で働けない

子どもが小さいと、すぐに病気をもらってしまうことで仕事を休みがちになります。実家に預けるなど面倒をみてくれる人がいるなら別ですが、そうなると外に出て働くことが大変な状況になります。

ひどい場合だと解雇されたり、減給されたりすることがあります。そのため、子どものことも考えて、しばらくはパートなどの非正規雇用で働くことで、どうしても収入が低くなってしまいます。

◎外食や総菜が増える

仕事をしていて帰宅して料理をするのは毎日となるととても大変です。そのため、負担を軽くするために外食や総菜を利用する人が増えています。外食はいうまでもなく、惣菜も手作りよりも割高になりがちです。ひとつひとつの金額はそれほどでもなくても、日々重なるとけっこうな額になるでしょう。

■シングルマザーが感じる疎外感が貧困を生む可能性も…

シングルマザーのほとんどが感じる疎外感。保育園の運動会やお遊戯会で、両親揃って観覧に来ているシーンを見たり、同園ママとの会話がかみ合わないときに「みんな余裕があっていいなぁ…」などと半ば羨ましいような、自分は恥ずかしいようなそんな気持ちを抱いてしまいがちです。

両親家庭内にだって見えない所で小さな問題がたくさんあるのですが、シングルになった途端、両親そろった家族が親のお手本のように見えてしまい疎外感を感じるシングルマザーもいると思います。

ちょっとした考えがネガティブになってしまうときは「自分はこの子たちから父親を奪ってしまった」と思い込み、後悔しているシングルマザーも多いといいます。社会からの疎外感が生みだす副産物は、うつ・不眠・意欲の減退といった、孤立や貧困につながりやすい症状です。

自分に価値を感じない、自信が持てないといった感情は、ほかを寄せ付けないばかりでなく家庭内を暗くする可能性があります。

■シングルマザーが生活保護を受けない理由とは?

ひとり親家庭の貧困は今や社会問題。離婚届を出し各種手続きの際に窓口の方と話をしていると、家族の支援の見込みがなく、就学前の子どもがいるシングルマザーにはそれとなく聞いてくる役所もあるようです。「ちなみに生活保護の需給はお考えではありませんか?」と。

一時期、生活保護は国の財政を圧迫している。生活保護の取り締まりを厳しくすべきと取り上げられ、生活保護を受けている方が非常に肩身の狭い思いをした時期がありましたが、その真っただ中に生活保護を受給していたのがシングルマザーの頃の私です。

元夫に離婚後、貯金を盗まれた私。家族総出で泥棒である元夫をかばい、私や子どもに嫌がらせをする親族に恐怖を覚え「お金で済むなら」と訴えを起こさなかったのですが、その後自身が急病となり働けず、結果3カ月間のみ生活保護のお世話となりました。

そのときに知った生活保護受給に関する制約に、気安く生活保護を受けることができない現実がありました。

生活保護は、まず利用価値の高い持ち家に住んでいては受給できません。資産価値の高いものを所有している場合、例えば土地や住んでいない家もそれに入ります。さらに、子育て世帯には欠かせない車も持つことができません。

生活保護を受給しているということは、事故などの損害賠償が生じた際、それに対する賠償能力を持たないとみなされるからです。

住まいによっては車がないと生活できないというシングルマザーも多いので、この条件が最も生活保護受給の足止めになっている、強いては貧困から抜け出せない原因となっているのではないでしょうか?

■シングルマザーは貧乏だなんていわせない! 今からでも取り組める防止策とは

◎収入と貯蓄のリスク分散化を行う

収入源(勤務先など)と貯蓄方法を一つにしていませんか。今や在宅ワークや副業など、いろいろな働き方ができる時代です。パートに出て働く人も、パソコンやスキルを生かした在宅ワークやブログで稼ぐなどしています。

また、銀行口座も2、3カ所持つことで、貯蓄用と生活用と分けて使えます。使いすぎの防止にもなりますし、万が一のときの助けとなるでしょう。さらに今の時代、銀行に預けても金利が低いためたいして貯金は増えません。

貯金して余裕がある分を貯蓄性のある保険に変えることもおすすめです。銀行よりは利子がつきます。

◎未来の自分に向けての投資を行う(資格取得など)

収入が低くても、子どもが大きくなってから収入を上げるために働く自信がないママは、手に職をつけていないことが原因でそうなっていると考えられます。

子どもが小さいうちは、パートなどで働きながら、仕事に直結する資格や免許などに充てる時間を増やしてみてはいかがでしょうか。ひとり親向けの資格取得補助がありますので、有効に活用しましょう。落ち着いて働ける環境になったら、資格や免許を活用して平均以上の年収を稼ぐことを目標にしましょう。

◎助成や支援をもらい損ねない

役所の窓口で聞いてみないと分からない自治体独自の支援があることがあります。タイミングが合えば、ひとり親向けのサービスや制度を利用できる可能性もあります。そのため、今一度もらい損ねて損している支援制度や助成がないかを確認してみましょう。

■親に頼れない…どうしたら?

稼がなくてはならないのにシングルマザーが正社員勤務できない理由に、保育園・小学校が終わった放課後に子どもを見てくれる人がいないという理由があります。

子どもが病気をしたときもそう。仕事を投げ出して保育園にトンボがえりしなければならないのですが、正社員だとそうはいきません。放課後や日曜祝日といった保育園・学童保育が閉まっている時間帯にも、子どもを見てくれる親がいたらどんなに心強いか分かりません。

でも、親も働いていたりしてどうしても子どもの預け先がなくパート勤務しかできない。そんなときは、ファミリーサポートセンターの利用、もしくはベビーシッターに頼るしかありません。

ファミリーサポートセンターもベビーシッターも、どちらも病児保育や保育園で熱を出したときのお迎えに関しては要相談ですが、家庭内で子どもの身守りをする場合は日曜や祝日も対応してくれます。

~まとめ~

貧困防止のためにできることは、計画的に動くことです。5年後10年後にどうやっていきたいと思いますか? その未来を思い描いて、そのためにできることを計算するほうがスマートです。子どものために仕事で制約をうけてしまうママは、家でできる仕事や資格のための勉強をコツコツ行って、将来的に貯金することを目標にしていきましょう。

(文/ゆー、namiki 編集/シンママStyle編集部 画像/123RF)


 

カテゴリ:出産・子育て

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