シングルマザーにとって教育費の負担が重い中学校

小学校も無事に卒業すると次は中学校です。中学校に入学すると高校受験が3年後に待っています。中学校の3年間はあっという間です。現在日本において高校進学率は約98%といわれています。つまり3年後には紛れもなく高校進学問題に直面するのです。今回は、シングルマザーの子どもが高校生の場合をまとめています。

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小学校も無事に卒業すると次は中学校です。中学校に入学すると高校受験が3年後に待っています。中学校の3年間はあっという間です。現在日本において高校進学率は約98%といわれています。つまり3年後には紛れもなく高校進学問題に直面するのです。今回は、シングルマザーの子どもが高校生の場合をまとめています。

 

■中学校3年間の教育費用

 

文部科学省発表の資料によると、公立中学校で約144万円程度、私立中学校で約402万円とのことです。その差はなんと2.8倍もあるのです。

 

もちろん高校進学を目指す場合には、塾に通うことも考慮しなければなりません。公立中学校では3 年生の時だけ見ても費用が約57万円と一番多く、1 年生で約46万円。この違いが塾代と言われています。

 

一方、私立中学校で圧倒的に大きいのは授業料です。一年間の教育費が約102万円の内、授業料だけで42.6%の約43万5917円と試算されています。全国的に見ても、東京都内の私立中学校は高い傾向があります。

 

私立中学校には入学時に寄付金もあります。任意ではありますが、ほとんどの家庭では寄付金を収めているようです。その平均金額が約14万円です。

 

このように公立と私立では教育費に大きな隔たりがあります。母子家庭で私立中学に通わせるのは家計への負担がかなり大きいのが現状です。

 

その上、私立中学校は制服や体操着、修学旅行費、部活にかかる費用も公立中学に比べ割高です。一番大切な点は私立中学に入学すると、次は私立高校に進学するのが一般的です。

 

さらに私立大学となるとその費用は膨大なものになります。兄弟がいる子どもの場合、シンママには厳しい現実だと言えます。

 

■そのもろもろ費用がかさむ!

 

中学生ともなると教育費もさることながら、お小遣い、美容院・散髪代、スマートフォン代、弁当代なども付随して発生してきます。

 

中学生はお金を稼げませんから、シンママのお財布に全て直結してしまうのです。ちなみに携帯は格安SIMを利用すれば、利用額を安く抑えることも出来ます。無駄は省いて節約を子どもにも協力してもらいましょう。

 

■中学生からでも活用できる支援制度

 

中学生で受けれることが可能な奨学金は少ないのですが、一部私立中学校にはあります。また自治体にも奨学金や助成金制度もあります。さらに民間の団体も奨学金を給付してくれるところがあります。

 

平成29年度から文部科学省の取り組みで、私立中学校等に通う児童生徒への経済的支援に関する実証事業があります。年収が400万円未満の家庭を対象にしており、支給額が年間10万円です。

 

自治体では中学生だけが対象ではありませんが母子家庭奨学金や母子父子寡婦福祉資金貸付金もあります。

 

◇明光教育研究所奨学金

これは学校に必要な費用、塾や予備校、家庭教師、通信教育費などを対象としたものです。

 

◇自治体の室生塾・学習会

無料の学習塾や学習支援を行う自治体が取り組んでいるもので、家庭教師も派遣してくれる自治体もあります。

 

☆まとめ☆

 

中学生の教育費と生活費、さまざまな支援制度を見て来ました。中学生になると高校進学がもう3年後に待っています。高校進学を考えているのなら、学校だけの勉強だけでは、今はもう進学が厳しいのが現実なのです。

 

つまり教育費は学校の学費だけではなく、進学を考えているなら塾・予備校代もかかって来ます。さらに教育費以外も大きくのしかかって来ます。公立中学校から、公立高校に進学してくれれば目先、家計への負担は随分軽くなります。

 

しかし、難関校を狙うとか家を離れて有名私立高校に通うなどが想定されるのであれば、実際に家計でこれらの費用が毎年賄えるのか、家庭でも子どもと真剣に話をすることがとても大切です。

 

また中学に入る前後から家庭の生活費、つまり通信費や保険、交際費などは抑えるようにしましょう。来たる子どもの高校進学に備えて無駄な出費は抑えて貯金を少しでも多くしましょう。

 

 

(文/ルーミス 画像/123RF)

 

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