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再婚後の妊娠! あなたならどうする?!
子連れで再婚したのちに、妊娠が発覚…! パートナーとの新たな命が芽生えたことに喜びを感じる反面、前夫との間の子どものことを考えると産んでいいのか悩んでしまいますよね。
そこで再婚後に妊娠、出産を迎えるにあたって注意したい点をご紹介していきます。
■離婚後300日以内に生まれた子どもは前夫の子どもとなってしまう?!
民法277条で、「離婚後300日以内に生まれた子どもは前夫の子どもと推定する」という法律があります。子どもが産まれるまでにかかる日数はおおよそ260日前後と考えられます。
そのため、離婚から再婚までの期間が短く、再婚後すぐに妊娠が発覚した場合、再婚相手との間の子どもであっても、前夫との子どもとして戸籍に記載されてしまうのです。
近年では、前夫の戸籍に子どもを入れることを避け、出生届を出さずに子どもを育てる人が出てきているようです。出生届を出さないと、その子どもは存在しないものとして扱われるのでさまざまなデメリットが生じてしまいます。
≪出生届を出さないデメリット≫
・福祉医療が受けられない
・免許書やパスポートの取得ができない
・銀行口座が開けない
・十分な学習が受けられない
出生届を出さないと、予防接種や病気にかかったときにかかる治療費を満額自分で払わなくてはいけません。その結果、十分な福祉医療が受けられません。
子どもであれば小学校や中学校に通う義務がありますが、出生届を出さなければこれも叶わないため、十分な学習を受ける機会も奪われてしまいます。
免許やパスポートを取れない、銀行口座を開けないというだけなら、使わなければいい。と考える方もいるようですが、福祉や医療、学習は子どもの将来にかかわる大切なことです。
しかし、どうしても前夫の戸籍に子どもの名前を記載したくない! 何かいい方法はないの? とお困りの方…もちろん、回避する方法が存在します。
■懐胎時期に関する証明書を取得する
現在では医学が発達し、DNA鑑定を行うことで父親の存在を明確にすることができます。子どもと父親のDNA鑑定を行い、医師に懐胎時期に関する証明書を書いてもらいましょう。この懐胎時期に関する証明書を出生届と一緒に提出することで、前夫の戸籍ではなく、再婚相手の戸籍に子どもをいれることができます。
■上の子を最優先に考えて行動する
前夫との間にできた子どもをつれて再婚しているという方は、子どもが不安になってしまうのではないか、愛情に偏りがでてしまうのではないか、という不安を感じていると思います。
同じパートナー間にできた兄弟でも、上の子が下の子に対して両親を取られたような不安感を感じることはよくあることです。愛情は限りあるものではありませんし、あなたとパートナーとでしっかり子どものケアを行えるのであれば、問題ないといえます。
とはいっても、やはり出産後間もないうちは新しく生まれた家族につきっきりになってしまいがちです。そこで、子どもに不安を感じさせないポイントをご紹介するので、参考にしてみてください。
≪子どもに不安を感じさせないポイント≫
・意識して上の子との時間を作る
・上の子にこれでもか!というほど愛情表現をする
・お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから!は禁句
下の子のお世話がどんなに忙しくても、意識して上の子と触れ合う時間を確保するようにしましょう。一緒に遊ぶ時間、話す時間、触れ合う時間が少ないとやはり子どもは不安に感じてしまいます。
それと同じく、愛情表現はしつこいくらいしてあげてください。心で思っているだけでは気持ちは伝わりません。とくに子どもであれば、大人のように状況を汲むということはできません。
「あなたが一番大好きだよ」という言葉や、「○○ができてすごいね!」など積極的に褒めてあげるのもおすすめです。
注意していただきたいのが、「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから!」という言葉です。お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから我慢して! 自分で準備して!など、子どもを抑圧してしまうので、この言葉は避けてください。
上の子は兄弟ができて嬉しい反面、両親を取られたような錯覚に陥っています。それも連れ子であれば、お父さんは下の子の方が好きなんだ!と思ってしまいがちです。普段下の子のお世話に手がかかる分、上の子も存分に甘やかしてあげてください。
■パートナーが喜んでくれるか不安
妊娠はしたけれど、パートナーが喜んでくれなかったらどうしよう。そう悩んでいる方もいるかもしれませんね。では、なぜそのように思ったのでしょうか?
もしパートナーに相談をしていないのなら、自分の気持ちをしっかり伝えてみてください。妊娠が発覚したこと、自分がどう思っているか、産みたいのか、産みたくないのかなど、少なくてもパートナーはあなたが好きであなたの子どもも受け入れてくれています。
そんなパートナーに内緒で子どもについて自分で決めてしまうのは不誠実ではありませんか?
お互いの将来を一緒に歩んでいく決心をしたからこそ、再婚に踏み切ったのだと思います。あなたの不安や心配をしっかりパートナーに話して、パートナーの意見も聞いてくださいね。
■再婚後の出産のメリット・デメリット
これまでは再婚で出産する場合の注意点についてご紹介しました。次からは、再婚後の出産のメリットとデメリットについてご紹介していきたいと思います。パートナーとの間に新たな命を授かるのは幸せなことですが、いったいどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
≪メリット≫
・夫婦の絆が深まる
・家族としてまとまりが生まれる
やはり最大のメリットは夫婦の絆が深まるということです。お互い力を合わせて守っていかないといけない新しい命、喜びもひとしおだと思います。また、兄弟ができることで、家族としてさらに一致団結しまとまりが生まれます。
上の子が下の子のお世話をする風景は微笑ましく、幸せな瞬間ですよね。また、下の子が生まれることで上の子もぐんと成長することでしょう。子どもの成長を見守れるのは親としても幸福ですね。
≪デメリット≫
・子どもの精神状態が不安定になりやすい
・身体的、精神的負担が増える
・経済的負担が増える
前章で紹介したように、下の子が生まれることで上の子が不安に感じることがあります。いままで、2人からの愛情を独り占めしていたのだから寂しく感じて当然です。下の子ばかりをかわいがらずに、下の子以上に上の子の様子を見てあげる必要があります。
また、年齢が低いうちは何かと手がかかります。一度育児を経験している人は分かると思いますが、月齢が低いと頻回授乳もあり睡眠時間が極端に少なくなります。そこに、上の子のお世話も加わると身体的・精神的負担が大きくなります。下の子の手が少し離れるまでは、夫婦で協力して家事・育児をしていく必要があります。
もちろん家族が増える分、経済的負担も増えてしまいます。近年では幼稚園や学校の無償化、子ども向けの補助なども増えているので利用できる助成を上手に使って子どもを育てていきましょう。
■自分の気持ちを大切に…
これまで、再婚での妊娠発覚時に注意したい点やメリット・デメリットについてお伝えしていきました。しかし、一番大切なのはあなたの気持ちです。
あなたが新しい命を産みたい! そう思っているのなら、迷わず産むことをおすすめします。もしも、不安に感じているのならその不安の原因を考えましょう。その際、パートナーへの相談は忘れずにしてください。
パートナーと話し合って、一緒に頑張っていこう! そう思えるようになったら、あとはがむしゃらに頑張るだけです。もちろん、周りにサポートしてもらえるのが最善ですが、両親が遠方にいる、パートナーが激務など、ワンオペ育児になってしまう場合もあると思います。
そんなときは、シッターや保育園、幼稚園など、利用できるサービスを探してみてください。必ず、あなたと家族を助けてくれる施設があるはずですよ!
☆まとめ
再婚での妊娠、出産時は何よりも上の子の気持ちを最優先に行動してください。上の子は両親を取られるかもしれない…という不安を抱えています。いつもよりもたくさん一緒に遊んで、たくさん愛情表現をして落ち着かせてあげてくださいね。
また、あなたが不安を抱えているのなら、その不安をパートナーと共有しましょう。これから一緒に歩んでいくと決めた人なら、あなたの不安も受け止めてくれるはずです。そして、出産後に助けてくれるサービスを頭に入れておくと困ったときも安心ですよ!
(文/千尋 画像/123RF)
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カテゴリ:出産・子育て
- 千尋 はじめまして、ライターの千尋です! 秋田県出身、1991年生まれのハロプロ大好きシングルマザーです。 ひょんなことから未婚で出産することになり、現在は育児に悩みながらも、子供と自分にとって糧になる、良い体験ができるように日々模索中です! それでは、簡単に私のプロフィールをご紹介しますね。 名前:千尋 生年月:1991年7月 出身:秋田県 子供:1人 性格:内弁慶の人見知り 目標:年に1回子供を旅行に連れて行く! 好きな物:道重さゆみ、森山未來、宇垣美里 オーブリー・ビアズリー、竹久夢二、中原淳一 梶井基次郎、古屋信子、中村明日美子 杏仁豆腐、ミルクティー、みそたんぽ EGO-WRAPPIN'、中田裕二、ハロプロ コスメ、美容、書籍 最近あった嬉しいことは、娘と共通の趣味(ファントミラージュ)ができたこと。 最近悩んでいることは、油ものを食べると胃がもたれることです。 同じシングルマザーの方の知りたい情報や、悩みを分かりやすく紹介していきます。 私の書いた記事がみなさんのお役に立てると嬉しいです! 3.@chi_191127(Twitter) よろしくお願いいたします。