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出産祝いのお返しのマナーって? 知っておきたい基本的なこと

シンママStyle編集部

長いマタニティ期間を経て、ようやく我が子が生まれたときの感動はひとしお。とてもおめでたい出来事なので身近な人からお祝いをいただくこともあるかと思います。

こうした場面でいただく「出産祝い」は基本的にはいただきっぱなしではなく、お返しとして「内祝い」を贈るのが常識になっています。「内祝い」とは、昔は「幸せのおすそ分け」の意味が強く、相手から出産祝いをいただかなくても贈るものでしたが、今では出産祝いへのお返しの意味合いとして使うのが一般的です。

内祝いの品物選びや渡し方などにはさまざまなマナーや注意点があるので、あらかじめよくポイントをチェックしておいてくださいね。

■内祝いを渡す時期

基本的には生後1カ月のお宮参りと同じ時期くらいが目安と覚えておくといいでしょう。遅くとも生後2カ月までには贈るようにしたいところです。産後の安定しない体調では、期間内にプレゼントを手配するのは難しい場合もあるかもしれません。もしもこれより遅れてしまった場合は、一言お詫びを申し添えてからお渡しするとベターです。

後から出産を知ってお祝いをいただいた方には、その都度1カ月以内にお返しすることを心がけておきましょう。ただ、相手が喪中の場合は49日を過ぎてから渡すようにしましょう。お盆時期なども避けるようにしたいところです。

また、お祝いをいただいたら電話もしくは手紙でお礼の意を速やかに伝えておくと相手も安心します。

■内祝いの金額

お返しするギフトの相場は、相手からいただいたお祝い額の半分が目安です。高すぎても安すぎても失礼に当たるので注意しましょう。会社の人などから連名でいただいた場合は、個別にプチギフトなどでお返しをすれば大丈夫です。

いただいたお祝いがとくに高額の場合は、相手との関係性にもよりますが1/3程度でもいいとされています。

■内祝いを用意するタイミング

産後の床上げには1カ月かかるといわれているように、出産後に体力が回復するまでには時間を要するもの。また、慣れない育児による忙しさもあります。そんな中でプレゼントを決め、送り先の住所を確認して手配するのはかなりの労力がいります。

さらに、内祝いのギフト専門店を経由して取り寄せたり郵送したりする場合、混雑状況などによっては想定より時間がかかることも。そうこうしているうちにお祝いをいただいてから相当の時間が経過してしまうことも考えられます。

とくに、近しい親族などに手伝ってもらえる可能性が低いシングルマザーの場合は、できる限り早めに準備に取りかかっておきたいところ。

このため、プレゼント選びはマタニティのうちから始めておくことをおすすめします。だいたい8カ月目頃から取りかかっておくと安心です。いただいたお祝いの額によってお返しするべきプレゼントは変わるので金額ごとにいくつか目星をつけ、贈る手順などを確認しておきましょう。

また、親戚などお祝いをいただける可能性が高い思われる方だけでも事前にリストアップして住所を確認しておくとより安心です。

■内祝いの包み方・渡し方

内祝いには「のし」をつけましょう。水引は蝶結びを選びます。蝶結びは「何かあってもまた結び直せる」ことから、出産のような何度起きてもおめでたい出来事に使います。蝶結びの水引の上には、「内祝」「内祝い」「出産内祝」などと書きましょう。

ただ、相手が喪中の場合は「祝」という文字は避け「御礼」などにしておきましょう。水引の下には赤ちゃんの名前を入れます。内祝いには本来「赤ちゃんから感謝を伝える」という目的があるんです。

渡す方法は、直接会って渡すのがベターですが、タイミングが合わない場合や相手が遠方の場合は郵送でも大丈夫です。また、内祝いを渡す際は「お返し」という言葉は使わず「お礼」や「感謝の気持ち」と言い換えるように気をつけましょう。

直接渡す場合は、どんなに小さいものでも手提げ袋に入れるのがマナーです。また、手渡しするときはのしが相手に向くように気をつけて渡しましょう。

郵送の場合は、自分から直接送ってもギフト専門店を経由して送っても構いません。この際、一言感謝のメッセージを添えましょう。また、郵送の場合は控えめな「内のし」にして送るのがマナーです。贈ることは電話などで事前に伝えておくようにしましょう。

■お返し不要と言われたら

出産祝いを渡すときに「お返しはいらない」と言う方もいらっしゃいます。とてもありがたく聞こえますが、言葉どおり受け取っていいものかどうかはよく考える必要があります。産後の体調や出費を心配して本心からそのように言ってくれている可能性もありますが、社交辞令の可能性も否定できません。

見極めが難しい場合ければ、基本的にはお返しをしておく方が無難です。お祝いをいただいたらすぐに電話でお礼を伝え、その際に真意をさりげなく探ってみるのも一つの手です。

相手が受け取りを固辞すると思われる場合は、子どもの写真入りカードなどでお礼を伝えると喜ばれるかもしれません。お祝いでいただいたおもちゃなどを子どもが使っている様子の写真であればさらに気持ちが伝わるはず。

相手が近しい友人の場合は、赤ちゃんを見に来てくれたときにささやかなプレゼントを渡すことで感謝の気持ちを示すのもおすすめです。

■プレゼント選びのマナー

プレゼントの品物には、いくつかタブーとされるものがあるので注意しましょう。

まず一つ目が「刃物類」です。刃物には関係を切るという意味があるため失礼になってしまいます。同様の理由で注意したいのが「ハンカチ」です。意外に思われるかもしれませんが、実はハンカチにも同じく相手との縁を切るという意味合いがあります。

この他に避けたいのが、商品券やギフト券です。いただいたお祝いの半額をお返しするのが常識とはいえ、直接的に金額が伝わってしまうのはあまりスマートではありません。

また、贈る品物や相手によって注意したいのが子どもの「名入れ」のプレゼントです。内祝いのギフト専門店の中には、プレゼントに子どもの名入れをしてくれるサービスを行っているところがありますが、タオルなどの残るものに名入れをすると、相手は使い道に困ってしまうことも。

近しい親族には喜ばれるかもしれませんが、基本的に名入れをするときは食べ物のような「消えもの」にするか、贈る相手を選んでするようにしましょう。

■定番のプレゼント

いざ選ぼうとしても一体どれがいいのか迷ってしまうもの。ここでは失敗の少ない定番の内祝いをご紹介していきます。

・お菓子

フィナンシェやクッキーなどの焼き菓子の詰め合わせや、高級感のある和菓子は多くの人から喜ばれます。名の知れた老舗の羊羹などもおすすめです。家族で楽しんでもらえるのもいいですね。量は相手の家族構成なども踏まえて選ぶと親切です。

・ジュースやお茶類

紅茶やコーヒーなどは、好き嫌いが分かれにくいのでおすすめです。相手家族に小さなお子様がいるなら100%果汁のジュースなどが喜ばれるでしょう。気になりつつも自分ではあまり買おうとしないような高級感のあるものを選ぶのがポイントです。

・高級米

相手の食の好みが分かりにくい場合には高級米がおすすめです。パッケージに子どもの名入れをしても格好良く決まりますよ。

・タオルなどの日用品

内祝いは食べ物や消耗品などの「消えもの」が一般的ですが、必ず使うタオルなどの日用品であれば喜ばれる可能性が高いです。今治など、高級感のあるものを選びましょう。

・カタログギフト

最近増えつつあるのが、相手がカタログの中から好きな商品を選んで注文できるカタログギフトのお返しです。こちらとしてもいただいたお祝い額によってお渡しするべきものがわかりやすいため負担が少ない上に、お返しされた側もバラエティ豊かな商品の中から好きなものを選べるので、お互いにとって満足度が高く人気があります。

ただ、自分で注文する手順を煩わしく感じる方もいるので、相手の性格や関係性などを踏まえた上で贈るようにしましょう。 

■他にこんなものもおすすめ

定番品は失敗が少ないという安心感がありますが、もう少しじっくり贈り物を選べる余裕があれば相手の年齢や関係性などから選ぶのもおすすめです。より相手の好みに則したものであれば感謝の気持ちも伝わりやすいはず。出産前に時間や心にゆとりがあれば考えてみてはいかがでしょうか?

・カトラリー

趣味に合わない雑貨類などは迷惑になり得ることがあるため、消えものを選ぶのが一般的です。ですが、シンプルな食器類などであれば喜んでもらえることも。相手の趣味を熟知している場合は、好みに合わせて選ぶのもおすすめです。

・コスメ

お返しをする相手が若い女性であれば、バスソルトやアロマのような消耗品の美容グッズを送ってもいいでしょう。次回会ったときに美容ネタで話が弾むかもしれません。

☆まとめ

出産祝いのお返しは、出産後にできるだけ早くやらなければいけないことのひとつ。産後の限られた体力や時間の中で全て取り組もうとすると大変ですが、早めに選びはじめておけば相手に喜んでもらうことを想像しながら選ぶ楽しさもあります。

この記事を参考にしつつ、ぜひゆとりを持って内祝いを考えてみてくださいね。

(文/こまち 画像/123RF)

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カテゴリ:出産・子育て

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