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シングルマザーの出産にはどんな不安がある? 解決法もまとめました!

ゆー

シングルマザーの出産にはどんな不安がある? 解決法もまとめました!

未婚でシングルになった場合、そのとき妊娠をしていたらどうしますか? 子どもを生んで育てると決めたら、不安なことがたくさんあります。そこで、シングルマザーが出産を決めたときに不安になることをまとめました。出産に関わるいろいろな不安をここで解決しましょう。

■出産費用の不安

出産にかかる費用やその費用を支払えるかなど、お金に関する悩みは尽きません。シングルマザーだけでなく、低所得者世帯でも出産費用への不安はあるでしょう。出産費用はどれくらいかかるのか、その相場と出産費用をカバーするための方法について紹介します。

◎出産費用の相場とは

出産費用の内訳は、【健診費+分娩費+入院費+ベビーおむつや衣類】となります。健診費や入院費は、病院によって費用が異なります。分娩費はおよそ40~50万円かかります。

検診は十数回ほど行かなければならないため、4~5万円ほどみておく必要があります。入院費は、例えば大部屋で1日3000円の部屋だったとして、最短で4日ほど入院する場合、食事代やおむつ、世話代なども含めて5万円ほどかかってくる計算になります。その他、ママ自身のパジャマやベビー衣類、おむつなどにもお金がかかります。

少し古いデータですが、平成21年度内閣府インターネットによる子育て費用に関する調査では、妊娠中の出産準備費は6万5662円、出産関連費は18万5053円(一時金42万円を差引いた額)となっています。

◎出産費用を賄うためには?

◇自治体の健診助成券と利用する

健診は健康保険が適用されません。しかし、母子手帳をもらうときに案内される助成券を利用すれば、かなり安く健診を受けることができます。筆者の自治体では、助成券を利用することによって、一回1000円で受診できました。

もし利用しなければ一回6000円になっていたので、これは使わないと損です。ただし、血液検査などが2回あり、そのときには助成券を利用しても3000円ほどかかりました。そのため、トータル18回の検診で2万5000円ほどになりました。

この助成券の回数は自治体ごとに決まっているので、「赤ちゃんが気になるから次は3週間後の検診予定だけど、来週みてもらいたい」といって予約した健診は助成対象外となってしまいますので、気を付けてください。

出血やお腹のハリなどの気になる症状がある場合の受診は、基本的に「健診」ではありません。保険診療になるので助成券は使えませんが、既に子どもがいればひとり親家庭の医療助成制度、高額になれば高額療養費制度の対象になります。症状があっても我慢せず、受診するようにしましょう。

妊娠中には予定外のこともありますから、予算には余裕をみておきましょう。この制度は、住民票と違う場所で健診を受けた場合でも助成を受けることができます。手続きが必要なことが多いので、事前に確認しましょう。転居をして住民票を異動させた場合には新たな住所での助成券をもらう手続きが必要です。

◇出産育児一時金を利用する

分娩費用と入院費はかなりお金がかかります。筆者の場合、正常分娩で経過良好、予定通りの退院であっても46万円かかりました。(ちなみに、部屋は個室ではなく大部屋でした。)

これを一度に払うのはかなり大きな出費です。

健康保険に加入していれば、出産育児一時金が42万円支給されます。出産育児一時金は、国民健康保険に加入している人は国民健康保険から、協会けんぽに加入している人は協会から支払われます。企業の健康保険組合の場合はその組合からになります。退職後でも支払いを受けることができる場合があるので確認しましょう。

現在は多くの場合、直接支払制度が活用されます。健康保険から直接医療機関に支払ってもらい、不足分だけを病院に払えばよいという制度です。

正直なところ、出産一時金42万円では全ての費用を賄うには足りないですが、ないと困る制度です。この一時金をもらうには、健康保険に加入していることが条件です。健康保険には必ず加入しておきましょう。パート勤めの場合は会社の健康保険に入れないことがあります。その時は国民健康保険に加入しましょう。

DVに伴う別居のために、持っている健康保険証を使いにくいという方は、世帯分離などの方法があるので自治体に相談しましょう。

下記サイトもご参照ください。

(全国健康保険協会 出産育児一時金に関するQ&A)

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g6/cat620/r310/#q6

正社員や公務員の場合は、それだけでなく、育児休業給付金、出産手当金なども受け取ることができます。詳細は会社に確認しましょう。

また、産前産後休業保険料免除制度として、産前産後の休業時期が有給無給に関わらず、健康保険・厚生年金保険の保険料を被保険者分及び事業主分とも徴収を免除する制度もあります。(https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo-kankei/menjo/20140327-04.html

事業主の申出が必要になりますので、該当の場合は確認のうえ、勤務先に申請しましょう。

◇助成制度の利用

独自の助成制度を定めている自治体もあります。東京都渋谷区では一時金を差し引いた額から最高10万円の「ハッピーマザー出産助成金」という制度があります。出産準備金を支給する自治体など、自治体によって助成制度は異なりますので調べてみましょう。

◇助産制度の利用

分娩費用を賄うのが困難な場合、助産制度という制度を利用できます。助産制度を受けるには条件がありますが、シングルマザーにも適用されます。生活保護世帯の場合、出産扶助を利用することも可能です。お住まいの自治体、区役所窓口に問い合わせてみましょう。

◇相手側に賠償金を請求する

未婚になった理由が相手側からの一方的な婚約破棄だった場合には、損害賠償を請求することができます。とくに、妊娠していた場合にはその請求できる額が大きくできる可能性が高いです。一度、弁護士に相談してみてください。養育費の取り決めは大切です。「私が育てるからいらない!」と思っても、一人の人間を育てるには多額が必要です。小さな時には低額で済む食費や教育費も、大きくなるにつれて莫大な金額になります。子どもを健やかに育てるためにも、きちんと取り決めて公正証書に残すことが大切です。

◇いつから働くかを考えておく

労働基準法に基づき、産後8週間は働くことができません。それ以降は法律的には働くことが可能です。ただし、子どもが小さいと一からすぐに雇ってくれるところは少ないかもしれません。そこで、休んでいる間はネットやハローワークで仕事を探したり、無料の職業訓練を受けたりする方法もあります。職業訓練に関しては、お近くのハローワークに問い合わせると教えてくれます。

収入面などお金のことで不安はあるかもしれませんが、母体が完全に戻るには1年ほどかかるとさえいわれています。産後お金が必要だからとあわてて働きに出て無理をして体を壊すことがないよう、十分に体を休める環境と整えておくことも大切です。

■産後のお金の不安

妊娠中や出産にかかるお金はもちろん、気になるのが産後どうやって子どもを育てていけばいいか、とくにお金のことが気になるでしょう。そのために、国や自治体が手当や助成を行っています紹介しますので、具体的に紹介します。

◎出生届提出・児童手当・児童扶養手当の申請

出生届は、子どもが生まれたことを役所に届け出るために必要なものです。生後14日以内に提出する必要があり、これをしないと必要な手当てを受け取ることができません。児童手当の申請も生後15日以内となっているので、期限に気を付けてください。

児童手当は、月1万~1万5000円で、児童扶養手当は、月4万円ほどもらえます。ただ、児童扶養手当に関しては、所得制限があり、ある一定以上の収入がある人はもらえません。また、両親と同居していても対象外になります。

◎認知届の提出

認知届は、子どもの父親が誰であるかということを法律的に証明する書類です。そのためには、まず子どもの父親に認知をしてもらう必要があります。認知をしていれば、養育費をもらうことも可能になりますし、父親の遺産を子どもに相続させることもできます。父親からの同意が得られれば、父親本人が役所に出向いて書類を提出することになります。

◎医療費助成の申請

自治体によっては、乳幼児医療証を発行して、子育て世帯一律医療費無料を実施しているところもあります。そうでない自治体ではひとり親であることによって、ひとり親自身はもちろん、子ども自身の医療費を助成してくれるところもありますので確認しておきましょう。

■子育てへの不安

「一人でこの子を育てていけるかな?」「シングルマザーになって、生活はやっていけるかな?」など、子育てへの不安はたくさんあることでしょう。そこで、シンママになるときの心構えや知っておくと安心なことをまとめました。

◎支え合い、支えてくれる人を持つ

シングルマザーは一人でいるようで一人ではありません。「こんな状況は私だけ」と思ってしまうといつまでもそこから抜け出せませんが、近くにいなくても周りには似たような人がいるものです。親やきょうだい、友人などそばにいてくれる人がいると最も心強いですが、他にもSNSやNPOなどでシンママの仲間を見つければ、きっと一人ではないと思えるでしょう。

◎子どもが一人きりになる時間をなるべく作らない

子どもは大きくなるにつれて、ママがいないと不安を覚えることがあるかもしれません。シングルマザーは、仕事を持つと忙しくなりがちですが、子どもが小さいときは母親がすべてです。子どもと一緒に過ごす時間を大事にできるよう、意識しておくといいでしょう。

◎父親がいないからと頑張り過ぎない

父親がいないからかわいそうな思いをさせている、という理由で父親がいないことの穴埋めをしようとしても、なかなか難しいものです。それなら、父親がいないからこそ何ができるかということを考えていくほうが前向きに過ごせます。

なかなか、これというような答えが出ないものですが、父親がいないからこそできることやメリットの方に目を向けることで、日々の子育てを明るい気持ちでできる気がしませんか。

~おわりに~

予想外でひとり親になった人、子どもを不幸にさせたくなくてひとり親になった人、それぞれ不安なことがあるでしょう。誰しも、初めてのことを自信満々に取り組める人などいません。出産に関しては、いろいろな心配や不安があるかもしれません。

しかし、味方になってくれる人や助けてくれる人は必ずいます。産後はママ自身の体も疲れやすいので、無理をせず過ごしてください。困ったときは、自治体や支援センターに相談をして助けを借りることをためらわないでくださいね。

(文/ゆー 編集/浦邊真理子 監修/杉山伸子 画像/123RF)


 

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カテゴリ:出産・子育て

ゆー
8歳、6歳、5歳、2歳の4人の子どもの育児中です。シングルマザーではありませんが、平日はほぼ1人で育児をしています。夫はいても安月給でそのうえ左遷されてしまい、いよいよ危機感を感じ、今年から徐々に本腰入れて働き始めました。産後にかなり体調を崩していましたが、ようやく立ち直りました。ライティングはこの数年で少しずつ始めました。ライティングの仕事では、主にこちらの「シンママstyle」にてお世話になっています。 仕事ではパワハラに会い、妊娠中は流産・死産を経験し、末っ子では産後に先天性の病気が見つかるなど、色々と人並みかそれ以上の苦労はしてきました。シンママと同じようにというわけにはいかないかもしれませんが、いち母親として子育ての大変さ、そして何ものにも代えがたい思い出や良かったこと、おすすめしたいこと、働くママの家事育児のコツなどを経験としてメッセージに乗せていけたらいいなという想いで執筆中です。 資格や免許は英検準1級、教員免許です。得意の英語を生かして子どもに英語を教えてきました。また、教育を通じて、思春期の時期の子どもともかかわってきました。好きなキャラクターは、すみっこぐらしのしろくま、ディズニーのダッフィーです。最近の楽しみは、インターネットショッピングやイベント参加、クーポン使ってお得に外食に行くことです。

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