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シングルマザーが子育ての理想と現実に悩む理由とは!? 悩みを解決する方法も

ゆー

子育てにおいて、きっと「子どもをこうやって育てたい」「こんな子どもになってほしい」という理想や願いを持つ人は多いことでしょう。しかし、なかなか思うようにいかないのが子育てというものです。「こんなはずじゃなかった!」と理想と現実のギャップに苦しむことがあるかもしれません。

とくに、子育てを一人で頑張るシングルマザーや初めての子育てをしているママは、理想通りにいかないことが多いと思ってしんどくなってしまいがちです。

そこで悩めるママさんのために、望ましい子育てがうまくいきにくい理由とその解決法を考えてみました。

■シングルマザーや働くママが求める理想の子育てと現実

働くママにとって、子育ては時間に余裕がなく負担に感じられることがあります。本当のところの子育ての理想とはどんなことがあるのでしょうか。

◎子どもとの時間をたっぷり持つ

パートタイムで掛け持ち、あるいはフルタイムで朝から夜まで働くシングルマザーは多いでしょう。そうなると、仕事が休みの日以外は、夜しか子どもと過ごす時間はありません。しかし、帰宅してからは家事に追われることが多く、子どもとの時間を余裕持って過ごせないことにがっかりするママもいます。

◎私立や塾に行かせてやりたい

「公立は画一的でしっかりと勉強できないから私立学校に入れたい」「子どもの周りのお友達で塾に行っている人が多いから、うちの子どもにも行かせてやりたい」と思ったとしても、経済的に余裕がなければその理想も実現できないのです。

◎子どもが3歳くらいまでは専業主婦でいたい

「三つ子の魂100まで」ということわざや、世の中の年長者の「子どもが小さいうちはお母さんと一緒にいてあげて」というような言葉の影響もあるのかもしれません。経済的な問題さえなければ、仕事をするのはもう少し後にして子どもともう少し一緒に過ごす毎日を大事にしたい、という母親は多いでしょう。

子育てには費用がかかります。乳幼児には、ミルク代やおむつ代を計算すると「え、こんなにかかっているの!」と思うこともあるでしょう。しかし、多くの人は大学費用を最も気にしています。年間100万くらいかかる学費を貯めるときは、子どもが小さくてお金がそれほどかからない時期だと考えて復職せざるを得ない人も多いのです。

◎自分が育ってきたような環境で子どもを育てたい

母親自身が恵まれた環境で育ってきたとして、本人がそれを自覚していた場合、「自分の子どもも自分みたいに育ったらきっと幸せだ」とそのモデル通りに子育てをしてみたいと思うかもしれません。

しかし、自分の両親が育ってきた社会(高度経済成長期で簡単に大企業の社員になれた)とは違います。望むような収入や働き方が得られないと思うことがあるでしょう。

■ママの理想の子育てに障害となる理由とは

朝日新聞社が2016年に一般の母親などを対象にしたアンケートでは、「望ましい子育ての支障になるのはどのようなことですか」という質問に対して、以下のような回答結果が得られています。

・経済的に余裕がない(27.1%)

・近くに頼れる身内がいない(14.7%)

・保育園や幼稚園の定員が足らず、希望する時期に入れない(18.6%)

・パートナーの協力や理解不足(16.9%)

・育児休業や時短勤務などが利用しづらい(6.8%)

・育休後の復職や昇進、再就職への不安(7.9%)

・自分の体力に自信がない(1.9%)

・その他(6.0%)

その他が意外と多いので気になるところですが、経済的な余裕がないこと以外にも、これだけ女性の社会進出が増えてきている今、子育てをしている人を会社も含め社会全体で支えるシステムがまだまだ不足していることが考えられます。

こちらのアンケートにおいては、選択肢をひとつだけ選ぶというものでしたが実はほとんど全て当てはまるという人もいました。子どもが小さいうちは側にいてあげたいけれど、働かないと子育てできないから働きたいけどその受け口となる保育園の空きがなくて入れないこともあります。

また、例え保育園に子どもを入れることができたとしても、そこから就職口を探すとなれば面接で必ずといっていいほど「お子さんに熱が出たときなどどうされますか?」と聞かれます。

親が近くにいてサポートを得られるなら即答できるものですが、全ての母親がそんな好条件に恵まれているわけではありません。かといって「早退します」なんて言いにくいでしょうし、子育てに理解がない会社が多いことも世の母親の悩みなのです。

ある50代の女性の同僚が、このように言っていたことがあります。「毎日孫の面倒みて正直疲れているの。母親が働くから祖父母が面倒みないといけない、っていう社会が本当はおかしい気がする」

確かに、子どもの祖父母の存在はシングルマザーに限らずすべての母親にとって心強いものです。しかし、いなければ働くことが難しいという母親は意外と多いことがこの国の問題ともいえます。

高齢の両親にまで、世話をかけてしまうことに悪いなと感じるママもいます。祖父母もさまざまで、「この年でもう一度子育てができるなんてうれしいわ」という人と、「子どもは相手が疲れるからもうゆっくりしたい」という人などいろいろいます。

祖父母に頼らずに子育てできるものならやりたい、というところが本音でしょう。しかし、働くママ働かないママに関わらず、祖父母の助けが必要なときは実際に多いのです。

私の上司は、産後1年もしないうちに復職するとおっしゃっていました。「子どもとは本当はもっと一緒に長くいたいのだけどね」と言いながら、その理由としては「保育園1歳児クラスは激戦なので、0歳児クラスなら入りやすいって聞いたから」ということでした。

保育園不足の問題は、子どもにとってママが全てともいえるかわいらしい時期に、少しでも長く一緒にいたいけど、それができないという問題が現実としてあります。

私自身は、育休が最長2年まで取れるという理想的な環境にいたことがあります。しかし、産休前にある先輩の同僚から言われた言葉が引っ掛かりました。「みんな1年で復帰してるよ」今考えれば、みんなという根拠もないのに謎なのですが、そのときはその言葉を真に受けて「私も1年で復帰しなければ大変だ」と思ってしまいました。

「よく保育園入れたね」といわれ、はっとした経験もあります。正規職員なので、保育園に入れるのは当然だと思っていたのですが、その言葉に驚きました。正社員でも入れないことがあるのです。

まして、1歳児クラスや2歳児クラスはなかなか狭き門のようで、正社員だったとしても入れないことがあります。このように、「ほんとは育休延長したいけど、延長すらできない」という保育園事情があるのです。

■子育てが理想通りにいかないと悩むママへのアドバイス

子どもと1日中一緒なのはストレスだから働きたいという人もいますが、多くの母親が本当は子どもと一緒にいたいし、今しかない子どもとの時間を大事にしたいと思っているようです。そこで、少しでも理想に近づけるためにできることを考えてみました。

◎子育てに理解ある経営者のもとで働く

多くの企業は、小さな子どもを育てるママの大変さを他人事のように感じ、ほぼ理解していません。というのも、そもそも企業のトップや上司が男性であることが多く、仮に女性だったとしてもキャリアウーマンでほぼ子育てをしていないか子育て経験がない人がいることが多いためです。

しかし、そんななかでも、子育てに理解ある会社や、子どもを育てている女性を応援している会社もあります。シングルマザーに理解ある企業もあります。多くの会社が子どもを理由に時短勤務や早退をすることに嫌な顔をしますが、そうではないママに優しい会社も存在しますのでそういった会社を選ぶことも1つの案です。

◎企業内に保育所があるところで勤める

病院や大手企業、女性が主に働く会社などでは社内に保育所が設けられているところがあります。ヤクルトレディで有名なヤクルト営業所はその一例でしょう。

それほど人数が多くなく、クラスがなかったり、異年齢で遊ぶことが主になったりするところもありますが、「勤務すればほぼ確実に入所できる」という安心感があります。そして何より、「そもそも保育所が勤務場所と同じだから、子どもが熱を出すなどお迎えの手間がいらない」というのは働くママにとってうれしいポイントではないでしょうか。

◎自分の理想=子どもの理想ではないことを知る

子どもに手をかけることや、子どもに手作りの料理を毎日出してやること、そんなことが子育ての理想だと思っていませんか。それは、「こうだったら素敵」という、あくまでもママ自身の理想で子どもはそう願っていないことがたまにあります。

例えば、仕事から帰って疲れていたけど頑張って作った夕食を出し、子どもは浮かぬ顔をしていて、「こんなに頑張っているのに!」と腹が立ったことはありませんか。手作りの料理は外食や総菜よりも栄養があるから、これがママの愛情だって伝えたいのに分かってもらえなくてつらいときありますよね。

でも、子どもからしたら、実は「〇〇レストランのハンバーグがたまには食べたい」「○○スーパーのこってりチキンが食べたいなあ」なんて思っているかもしれません。

また、頑張って家事を急いで片付けて子どもと過ごす時間を作ったとします。子どもの横に行って、本を広げると子どもはどこかへ行ってしまって空振りしたような気持ちになったことはありませんか。

今ママがしたいこと=子どもがしたいこと、とは限らないことも知っておきましょう。子どもは今自分がしたいことにしか割と興味がなく、それは本読みではなくてゲームやテレビだったのかもしれません。日頃から何気に子どもの行動や興味をチェックしておくといいですね。

そう考えると、たまには夕食だって惣菜や外食でいいのかもしれないし、一緒に過ごす時間だって子どもはゲームやテレビでいいのかもしれません。少し手抜きできるな、って思えるとほっとしますよね。

~おわりに~

男性優位で、社会的にも整備がまだまだな今の日本で、子育てはなかなか理想通りにいかないことが多いです。周りの理想論に惑わされず、子どもが望むことが何か、そのために今の状況で何ができるのかを考えながら過ごすことが無理のない方法かもしれません。

時間に追われて余裕がないことで子どもに罪悪感があるのなら、少ない時間をいかに過ごすか、量より質で考えてみるといいでしょう。最も早い方法は、1日1回愛情表現をすることです。未就学児・小学生中学年くらい(子どもによる)までなら、抱きしめる、それ以上の年齢の子には、「愛してる。大好き」と言葉で伝えることです。

(文/ゆー 画像/123RF)

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カテゴリ:出産・子育て

ゆー
8歳、6歳、5歳、2歳の4人の子どもの育児中です。シングルマザーではありませんが、平日はほぼ1人で育児をしています。夫はいても安月給でそのうえ左遷されてしまい、いよいよ危機感を感じ、今年から徐々に本腰入れて働き始めました。産後にかなり体調を崩していましたが、ようやく立ち直りました。ライティングはこの数年で少しずつ始めました。ライティングの仕事では、主にこちらの「シンママstyle」にてお世話になっています。 仕事ではパワハラに会い、妊娠中は流産・死産を経験し、末っ子では産後に先天性の病気が見つかるなど、色々と人並みかそれ以上の苦労はしてきました。シンママと同じようにというわけにはいかないかもしれませんが、いち母親として子育ての大変さ、そして何ものにも代えがたい思い出や良かったこと、おすすめしたいこと、働くママの家事育児のコツなどを経験としてメッセージに乗せていけたらいいなという想いで執筆中です。 資格や免許は英検準1級、教員免許です。得意の英語を生かして子どもに英語を教えてきました。また、教育を通じて、思春期の時期の子どもともかかわってきました。好きなキャラクターは、すみっこぐらしのしろくま、ディズニーのダッフィーです。最近の楽しみは、インターネットショッピングやイベント参加、クーポン使ってお得に外食に行くことです。

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