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子育てに見返りを求めてしまう!? いろいろな意見がある中で私が思うこととは

シンママStyle編集部

子育てに見返りを求めるのは間違っていると思いますか? それとも、子育てとは見返りを求めるものだと皆さんは思いますか?

見返り…と聞くと少し違う表現のように感じてしまうかもしれませんが、人間は少なからず全てのことに対して微妙に見返りを求めてしまうことが多いと思います。

かくいう私もそうです。今は見返りを求めるような出来事も少なくなりましたが、私も損得勘定で物事を考えていましたし、見返りを求めていました。それが悪いことだとは思いませんし、むしろ人間らしいと思っています。

そこで今回は、子育てにおける見返りとは?というお話をさせていただこうと思います。

■子育てにおいて見返りを求めるのはいけないこと!? 皆さんは【手紙 親愛なる子どもたちへ】を知っていますか?

皆さんは【手紙 親愛なる子どもたちへ】という詩を知っていますか? 作詩不明とされているこの詩ですが、介護従事者や介護を学ぶ学生、医療従事者の方は一度は聞いたことがあるかもしれません。

その内容を少しだけお話しすると…

年老いた私が、ある日、今までの私と違っていたとしてもどうかそのままの私のことを理解してほしい

私が服の上に食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れてもあなたにいろんなことを教えたように見守ってほしい

あなたと話すとき 同じ話を何度も何度も繰り返してもその結末をどうかさえぎらずにうなずいてほしい

あなたの人生の始まりに私がしっかりと付き添ったように 私の人生の終わりに少しだけ付き添ってほしい

私の子どもたちへ 愛する子どもたちへ

というものです。途中省略している箇所はありますが、このような内容の詩になっています。これを読んで皆さんはどう思いますか?

私は初めてこの詩を聞いたとき、思わず涙してしまいました。何が悲しいのか、何を思って泣いたのか自分でも分かりませんが、とても悲しくなったんです。

しかし、他のこの詩の感想としては、子どもに対して恩着せがましい、実際の介護を美化しすぎている、認知症など重度の介護にはこんなもの通用しない、同情を乞うような憐れみを誘う詩だというものがあります。

実際、一緒に聞いていた私の知人は自分はこうはなりたくない、とハッキリ言っていました。私も第一の感情としては悲しくなってしまいましたが、自分がこうなりたいか?と聞かれると答えはNOです。

子どもに迷惑をかけるなんてもってのほかですし、老後の資金や計画はキチンとしておくのが親としての務めだと思っています。しかしながら、自分自身の親が実際に介護を必要とし、この詩のような場面になったときには親の望むようにしてあげたいという矛盾が生じてしまうんですよね。

また、どうしてこの詩が介護従事者の方に広まっているのかというと、やはりこの気持ちやそのときの感情、利用者の方が思うことというのを忘れないでほしい、という願いが込められているのではないかと私は思っています。

また、現代の日本は超高齢社会ですよね。そのため老々介護も当たり前となってきており、85歳の親の面倒を60歳の子どもが見ている、なんてことも実際に存在します。そうなったときに、この詩を聞くとまた違う考えや行動が生まれるのではないかと思いますし、すごく支えになるのではと思います。

結局のところ、子育てにおいて見返りを求めるのは確かに違っていると思います。ですが、見返りを求めずとも親が子になんでもしてあげたい、愛していると思うように、子もまた親に対しては同じように思ってしまうのが人間だと思ってしまいました。

それが見返りを求めている、といわれてしまえばそれまでですが、そういった家族の形があるとするのならとても素敵なことだと私は感じます。

■子育て、友人関係、夫婦関係全ての人間関係において見返りを求めるのは間違っているのかもしれません

上記では子育てにおける見返りのお話しをさせていただきましたが、子育てに関わらず人間関係の全てにおいて見返りを求めるのは間違っているのかもしれません。人間関係を損得勘定で決めてはいけないのと同じように、相手に対して見返りを求めるのは間違っているということです。

大人になると子どもの頃とは違い、友達という存在をつくることが難しくなってしまいますよね。職場での付き合い、ママ友との付き合い、昔からの友達との付き合い方は全て違うと思います。

そのときに付き合う相手を損得勘定で決めてしまっては、自分自身が疲れてしまうと思いませんか? また、付き合う相手にいちいち見返りを求めてしまっては、その人間関係自体が退屈なものになってしまうと思います。

しかし、例外もあり、自分自身が嫌いな相手または苦手な相手に対しては徹底的に損得勘定で決めてしまっていいのではないか…と思うことがあります。

例えとして、私の実体験をお話しさせていただきたいと思います。私には学生の頃からの付き合いの友人がいました。しかし、結婚、出産、子育て、離婚を経てだいぶ相手との関わり方も変わってきたんです。

どのように変わってきたかといいますと、まず離婚した私に対してやたらとマウントをとってくるんです。そのときに思ったのが、離婚しようと思っている…と相談しているときの相手の楽しそうな姿。そして、離婚した後はまるで人生の先輩かのようなふるまい。

また、何かと学生の頃から私を敵対視してくる友人ではありましたが、離婚してからはそれが激しくなっていきました。

もし、皆さんが損得勘定で人と付き合うのはよくないよな…と悩んでいるのなら自分自身に害があるのかないのか、という点で判断してみてもいいのではないかと思います。

根本的には、人間関係は全てにおいて損得勘定で判断してはいけないと思います。しかし、自分に害がある場合は容赦なく切り捨てなければ自分の身を守れませんので、そこはしっかり自分を守っていくべきだとも思っています。

この、いざというときには切り捨てていいんだ!ということを覚えているだけでも、人付き合いがグッと楽になると思います。

■親が思うこと、子が思うこと、見返りと考えてしまう時点でお互いに相違があるのかもしれません

たまにドラマなどでも、勝手に産んで勝手に育てたくせに!! 誰も育ててほしいなんて頼んでない! なんて子どもが親に啖呵をきる場面がありますよね。

皆さんも反抗期を経験して親になったと思いますが、いざ自分が母親になるとあの当時を思い出して思うことはありませんか? 私はというと、もの凄い反抗期を送っていましたので両親には相当な苦労をかけたと反省してもしきれません。

その当時の私は、親の気持ちや考えていることなんてまるで分かりませんでしたし、なんなら本当にもうほっといてくれ! 関わらないでくれ!と怒鳴っていました。しかし、この歳になり、自分よりも大切な存在ができた今だからこそ分かる親の気持ちって絶対にあると思います。

反抗期だった私は両親を一人の人間として考えることもしなかったと思っています。両親はあくまでも両親であり、なんでも許してくれると調子に乗っていたんですよね。しかし、今では両親も一人の人間であり、つらい、悲しい、という感情のある私と同じ女の人、男の人なんだ!と思うことができたんです。

見返りを求めることは間違っているのか?というお話しをさせていただきましたが、実際、子に見返りを求める親というのは少ないように私は思います。

命がけで子を産み、ろくに寝る暇もないなか子育てをし、ときには反抗されながらもその子の成長を願い育ててきたのにどうして見返りを求めることができるのだろうと。

毎日の生活の中で、充分その見返りは貰っているのではないかと私は思います。また、こういった話をすると綺麗事!と言われてしまうかもしれませんが、どんなにつらくても余裕がなくても子どもに罪はなく、その可愛さはいつでも健在ですよね。

(文/音葉 画像/123RF)

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カテゴリ:出産・子育て

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