出産・子育て

シングルマザーがSOSを出しやすくする術

シンママStyle編集部

一人の子どもを育てるのに、最低10人の大人が必要だといった学者がいます。子どもを「抱える環境」には大人の存在がとても大切です。さて、あなたのお子さんを取り巻く環境には何人の大人が関わっているでしょうか。

子どもを中心として多重円を書いてみると分かりやすいかもしれません。まず、中心にいるのはお子さん。(子)そしてその外側には、一番近くにいて関わってくれるママ。

その外側にさらに9人の大人の名前を書いてみてください。おじいちゃん、おばあちゃん、ママ友、保育園の先生、親戚、ご近所さん、地域の人…この円が大きければ大きいほどその子を見てくれる人が多いということになり、ママの安心につながります。

円を大きくするためには、何が必要でしょうか。これは、「ママがいろんな人に頼る力」なんですね。全部、自分一人で抱えて頑張ろうなんて、しなくてもいいんです。それはママがしんどいだけでなく、お子さんもしんどくなります。ママが安心していると、お子さんも安心します。

しかし、いざしんどいときになってからでは急に頼りづらいかもしれないので、普段からママ自身がちょっとしたことで「頼る練習」をしておくといいかもしれません。

どうしてもこの日、誰かに子どもを見ておいてほしいのに…と切羽詰まってからではなく、自分で見ておけないこともないけど1時間だけ見ておいてもらえないかな?と簡単なお願いをしておいてみる、など。断られても大丈夫な用事でお願いしてみると、自分も気持ちが楽かもしれません。

それから子どもを「抱える環境」に大人がたくさんいればいるほど子どもの変化に気付いてくれる人が多いということになりますよね。「あれ、○○ちゃん、いつもとなんか様子が違うな」と思ってくれる人が自分だけなのと、10人いるのとでは、安心感が10倍違いますよね。

ママは忙しくて子どもの変化に気付くのが少し遅れることもあります。また毎日一緒にいて気付かないこともあります。そういうときにほかの大人の人から声をかけてもらえるとママが気付けなかった変化に気付くことができますよね。

ママ友や近所付き合いは面倒…と思う方もいるでしょう。預けている間に怪我させられたらどうしようなどの不安もあるでしょう。そういう方は、無理して預けてみたり、積極的に関わったりする必要はないと思います。

私自身もママ友付き合いは苦手で、つかず離れずの関係をずっと保ってきました。でも他の子のママから自分の子の成長を褒められたときに「見ていてくれたんだな、嬉しいな」と素直に思いました。

それからは自分の子どもだけでなく他の子どもの成長も一緒に見守る気持ちで、関わることができるようになりました。きっかけがあるまでは難しかったり、性格的に苦手だったりする方もいると思いますので、あくまでママの安心につながる程度に、ほどほどにやってみましょう。

ご近所付き合いは「感じのいい挨拶」だけとにかく心がけています。具体的に子ども同士を遊ばせたり、立ち話をしたりということはありませんが、何かあったときに(例えばあってはいけませんが誘拐とか)「あれ? あの子と一緒にいる人は誰だろう?」と思ってもらえるように、感じのいい挨拶と子どもと一緒にセットで覚えておいてもらおうという気持ちでいます。そういうのも頼る練習に入るかなと思っています。

おじいちゃんやおばあちゃんが遠く離れていてなかなか会えない方も、たまには孫の写真や動画を送ってあげてください。そうすれば久しぶりに会ったときにも、かわいがってくれますし、なにかあったら頼らせてくれると思います。

お子さんを「抱える環境」の大人を、一人でも多く増やすこと。これが、ママがSOSを出しやすくする術かなと思ってご紹介させていただきました。

(文/ぺこはうす 画像/123RF)

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カテゴリ:出産・子育て

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