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忙しいシングルマザーこそ気をつけたい。子育て放棄と放任主義の違いとは?

シンママStyle編集部

「ネグレクト」という言葉が定着し、育児放棄は重大な虐待のひとつとして認知されるようになりました。一方、子どもの自立心を引き出すためにあえて「放任主義」という子育て方針をとっている家庭もあるのではないでしょうか。

どちらも「子どもを放っておく」という点で聞こえは一緒に思えますが、このふたつは似て非なるもの。ですが、違いを正しく理解していないと「子どものためと思っていたことが実は虐待だった」ということが起きてしまう可能性があります。

それぞれの違いをよく理解し、ネグレクトを放任主義として履き違えることがないように気をつけましょう。

◇放任主義とは?

ひとことで言い表すなら「見守りつつあえて干渉しない」という子育ての方法です。「過保護」の逆とも言えるかもしれません。

この子育て方法で期待されるのは、子どもの自主性を引き出すこと。親としてはついつい安全安心な方向にレールを敷いてあげたくなってしまいますが、子ども自身に選択させることに重きを置きます。

些細なところで失敗してつまづいている姿を見るとかわいそうになったり、じれったく思えたりしてしまうかもしれませんが、「自分で考え、自分の選択が生み出した結果に責任を取る」ということを早いうちから学べる可能性があります。

もちろん、目を離すのではなく常に見守ってあげるスタンスは必要です。好奇心ゆえに命に関わるような大きな危険に飛び込んでしまうことが無いよう、助けが必要なときは素早くサポートしてあげましょう。

◇ネグレクト(育児放棄)とは?

こちらは「保護者が養育義務を果たさずに放任している」という状態を指します。たとえば食事や必要な衣服を与えないことや、子どもを放置して長時間出かけてしまうこと、子どもの体調が悪いのに病院に連れて行かないなどはネグレクトにあたります。

子どもから発せられるサインを無視し、子どもの精神状態や健康状態について向き合っていない状態は放任主義ではなくネグレクトに当たります。言葉の暴力や身体的暴力はなくても立派な虐待にあたります。親から自分への愛情をまったく感じられないという意味では、精神的ダメージをより大きく受ける子どももいるかもしれません。

ネグレクトは子どもの人格形成にも悪影響を与えることがあるため、自立して親元を離れたあとも精神的ダメージを引きずってしまうことがよくあります。

◇放任主義とネグレクトの最大の違い

最大の違いは「子どもが主体」か「親が主体」かというところにあります。子どものためにあえて口を挟まずに黙っていてあげるのは子ども主体の考えに基づく放任主義、「忙しい」や「面倒くさい」という理由で子どもを放置しておくのは、自分主体の考えに基づくネグレクトに当たります。

放っておくという点では一見同じに見えますが、子どもにとっては感じられる愛情に明確な違いがあるはず。放任主義でのびのびと育った子供は、失敗を繰り返しつつもそれを自分で乗り越えて自尊心が養われますが、ネグレクトなどの虐待を受けて育った子どもは自尊心が低くなる傾向にあります。

★まとめ

このようにまったく異なる放任主義とネグレクトですが、子どもを放っておくことに慣れてしまったり、母親が忙しいときは気がつかないうちにその境界線を越えてしまうことも。

「子どもに任せている」というのは、子どもを信じているからなのか、自分が忙しいことや子育てに前向きになれないことによる気持ちからきているのかを今一度考えて見ましょう。

シングルマザーに限った話ではありませんが、仕事などで忙しいとついつい子育てがないがしろになり、罪悪感から「これは放任主義」と自分自身に言い聞かせてしまっている可能性もあります。たとえ放任主義であっても、子どもの状態に気を配ったり最大限の愛情を与えてあげることは忘れないでくださいね。

(文/こまち 画像/123RF)

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カテゴリ:出産・子育て

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