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再婚したら行う手続きの1つ、子どもを養子縁組するかしないかの手続きについて

再婚に伴う手続きとして、子どもを新しく夫になる人の養子にする養子縁組(ようしえんぐみ)の手続きがあります。そして、夫の養子にするかしないかで手続きが変わります。まずは、子どもを養子にするかどうかを考えておくことが必要です。そのうえで、どういった手続きをするかを知っておきましょう。

■そもそも養子にするとどうなるの?

養子という言葉を聞くと、子どもと離れて養子に出すというイメージを持ってしまいがちですが、そうではありません。再婚するので、子連れの場合は、子どもを新しくパパになる人の戸籍に入れるということです。

夫の養子とすることによって、夫の扶養義務が発生し、夫には親として子どもの生活の面倒をみる義務が生じます。また、子どもには介護など親の面倒を見る義務が生じます。また、子どもは相続権も得ることになります。さらに、大きく変わるのは、子どもが夫の名字になるということです。

逆に養子にしない場合には、扶養義務も相続権も発生しません。そして、子どもの名字をどうするか、選ぶことになります。

■養子にする場合の手続き

子どもを夫の養子にする場合の手続き(養子縁組)について解説します。まず、役所に婚姻届けを提出します。それから、養子縁組の書類を出して手続きをします。この手続きをすると、子どもは自動的に夫の戸籍に入ります。また、養子縁組の手続きは2通りあります。それが、普通養子縁組と特別養子縁組です。

・普通養子縁組

「普通養子縁組」の書類に必要事項を記入し、役所に提出します。認められれば、子どもと夫との親子関係が戸籍上も成立します。

・特別養子縁組

家庭裁判所に申立てを行います。原則として、子どもが6歳未満であることに限られています。認められれば、元夫との親子関係が法的に消滅します。新しい夫との親子関係をより強固にするものとしてこの制度がありますが、実現は極めて難しい傾向にあります。それほど、何か特別な理由を必要としているのかもしれません。そのため、ほとんどの夫婦は普通養子縁組を選ぶ傾向にあるようです。

■子どもを養子にしない場合には?

子どもを夫の養子にしない場合には、自分が夫の戸籍に入るのか、それとも夫が自分の戸籍に入るのかを決めなければなりません。それによって、やるべき手続きが変わります。

・自分が夫の戸籍に入る場合

まず、役所に婚姻届けを提出します。これによって、妻は名字も戸籍も夫と同じになります。それから、家庭裁判所に「子の氏の変更許可申立て」を行います。これによって、子どもは夫の名字に変わります。子どもの希望などで変えたくない場合は、この申立ては不要です。

そして、役所に入籍届を提出します。この手続きによって、子どもは夫や自分と同じ戸籍に入ることができます。

・夫が自分の戸籍に入る場合

役所に婚姻届けを出します。夫が移ってくるので、他に手続きは不要です。

■養子縁組で知っておくべきこと&注意点

以上が主な手続きの内容になりますが、知っておくべきことがあります。それを以下にまとめました。

・子どもが15歳以上なら子どもが手続きを行う

子どもが15歳以上なら、届出人は子ども本人になります。書類への記入や押印もすべて子ども自身が行うことになります。

・15歳未満の子どもの手続きは親権者が行う

離婚のさいの親権者が手続きを行うことになっています。つまり、ママ自身が親権者なら、養子縁組の手続きは自分がすることになります。

・監護者が別にいれば同意が必要

ママ自身が親権者であり監護者であれば特に問題はありませんが、監護者が元夫など他の人の場合は、その人の同意が必要になります。

~おわりに~

再婚にあたり、子どもを新しいパパの養子にするかどうかを決めておくことはとても大切なことです。また、再婚にあたり、夫の扶養に入るのであれば保険の手続きも別途必要になります。ひとり親でなくなることで、児童扶養手当の資格も消滅しますが、その手続きも必要になります。再婚相手と改めて必要な手続きについて見直しておくと安心です。

(文/ゆー 画像/123RF)

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カテゴリ:出産・子育て

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