出産・子育て

子育ての中心は母親? 責任は母親だけにあるのか?

シンママStyle編集部

日本は昔から男尊女卑というのがまかり通っていて、子供のしつけがなされていないのは、全て母親のせいにされてきました。知識のなさから出産も軽んじられ、不衛生な状態で出産をせざるを得なかった時代もありました。未だに女人禁制の山などがあるのが理解不能ですが、『女は不浄のもの』という事が根底にあるのでしょう。

子供を産むことが不浄という悲しい教えのようなものから、女人禁制が生まれたのだとも言われています。現代ではそのような考えがまかり通るわけはなく、出産後でも母親の心と身体のケアはなされ、行政の支援も充実しています。

時代は進化している筈なのに、子育ての範囲になると母親の責任が問われます。これは、子育てを全て母親任せにしてきた時代があったからだと思われます。それでは父親の役割とは? 「俺は働いている!家の事はお前に任せている!」というのが昭和の時代の男性のセリフだそうです。そういえば父もそのような事を言っていた記憶があります。

今回は、子育てに対する母親の位置づけというものを考えてみましょう。

■母親だからこそ味わえる喜び

「子はかすがい」とよく言われます。親にとって子供の存在は大きく、子供の為に決断することも少なくありません。又今の時代は多様化していて、敢えて子供を得ないのも生き方の一つです。仕事に人生を捧げる人だっているのですから、人生色々です。

母親が子供を出産することで、「愛おしい!」と感じるのは心だけでなく、科学的にも根拠があります。オキシトシンという言葉を聞いたことはないでしょうか?これは幸せホルモンと言って出産時に分泌されるものです。

赤ちゃんに初めてお乳を含ませた時、母親は何とも言えない幸福感に満たされます。この快感を導いているのがオキシトシンです。これは母親なら誰も体感していることだと思います。この幸福感がより子育てを頑張る源になっているような気がします。これは父親には決して味わうことが出来ないもので、出産を成し遂げた母親へのご褒美のようにも思えます。

■子育てはスキンシップが大切

上記でオキシトシンのお話をしましたが、オキシトシンを分泌させる方法はあります。出産時の幸福感は母親だけのものですが、このオキシトシンというホルモンは男女、年齢問わず分泌させることができます。ですから父親だって幸福感を得ることが出来るということです。子育てに限らず、感動して心が動いた時に分泌されるようです。

例えば映画や音楽で心が揺さぶられたりする時に、感情が高ぶってきます。コンサート会場で涙を流している女性が多いのも、オキシトシンの影響だと言えるでしょう。

動物に触れあっている時にも、幸福感というか愛おしさを感じますよね。人は大昔から群れるということが、生きていく上でとても大切だったようです。愛情も触れ合いがあればあるほど深いのではないでしょうか。子育てにはこの触れ合い、スキンシップが大事で欠かしてはいけないものです。言葉はなくても親が子を抱きしめるのは、とても大事な子育ての一部であって、お互いに素直になれる一瞬です。

抱きしめる回数が多いのはどうしても母親ですから、子育てイコール母親となってしまうのかもしれないですね。けれど心のスキンシップも大事ですから、口数の少ない父親の言葉に感激する子供がいるのも確かです。「鶴のひと声」で解決することもあるのですからね。

■まとめ

ある母親が、「今一杯抱きしめとかな!」と言っていましたが、子供が成長していくと、親離れ、子離れをしていかなければなりません。猫の子育てを見ていても、ある時期から子猫には一切母乳を与えないようになります。子猫への独り立ちを促しているもので、何か見ていて切なくなります。

人間も同じで、何時かは子離れして見守る時期がやってきます。それなら親猫のように子離れの時期まで、名一杯愛情を注いで子育てをしたいですね。ちょっと偏見かもしれませんが、苦難に襲われた時つい「お母さん!お母ちゃん!ママ!」と言ってしまうのは人間の本能なのかもしれません。

(文/たぬこ 画像/123RF)

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カテゴリ:出産・子育て

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