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妊娠中や乳児を抱えたシンママに! 子育て中に頼ってみたいホームヘルパーサービスとは?
つわりや様々な症状に見舞われる妊娠中。そして、出産してからはさらにてんやわんやな生活が続きます。一人目の出産であれ、二人目以降の出産であれ、その度に生活は一変して慌ただしいものになります。
■実家に頼れる?
妊娠後期や産後しばらくは、一般的には里帰り出産という形で実家にお世話になることが多い期間です。しかし、実親に頼れない環境の方もいるでしょう。そして、里帰りも良いことばかりではないという話もよく聞きます。私自身も里帰りを経験しました。
確かに体力面で助かることも多かったのですが、関係性が近いからこその息苦しさを感じることも多くありました。良く言えば『気楽』、悪く言えば『無神経』。精神的に不安定になりがちな時期だからこそ、嫌なところも目に付くようになるものです。
■実家に頼れない場合は?
何人目の子であれ、産後間もなくから一人で子育てを頑張っている方もたくさんいらっしゃいます。でも、産後の肥立ちを考えると少しでも手を抜くことが大事です。実家に頼れない場合は外部のサービスを利用するのも一手です。それが、『ホームヘルパーサービス(以下、ヘルパー)』です。
■ホームヘルパーとは?
各自治体や民間企業が実施している子育て家庭に特化したヘルパー派遣事業です。自治体のサービスでは、妊娠中や産後1年間が利用可能期間となっています。自治体のサービスと民間企業が実施するものの大きな違いは価格面です。自治体実施のヘルパーサービスの方が割安です。世帯収入によっては利用料金の減免もあるので、優先的に検討したいですね。
■どんなことをしてくれるの?
ベビーシッターとは異なり、子供を預かってもらうことはできません。その一方で、掃除・洗濯・料理といった家事全般はお任せすることができます。育児補助もしてくださるので、おむつ交換やミルクをあげるといったことはしてもらえます。家事をお願いしつつ、夜間眠れなかった分昼寝をすることだってできちゃうんです。
■利用開始までの流れ
お住まいの自治体に利用申請書を提出する必要があります。子育て環境のヒアリングの為の面談が必要となることがあります。支援が必要なことをしっかりと伝えるようにしましょう。支援が必要と認定がおりれば、利用を始めることができます。
産後はバタバタして手続きも後回しになってしまうことが多いです。妊娠中の方は早めに必要な手続きをチェックしておきましょう。
■その他のヘルパーサービス
最近少しずつ認知度が高まってきた『ドゥーラ』という言葉をご存知ですか? ここまでで紹介してきた産前産後ヘルパーの民間版と認識していただいて問題ありません。一部の諸外国ではメジャーな存在のドゥーラ。
価格面で割安なのは自治体実施のヘルパーサービスですが、どのような方が来るのか指名できる訳ではありません。どのような方が来るのか、どこまでのことをしてくれるのか。そうした部分を選びたいのであればドゥーラとして活動している方を探すのがおすすめです。
ドゥーラのサイトでは、お住まいの地域を選ぶとそのエリアで活動しているドゥーラを探すことができます。色々な資格を持っている方も多く、中には整体師の方も!家事とともにマッサージまでお願いできてしまうこともあるようです。費用はその分高くなりますが、気軽に出歩けない時期には助かりますね。
☆最後に
どんなに周りに頼っても大変なのが子育て。ましてやシングルマザーである私たちが担う役割や責任はさらに大きくなります。一人で頑張りすぎない、適度な息抜き、適度な手抜きはとても大切!ヘルパーを依頼することはお金がかかることですが、それに勝るメリットがあります。「疲れた」と感じたらぜひ利用を検討してみましょう。
(文/結月史奈 画像/123RF)
カテゴリ:出産・子育て
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