シングルマザーが子育てを嫌いになってしまう理由は?

Japanese girl carried in her mother’s back (2 years old)

元夫との関係にもよりますが、多くのシングルマザーがほぼ一人で子育てを担っています。逃げ道のないシングルマザーにとって、子育てを好きになれないというのはとても重いテーマ。なかには、そもそも自分の子どもを可愛いと思えず悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

今回は、シングルマザーが子育てを好きになれない理由としてよくあるものを4つまとめてみました。

■嫌いな夫に顔が似ている

子どもにはまったく罪はありませんが、子どもの顔が離婚した元夫によく似ているケースです。離婚原因が、元夫のDVやモラハラ、不倫など、トラウマとなるような理由が原因だった場合、子どもの顔をみるたびに嫌な思い出がチラついてしまいます。

このような場合は、子どもを見ても元夫を思い出さないようにするように頑張るのではなく、トラウマを乗り越える方を重視してみましょう。そのためには、嫌な記憶を消そうとするよりも、経験から得た出来事を探してみるのがおすすめです。失ったものばかりに感じられるかもしれませんが、どんな経験にも必ず教訓はあるもの。得たものを見つけ出せれば、前よりも過去に向き合えるはずです。

トラウマを克服できれば、子どもが元夫に似ていることも気にならなくなりますよ。

■世間体を気にしすぎてしまう

しっかりしている人にこそありがちですが、人に迷惑をかけることやマナーがなっていないことを悪だと思い過ぎてしまっているパターンです。子どもは、人目をはばからず泣いたり走り回ったり騒いだりするもの。子どもだから仕方がないと頭では分かっていても、社会常識からはずれた行動を生理的に受け付けられないのかもしれません。

シングルマザーのなかには、ひとり親であることで周囲から詮索を受けたり偏見の目で見られたりした経験を持っている方も多いと思います。だからこそ子どもをきちんと育てたいというプレッシャーが強く、子どもの幼い振る舞いに強い怒りを感じてしまっているのかもしれません。

マナーを教え込むことも大切ですが、子どもの無邪気さを見守ってあげられるようにもう少しゆったり構えてみましょう。

■生活の変化を受け入れられない

子どもが生まれることで日常はがらりと変わります。とくに乳幼児の間はすべてが子供中心にならざるを得ません。日々きちんと時間管理をして計画的に行動していた方にとっては、予定通りに行かない子育てを苦痛に感じてしまいがち。

子どもの行動パターンは予測不可能です。まずは、無意識に計画を立ててしまう癖を意識的に改善してみましょう。時間管理よりもタスク管理にして優先順位をつけ、重要度の高いものから片付けていく方がおすすめです。

■子ども同士を比べてしまう

決して珍しくはないケースですが、二人目の子どもが生まれてから上の子を可愛がれなくなったと感じている方もいます。一度その気持ちを自覚してしまうと、罪悪感でますますどう接していいか分からなくってしまうことも。二人の子どもがいるのに、一人しか可愛いと思えないのは子どもにとっても親にとっても辛いものがあります。

こうなってしまった原因は、二人目の子どもが乳幼児のときに、騒いだりはしゃいだりする上の子を育児の邪魔として認識してしまったことによるかもしれません。母性本能がゆえに、乳幼児を守らなければと思うあまりに上の子を遠ざけてしまった可能性があります。

この場合は、上の子と一対一のかかわりを改善しようと努めるよりも、下の子を含めた3人の関係性をうまく構築するように努力してみてはいかがでしょうか。家族みんなで良い関係が築けるようになれば、自然と上の子との関係も改善されるはずです。

☆まとめ

子育てを好きになれないという問題は、誰にでも起こりうることですがなかなか人に相談しづらい悩みでもあり、根深い問題です。ですが、罪悪感を抱え込むほど気持ちはマイナスになりがち。原因を探りつつ、丁寧に対処していくことが大切です。

(文/こまち 画像/123RF)

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