出産・子育て

中学生までの子育てにかかる金額はどれくらい?

 

子どもの将来を考えると、貯金はあればあるほど安心です。でも、安定的に十分な収入を得られていないシングルマザーにとっては、すぐに十分な蓄えを確保することが難しいことと思います。できれば、子育て費用にかかるだいたいの金額を把握し、余裕を持って貯金を始めておきたいところ。

 

そこで今回は、実際のところ子育てには一般的にどれくらいの費用がかかるのかを、平成22年に行われた内閣府による「インターネットによる子育て費用に関する調査」をもとにまとめました。

 

■「インターネットによる子育て費用に関する調査」の対象は中学生の子供を持つ親まで

 

こちらの調査は、インターネットを通じたアンケートを通じて、0才〜中学3年生までの子どもを持つ親を対象に行われました。家庭の所得別に区分するほか、子どもの年齢も「未就園児」「保育所・幼稚園児」「小学生」「中学生」に区分して、それぞれの項目別にかかる費用と結果をまとめています。現在のところ、平成22年3月に行われたものが最新の調査です。

 

■子育て費用の項目

 

調査では、子育てにかかる費用をこまかく分類して結果を分析しています。大きな区分は以下の通りとなります。

 

1衣類・服飾雑貨費

2食費

3生活用品費

4医療費

5保育費

6学校教育費

7学校外教育費

8学校外活動費

9子どもの携帯電話料金

10お小遣い

11お祝い行事関係費

12子どものための預貯金・保険

13レジャー・旅行費

14妊娠中の出産準備費

15出産関連費

16出産関連費助成金受給額

 

■子育て費用がもっともかかるのは中学生。早めの貯金が大切

 

対象者全体を平均した結果によると、年齢区分別にみる一人当たりの子育て費用の年間総額は以下の通りとなっています。

 

未就園児:843,225円

保育所・幼稚園児:1,216,547円

小学生:1,153,541円

中学生:1,555,567 円

 

所得別の区分を外して平均化すると、子ども一人当たりに年間およそ100万円程度の子育て費用がかかっていることが分かります。このように見ていくと、年間の子育て費用がもっとも高いのは中学生。「食費」に加えて「学校教育費」や「学校外教育費」などの割合が増える傾向にあるようです。「学校教育費」は主に部活動や修学旅行など、「学校外教育費」は予備校にかかる費用の割合が大きいようです。さらに、「お小遣い」や「子どものための携帯電話料金」などのウエイトも大きくなりつつあります。

 

中学生でかかる費用は、未就園児にかかる費用のおよそ1.5倍です。子どもが幼いうちは助成金や手当の制度が充実していますが、こうした手厚い支援もだんだんと無くなっていくもの。子どもの将来のために、余裕を持って貯金計画を立てておきましょう。出産祝いや乳幼児の間にもらえる手当などは、使い切らずに将来を見越してできる限り貯金に回しておいたほうが安心です。

 

一方、未就園児は「生活用品費」などに加え、実はもっとも大きな割合を占めるのが「子どものための預貯金・保険」です。これらには貯金に学資保険、生命保険などが含まれています。世帯年収が高いほどこの項目への支出は増える傾向にあるようです。シングルマザーは、子どもの将来に備えて多めに保険に入っている方も多いのではないでしょうか。積立型は少々お高めですが、満期返戻金がプラスになって帰ってくることも。貯金のような感覚で利用しやすいですよ。

 

■まとめ

 

家計に占める子育て費用のウエイトは大きく、子どもの成長に連れて増えていく傾向にあるようです。将来困らないためには、子どもが幼いうちにもらえる手当などを上手に活用し、早めに貯金をしておくことが大切。特に、予備校や習い事などに通わせるなどして教育に力を入れたいなら、備えには余裕を持っておきたいところです。私立高校や大学への進学を目指すなら、さらなる貯金を目指す必要があります。

 

年間約100万円と聞くとかなり厳しく感じられますが、節約術などをフル活用すれば、食費や生活用品費などは平均を下回ることも十分可能です。将来を見越して早めの貯金を心がけてみましょう。

 

 

(文/こまち 画像/123RF)

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カテゴリ:出産・子育て

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