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シングルマザーが忘れたくない、子育ての本当の意味を見失わないために
毎日忙しく過ごしている中で、子どもを育てる楽しさや余裕を失ってはいませんか。子育てで大切なことっていったいどんなことがあるのでしょうか。子育ての本当の意味を見失わないために考えておきたいことをまとめました。
■ママが余裕を持っておくこと
日々の生活でいっぱいいっぱいになってしまうと、子どもと笑顔で接することが難しくなりがちです。また、子どもが「ママ!」と話しかけても返事をしてあげたり答えてあげたりする時間が持てなくなることもあります。子どもはただママからの愛情を受け取りたいだけ、そうわかっていても、余裕がなかったらすれ違ってしまうことはよくあることです。
そうはいっても、今の暮らしや仕事が変わらない以上、難しいのではないかと思うママもいるでしょう。せめて昔のように同じ境遇の人や近所の人が「面倒みていてあげる!」と助けてくれる環境であれば今よりも楽になるのではないでしょうか。
たとえば、シングルマザー向けのシェアハウスでは、同じシングルマザー同士が助け合っているところもあります。Aさんが子どもを見られない間は、BさんがAさんの子どもをBさんの子どもと一緒に見てあげているような状況です。もちろん、Bさんが忙しい時はAさんがその代わりをすることだってあります。
あるいは、シニア向けシェアハウスでも、子育てがひと段落した余裕のある世代のママが優しく接してくれることで、心も時間も余裕ができたというシングルマザーの方もいるようです。平日夜ご飯を作ってくれるサービスがあるところや保育園の送り迎えをしてくれるところもあるようです。そういったサービスを利用できれば、時間的にも余裕ができて、子どもとの時間が取りにくいシングルマザーの助けにもなります。
■ママと子どもで「大好き」と言える習慣作りを
どんなに大好きな子どもでも、憎たらしいことを言ったり反抗したり、言うことを聞かなかったりする子どもってよくいますよね。実際には相性が悪いだけかもしれない、でも、他人ではない実の子どもです。子どもはどんなに反発していても、実は親からの愛情を受け取りたいと思っています。
だから、難しくても常に「ママはあなたのことが大好きだよ。」ということを伝えていかなければならないのです。子どもはママからの無償の愛のメッセージを受け取っていないと、大人になった時に、母親に素直に気持ちも伝えられず、そのことに苦しむようになります。
子どもが大きくなるにつれて、ストレートに愛情表現がしにくくなりがちです。可能であれば、今からすぐにでも子どもに愛情表現をする習慣をつけていくことがおすすめです。
■ひとり親になれたからこそ幸せ、笑顔で過ごす
以前は、ひとり親のことを片親と呼ぶなど、子どもには両親そろっていることが幸せだと考えられる風潮がありました。しかし、夫がいるのに寂しい思いをするほうが1人よりもずっと寂しいかもしれません。子どもに父親がいなくても、周りに子どものことを思ってくれる人がいるなら十分なのかもしれません。そういう風に気持ちを切り替えると、あるべき家族の形なんてなくて、そこにとらわれる必要などないのではないかと思えます。
「家族」って何なのでしょうか。気の合った者同士が一つ屋根の下で暮らし、けんかしたり夕食を一緒に食べたり笑いあったりして日々を過ごすものだと考えたら、母子家庭だって新しい家族の形として社会で認められるべきかたちではないかと思います。
離婚したことでむしろ幸せに生きていける、と胸をはって過ごすことで、自然と笑顔も生まれます。ママがはつらつと笑顔で生きている姿を子どもも見て、明るくなれます。そういう意味では、ママ次第で子どもは変わるのかもしれません。
~まとめ~
シェアハウスや再婚、離婚などでいろいろな形の家族があります。それでも、幸せに毎日笑顔で過ごせるなら、子どもにとってそれ以上のことはないはずです。子どもにたっぷりの愛情を注ぎ、「大好きだよ。」と伝えることは、子どもに自信と人を愛することの大切さを教えます。まずは、ママ自身に時間と心の余裕ができることが必要です。いろんな周りの人の助けを借りて、子どもとの時間を持てるといいですね。
(文/ゆー 画像/123RF)
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カテゴリ:出産・子育て