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子育てを間違えたかもしれない、と悩むシングルマザーの方に贈りたいメッセージ
反抗期がひどい、すぐ嘘をつく、など子どもがびっくりするような行動をとった時に、子どもを女手一人で育ててきたシングルマザーは、「自分の子育ての仕方が悪かった」と悩むかもしれません。なんとかして、子どもを素直にさせたい、話し合いたいと思うでしょう。
人それぞれだから解決策がこれというのは難しいものがありますが、いろいろと試してみる良い機会ではないでしょうか。そんな悩めるシンママさんに贈りたいメッセージをのせました。
■親はあきらめないこと
母子家庭だからといってひもじい思いはさせたくないと、必死で働いてそれなりに稼いで、子どもにいろいろな体験をさせることが大事だと思っていました。でも、何よりも響いたのは、子どもが反抗しても何をしても、あきらめずに必死に子どもに向き合ったことでした。
親子で言い争いになっても、扉をばんとしめて部屋に引きこもってしまっても、子どもは親の反応をしっかり見ているんですよね。ここで親がもう無理だとあきらめてしまうと子どもは絶望してしまいます。
自分がどんな行動を取ってもあきらめずに向き合ってくれる、守ってくれる親がいてこそ、子どもは安心できるのです。どんなに対立しても、自分を想ってくれているという希望は抱かせてあげてください。きっと今が一番きつい時かもしれません。でも、ママも希望を持って、子どもと一緒にゆっくり歩んでほしいです。
■親子であっても適切な距離感を
子どもも1個人であって、親のものではありません。そこをまず認めてあげること。ママにも、親であっても人に入ってきてほしくないテリトリーってありませんか。実は子どもにも子どものテリトリーがあって、そこに親がずけずけと入って頭ごなしにしかったりするものなら、親から離れたいと思ってますます親子の距離感が離れていってしまいます。
ある年齢になってきたら、子どもが自分で考えて行動できるようになってきたら、その手を少し話して見守ることも大切です。子どもを信頼してあげることです。
■子どもの立場になって考える
子どもと意見が衝突することもあるでしょう。反論してくることだってあるかもしれません。でも、それができるようになったことは賢くなった証拠ですよね。
大人の立場でついあれこれと言ってしまいがちですが、ここはちょっとおさえて、子どもと自分とを入れ替えて考えてみます。自分が子ども(相手)だったらどうするか、と子どもの立場になって返答する意識を持ってはどうでしょう。
■自分を責めるのはやめて、自分の好きなことを見つける
がんばりすぎていると、疲れ果てて子どもの気持ちまで見失ってしまいがちです。そんな時に子どもとやりあってうまくいかないと感じると、自分を責めて暗くなりがちです。子どもって、いくつになっても母親の笑顔が好きだと聞きます。ただ生きてそこにいるだけでいいと言われています。
こうあるべきだと色々言う人もいますが、まずはママ自身が自分を大切にしてください。そのために、好きなことを見つけてみるのもいいのではないかと思います。自分の人生も楽しまないと。子どもばっかりにならなくなると、もう少し子どもを冷静に見られる日がくると思います。
■親も少しずつ子離れを
反抗期は親離れに必要な過程だと言われています。子どもも少しずつ自立に向けて歩んでいるのです。だから、反抗的な言葉を言ったり親と対立したりします。でも、親を悩ませようとか困らせようとかいう気持ちはまったくないはずです。
本当に伝えたいことはちゃんと伝えて、あとはほどほどにでいいと思います。親の想いはあるけれど、あまり感情的にならずに押し付けたり追い詰めたりしないことです。子どもはいずれわかる日が来ます。
~まとめ~
ここにあるメッセージは、子育て相談のコミュニティより何人かの親ごさんやシングルマザーさんの意見を子育て中の自分の意見も含めて集めたものです。いろんな考え方がありますが、共通しているのは、子どもを認め、頭ごなしにしかったり感情的に怒ったりしないことです。
子どもはちゃんと親の背中を見ています。あれこれ口うるさく言いたくなりますが、子どもが困った時に手を差し伸べてやる、親ってそんな存在でいいのかもしれません。あきらめず、突き放さず、でも適度な距離で見守ってあげたいですね。難しいけれど、少しずつ頑張っていきましょう。
(文/ゆー 画像/123RF)
カテゴリ:出産・子育て
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