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誰が支給される?特別児童扶養手当の申請基準・方法

障害を持った方々のための制度はいくつか存在しますが、どれも似たような名前で分かりにくく思っている方は多いはずです。この記事では、障害を持った方々のための手当の中で最も基本となる特別児童扶養手当について説明します。

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▼特別児童扶養手当ってなに?いくらもらえるの?

特別児童扶養手当とは、精神または身体に障害を持つ児童がより良い生活を送るために、彼らの保護者に支給されるお金です。障害はその程度によって重度の方から1級と2級に分類され、それぞれ支給額が異なります。国によって作られた制度ですが、申請手続きは各地方自治体で行います。

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名称のよく似た制度として、「児童扶養手当」がありますが、これは離婚などにより父母両方と共に生活していない児童のために支給される手当であって、「特別児童扶養手当」とは全く異なる制度です。

 

▼障害の程度1級と2級の決め方

障害の程度1級、2級は、視力、聴力、上下肢、精神状態などについて設けられた基準に基づいて分類されます。以下基準となりますので参考にしてください。

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▼どんな人が支給される?支給条件

特別児童扶養手当の対象者は、上で示した1級または2級の障害を持つ20歳未満の児童を育てている保護者です。また居住地・所得などについて条件が存在します。

  • ・児童・保護者ともに日本国内に居住している
  • ・障害児が児童福祉施設等に入所していない
  • ・障害児が当該障害を支給事由として年金を受けとっていない
  • ・前年度の所得制限(毎年8月に所得状況届の提出義務)

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▼どうやって申請する? 申請から支給まで

申請を行う場所は、各地方自治体の福祉担当窓口です。障害福祉課障害者在宅サービス係や福祉部障がい者福祉課など自治体によって名称が異なるので注意してください。

申請に最低限必要な書類は以下の通りです。住民票の写しや住民税課税証明書が必要になる場合がありますので担当窓口の指示に従ってください。また、自治体によってはHPでダウンロードできる所定の形式の診断書を指定している場合があるのでご注意ください。

  • ・申請者と障害児童の戸籍謄本
  • ・申請者名義の預金通帳(普通口座または当座口座)
  • ・朱肉を使う印鑑
  • ・診断書
  • ・マイナンバー制度に伴う本人確認書類

申請後、医師による診断書の審査が行われて支給が決定されます。

 

▼いつ支給されるの?最短でいつもらえる?

支給月は、4月・8月・11月の年3回です。各支給月10日頃に、前月分までの支給額(通常4か月分)が、申請時に指定した本人名義の口座に振り込まれます。

申請した翌月分から支給されるので、支給決定が最短で進むと2か月後の10日頃に受け取ることが出来ます。例えば、2月に申請を行えば、翌月の3月分が支給対象となり、4月10日頃に第1回目の支給を受け取ることが出来ます。

 

いかがでしたでしょうか。特別児童扶養手当は明確に障害の程度の基準が公表されていて、受給できるかどうかの予測がつきやすい手当の一つです。また、障害児向けの手当の中で基本的な手当となるので、積極的に制度を理解して、誰もが安心して暮らせるようになればと思います。