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シングルマザーの9割が受け取っている児童扶養手当とは?

ひとりで働いて、お金を稼いで、子供を育てるのってとても大変ですよね。そんな大変なシングルマザーを経済的に助ける制度がいくつも存在します。この記事では、その中で最も有名で手厚い支援制度である児童扶養手当について説明します。

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▼児童扶養手当って何?いくらもらえるの?

児童扶養手当とは、父または母のいない児童や父母がいない児童を養育している場合に、児童の福祉の増進を図ることを目的として、地方自治体によって支給されるお金のことです。国によって定められた制度ですので、どの自治体でも支給額は同じです。

支給額は、子供の数、所得額によって次のように変わります。

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一部支給には支給額の幅がありますが、これは申請者の所得によって決定されます。その計算は煩雑ですので、実際に区役所の担当課(こども家庭支援課・こども家庭相談課など)に行って相談するのをおすすめします。

どのような人が支給されるの?

児童養育手当が支給される人は、日本国内に住所があって、下のどれかに該当する児童を養育している人です。

  • ・父母が婚姻(内縁関係を含む)を解消
  • ・父または母が死亡
  • ・父または母が重度障害
  • ・父または母の生死が不明
  • ・父または母から1年以上遺棄
  • ・父または母が裁判所からのDV保護命令
  • ・父または母が1年以上拘禁
  • ・婚姻によらないで生まれた児童
  • ・父母が不明

逆に日本国内に住所がなかったり、内縁関係にあったりしたり、児童が児童福祉施設に入所したりして一緒に生活をしていない場合は支給されません。

▼申請方法と手続き期間

申請を行う場所は、区役所内にある、こども家庭支援課・こども家庭相談課・保健福祉課などの課であることが一般的です。

申請時に必要な書類は以下の通りです。

  • ・申請者と対象児童の戸籍謄本・抄本
  • ・申請者と対象児童が含まれる世帯全員の住民票の写し
  • ・申請者、配偶者及び扶養義務者の前年の所得証明書
  • ・預貯金通帳
  • ・マイナンバー制度における本人確認書類
  • ・印鑑

※戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)や住民票の写しは、本籍地のある役所で取得するか、マイナンバーカードを用いてコンビニで取得することが可能です。

申請後、必要書類の審査が行われ、認定されると決定通知が送付されます。

書類に不備がない場合で、申請から決定通知を得るまで3か月程度かかるといわれています。認定された場合は、認定の翌月以降に、申請月の翌月分から手当が支給されます。つまり、最初の手当がもらえるのは、申請から最低4カ月目以降ということです。

支払いは年3回で、4月・8月・12月に前月までの4か月分が指定口座に振り込まれます。

▼児童扶養手当の不正受給が問題になっています

子育て期のお子さんを持つ親世代の年齢は、20代から30代が多いはず。一人で生活をしていたら素敵な人が現れて、恋愛関係に落ちていくこともいたって自然な成り行きです。結婚も視野に入れて同棲することもありうる話です。もし仮に、このとき児童扶養手当を受給していたら十分に注意をしてください。

最も多く児童扶養手当が支給されるケースは、婚姻(内縁関係を含む)を解消している人に対して支給される場合です。多くの自治体で、同棲や事実婚は内縁関係として認められていて、仮に児童扶養手当の受給中に同棲していることが発覚すると、同棲期間の手当の返還を求められています。

ばれないから大丈夫というわけでは決してなく、悪質な場合には罰金や懲役まで至るケースが報道されています。同棲やシェアハウスなど少しでも生計に変化があったら、最寄りの区役所の担当課に児童扶養手当について相談した方が良いでしょう。

▼まとめ

9割のシングルマザーが受け取っているといわれる児童扶養手当。その支給対象者の幅広さ、支給額の多さから利用するのは当然のことです。まだ支給を受けていない人は、一刻も早く最寄りの区役所に向かい、申請手続きを行うのをおすすめします。