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就学援助で子育てにここまで余裕が生まれる!

公立の小中学校でさえも9年通わせると300万円以上のお金がかかるといわれています。また、私立に通わせた場合は倍以上のお金がかかります。もし教育費が少しでも安くなるということがあれば、こんなに嬉しいことはありませんね。 今回は、そんなみなさんの強い味方となる就学援助制度を紹介します。

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公立の小中学校でさえも9年通わせると300万円以上のお金がかかるといわれています。また、私立に通わせた場合は倍以上のお金がかかります。もし教育費が少しでも安くなるということがあれば、こんなに嬉しいことはありませんね。

今回は、そんなみなさんの強い味方となる就学援助制度を紹介します。

 

就学援助制度って何?

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就学援助制度とは、文部科学省により、学校教育法に定められた「経済的理由によって、就学困難と認められる児童生徒の保護者に支援を与えなくてはならない」との考えのもと、児童生徒の就学を支えるための制度です。

現在では各市町村主導で行われています。

そのため、国として統一的な基準はなく、各自で居住する市町村の自治体に確認する必要があるため情報収集には注意が必要です。

 

就学援助制度の内容は?

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主な援助は、学校教育を円滑に実施するための費用の補助です。具体的な補助対象品目は、学用品費、体育実技用具費、新入学児童生徒学用品費等、通学用品費、通学費、修学旅行費、校外活動費、医療費、学校給食費、クラブ活動費、生徒会費、PTA会費などです。

 

具体例から紐解く

具体的にいくらくらい受給できるのか気になるかと思います。

東京都板橋区を例にして見ていきましょう。

まず学用品費は小学生が14760~18480円/年、中学生が29520~33240円/年もらえます。また、通学費に関しては、実費額もらえ、修学旅行、移動教室に関しても上限はありますが実費額もらえます。

その他にもいろいろあり、年に5万円以上支給されるということもあり得ます。

とても充実していますね。

注意点は、市町村によって、援助対象者の分類が行われそれぞれの援助内容が異なる場合があることがあります。一部の補助が受けられない可能性があります。

 

就学援助を受けられる基準とは?

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どのような人が就学援助を受けられるのか気になりますよね。

文部科学省が定めている基準においては、要保護者と準要保護者が就学援助を受けられるということになっています。

要保護者とは、生活保護の対象者という定義がなされています。

一方で準要保護者は、生活保護の対象者に準ずる程度の困窮者ということで定義は市町村の自治体に委ねられています。

この時点で、生活保護の受給者が就学援助を受けられるということは分かりましたが、それに準ずる者という定義が曖昧で自分が就学援助を受けられるのかわかりにくいと思うので、例を取って解説していきたいと思います。

具体例から紐解く

東京都板橋区の例を取りたいと思います。板橋区では、援助を受けられる対象の人を生活保護の対象者と、板橋区教育委員会が定める所得基準以下の方と定めています。

その上で、所得基準の例も出してくれています。

パターン①

母親が30歳で小1の子供がいる母子世帯の場合が想定されており、このとき所得基準額は2868000円となっています。

パターン②

母親が35歳で小1と小3の子供がいる母子世帯の場合が想定されており、このとき所得基準額は3612000円となっています。

家族構成や年齢によって違いますが、目安として自分の年収と照らし合わせて考えてみるとより身近に感じられると思います。

 

就学援助の受給に必要な手続きとは?

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必要な手続きに関して確認していきます。

注意してもらいたいことは各市町村によって就学援助の手続きは違うということです。

目安として知るために、今回も先ほどと同様に東京都板橋区の就学援助制度を例に取りたいと思います。

板橋区ではまず前提条件として、以下のものがあります。

①区内の住民票を持っていること

②税の申告を済ませていること

その上で、手続きを確認していきます。

新しく受給を希望する方は、4月上旬に学校から配布される「就学援助費受給希望調書兼委任状」に必要事項を記入し担任の先生に渡した後、申請書がもらえ、申請書を提出すると、7月上旬に判定結果が出て受給できるか決まるという形になっています。

板橋区立以外の国公立小中学校に通学されていて援助を希望する人は、「就学援助費受給希望調書兼委任状」に必要事項を記入し、学務課学事係に提出し7月上旬の判定結果を待つという流れになります。

手続きとしては単純な書類提出なので、あまり面倒がかからないところは良いでしょう。

 

最後に

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シングルマザーの平均年収は平成22年時点では223万円と厚生労働省が発表しているのを考慮すると、多くのシングルマザーが就学援助受けられることでしょう。ぜひ、近くの自治体に問い合わせてみてください。