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その症状は風邪のサイン?悪化させないための対策

人間が一年中かかりやすい風邪。風邪を完全に防ぐことは難しいですが、僅かでも風邪を引きにくくすることや風邪を引いた後悪化させず、少しでも早く回復することは可能です。今回は風邪のサインと対策について詳しく紹介します。

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老若男女問わず人間が一年中一番かかりやすい病気は風邪でしょう。日常の少しの不注意だけでも風邪になることがあり、かかった後は生活や仕事パフォーマンスに支障を来す非常に厄介な病気です。風邪を完全に防ぐことは難しいですが、僅かでも風邪を引きにくくすることや風邪を引いた後悪化させず、少しでも早く回復することは可能です。今回は風邪のサインと対策について詳しく紹介します。

(1) どんな症状がでたら風邪?

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風邪になったらどんな症状が考えられるでしょうか。鼻水、頭痛、倦怠感、せき……これらすべて風邪の症状になりえますが、多くの場合外れでもあります。単なる鼻水がとまらないのであれば鼻炎の可能性もあり、倦怠感だったら日常的にもたまに感じることはあります。ではどう判断すればよいのでしょう。

風邪の一般的初期症状は、鼻やのどの不快感から始まります。呼吸器官の粘膜で炎症が起きると、くしゃみや鼻水、鼻づまりの症状が見られるようになり、せきやたん、のどの痛みもそれに続いて現れます。風邪の症状が進行していくと、発熱、寒気、頭痛、筋肉痛そして関節痛を感じるようになります。しかし、人によっては鼻づまりもしくは頭痛のみの症状でとどまることもあるので、そういう場合に関しては、風邪かどうかは一概には言えません。風邪に関する典型的な症状が多く出れば出るほど風邪である可能性が高くなるので、風邪では?と疑うようになったら自己判断ではなく医師の診断を仰ぎましょう。

(2) 風邪を引いてしまうメカニズム

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人間はどうして風邪を引くのでしょうか。そのメカニズムに関して説明していきます。

人間の体には鼻、のど、気管、気管支、肺と言った呼吸器官があります。これらの器官は外気を吸い込み、体に必要な酸素を取り込んで二酸化炭素を排出しますが、吸い込んだ空気にウイルスや細菌が含まれることが多くあります。普通、呼吸器官は粘膜の粘液でウイルスや細菌を付着し、繊毛運動によって外に出しますが、物理的防衛機能ではどうしてもガードしきれないことがあるのです。そこで人間自身は侵入したウイルスや細菌を認識し、除去しようとします。ここから風邪の諸症状が現れるようになります。まず粘膜内部はウイルスと戦っていると炎症が起こり、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が現れます。体の免疫システムが活発にウイルスと戦う時に、たくさんのエネルギーを使用するため、発熱が起きます。このように、風邪を引くのはウイルスの働きではなく、あくまでも体自身の反応であるのです。実質無害のウイルスにも反応しているので、風邪はよくかかってしまうといえます。

 (3) 風邪を引いてしまった時の治し方

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季節の変わり目になるたびに風邪を引く人間も、年中風邪をめったに引かない人もいます。風邪をよく引く人は予防対策をしっかり行うのと同時に、風邪を引いてしまった時は早く治すように工夫しましょう。

風邪を引いたとき最も大事なのは休養です。手元の仕事と宿題を置いておいて、しっかり休みましょう。体がウイルスと戦っている時には膨大なエネルギーを消費するので、仕事していると戦闘に使えるエネルギーが減ってしまいます。休養する時は体を温かくしましょう。発熱するのはエネルギー消費量が多いのもありますが、免疫細胞がこの温度でよく働くのも一因です。そのため、せっかく作りだした熱を逃すと体はまた熱を作り出さざるを得ず、余計なエネルギーを消費してしまいます。

風邪を引いたとき食欲不振に陥るのはよくあることですが、食事はしっかりとらなければなりません。食事は栄養バランスを考慮し、揚げ物や焼き物は控えましょう。ビタミン系の栄養素は免疫システムを構築する上で大事なものなので、気にして摂取するようにしましょう。

(4) 最後に

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風邪を引いて、いくら学校や仕事を休めるからと言って良い気になる人はいません。風邪を頻繁に引くと心臓病につながりやすいことが最近の研究で判明されているので、できるだけ風邪を引かない努力が求められます。普段からしっかり睡眠をとり、食事をし、運動を心がけ、免疫力を増強することが肝心であるでしょう。