221

シングルマザーの現状って世界的に見てどうなの!?

日本では増加傾向にあるというシングルマザー。世界では一体どうなのでしょうか? 今回はあまり知られていない世界のシングルマザー事情についてご紹介しましょう。

221

日本では増加傾向にあるというシングルマザー。世界では一体どうなのでしょうか? 今回はあまり知られていない世界のシングルマザー事情についてご紹介しましょう。

 

(1)シングルマザーって世界的に見て増えてるの?

222

日本だけでなく、シングルマザーは世界各国にも存在します。日本ではシングルマザーは年々増加傾向にありますが、世界的に見てもシングルマザーの数は増えてきているようです。

日本では出産=結婚という考えが強く、また、婚外出産も社会道徳的にまだまだ認知がされていないために、ほとんどの日本のシングルマザーは出産後の離婚を原因にシングルマザーとなっています。

一方世界では、欧米、特に北欧を中心に出産と結婚は必ずしも結びついていない文化にあります。結婚しているのと同様一緒には暮らすものの籍はいれないという「事実婚」も多く、婚外出産もめずらしいことではないので、日本に比べてシングルマザーの数は多くなっています。

 

(2)日本のシングルマザーの現状って?

223

このように、シングルマザーに対するイメージは日本と世界では異なっていることが分かります。

では世界と比べたときの日本のシングルマザーの現状とはどのようなものなのでしょうか?

厚生労働省による全国調査によると、日本のシングルマザーの数は約124万世帯(2011年度)で年々増加しており、40年前に比べると約2倍になっています。

そして日本のシングルマザーの特徴として挙げられるのが、「貧困」だということです。統計データによると、日本の母子家庭・父子家庭における貧困率はなんと54.6%(2014年厚生労働省)。この値は世界でもワーストワンとなっています。デンマークでは6.8%、貧困率第二位のアメリカでもその割合は50%以下となっていますから、今の日本においてのひとり親世帯は、経済的に非常に厳しい状況にあると言えるでしょう。

先に述べたように、海外ではシングルマザーといっても事実婚であったり実質夫として経済的に支えてくれる人がいる場合が多いです。それに比べ、日本では約8割が離婚を原因としてシングルマザーになっており、女手ひとつで家事に育児に仕事をこなしている場合が大半だといえます。

統計的にも、シングルマザーの年収は平均で181万円、これに児童扶養手当などの社会保障支給を含めても平均で223万円と決して裕福とはいえない生活をしていることが分かります。女性が安心して一人で子育てを行える社会にすることが今後の日本の課題とも言えそうです。

関連記事:社会はこう変わっている!数字で見るシングルマザーの「率」

 

(3)世界的に見たシングルマザーの現状は?

224

世界的に見てシングルマザーは増加する傾向にあるということは先ほどご紹介しましたが、海外、特に欧米におけるシングルマザーの増加率は驚くべきものがあります。

例えばフランスの場合、1980年には11.4%だった婚外子の割合は、2008年には52.6%、イギリスでも同じ28年間で11.5%から43.7%に増加しており、シングルマザーを取り巻く事情にかなり顕著な変化が見られることが分かります。

原因の一つとして、日本ではまだまだ強い婚外子に対する差別や偏見が、これらの国では弱まってきていることが挙げられるでしょう。

欧米では、社会全体としてもシングルマザーを積極的に支援していこうという動きが広まっており、国としてもシングルマザーにやさしい政策をとるところは多い。イギリスなどでは「パートナー制度」といって籍は入れないが事実婚をしている相手をパートナーとして申請する制度も存在します。

結婚のかたちも様々に変化している現代、日本も今後事実婚などのかたちについて柔軟な対応が求めらることになるでしょう。

 

(4)最後に

225

シングルマザーを取り巻く環境は国によってそれぞれ。とはいえ日本の深刻な貧困率の高さは早急に解決すべき課題なのかもしれないですね。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。シンママStyleでは、シングルマザーの支援制度や節約のコツなどを紹介しているので、こちらもぜひチェックしてください。

 

関連記事:

月15万円未満で暮らす!シングルマザーのための生活費節約術

総額18万!?図解で学ぶシングルマザーが簡単に受けられる8つの支援制度

シングルマザーが子供3人を育てる為にかかる費用と補助制度